院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

定年制に対する疑義

2008-10-04 15:27:27 | Weblog
 会社や役所の定年制になぜみな疑問を呈さないのか不思議である。

 年金暮らしがそんなに楽しみなのか?フランスのトラック組合が定年制についてストライキをやったことがある。

 どんなストライキかというと、フランスのトラック運転手の定年を55歳からもっと引き伸ばそうとする動きへの反発によるストライキだった。

 どうもフランスのトラック運転手は定年を楽しみにしているようである。それにひきかえわが国ではどうか?

 60歳定年を楽しみにしている人がどれくらいいるだろうか?みな、まだまだ働けると思っているのではないか?

 定年とは年齢によるクビということである。見方によっては理不尽である。でも、それに文句を言う人は少ない。だから、私が言う。

 働ける人には働いてもらったほうがよい。若い人が入りにくくなるというのは屁理屈である。

 役員にはなぜ定年がないのか?自営業者にはなぜ定年がないのか?

 昔はわが国でも定年を楽しみにしている層があった。それは年金や恩給が高かったからである。今はそうではない。

 だったら、定年制を廃止すべきである。

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