ドラマ「南極大陸」の2回目は面白くなかった。前回は南極観測船「宗谷」へのノスタルジーから、けっこう懐かしく見たけれども、今回はストーリーの粗雑さが目立って、あまり楽しめなかった。どんな点に私が疑問を感じたか、以下に列挙する。
(1)海が地震のように突然荒れて、また突然静かになるということがあるのだろうか?ドラマでは、そのようにしか見えなかった。
(2)タロ、ジロがやたらに出てくるが、今後のストーリー展開の伏線であることが見え見えだった。
(3)越冬しないというのが政府の方針だったが、それが隊員の熱意でくつがえるときの必然性が感じられなかった。
(4)赤ん坊が生まれて、初めて双子だったと分かるのだが、あの時代、超音波診断装置はなかったけれども、双子であるかどうかは、胎児の心音で妊娠中に分かるはずだ。
(5)隊員たちは仲間割れするようなメンバー構成だったが、船の事故をきっかけに団結した戦友のようになる。あまりにお手軽で、そこへの持って行き方が幼稚である。
以上は原作が悪いのか、脚本が悪いのか、それともプロデューサーが悪いのか考えてみた。確かに脚本は悪い。でも、一番悪いのはプロデューサーだと感じた。
キムタクはかっこ良過ぎて東大助教授には見えない。京大教授役の香川照之さんは、最初は学級肌だったが、2回目から策士臭が強く、こんな大学教授はいないという感想をもった。
(1)海が地震のように突然荒れて、また突然静かになるということがあるのだろうか?ドラマでは、そのようにしか見えなかった。
(2)タロ、ジロがやたらに出てくるが、今後のストーリー展開の伏線であることが見え見えだった。
(3)越冬しないというのが政府の方針だったが、それが隊員の熱意でくつがえるときの必然性が感じられなかった。
(4)赤ん坊が生まれて、初めて双子だったと分かるのだが、あの時代、超音波診断装置はなかったけれども、双子であるかどうかは、胎児の心音で妊娠中に分かるはずだ。
(5)隊員たちは仲間割れするようなメンバー構成だったが、船の事故をきっかけに団結した戦友のようになる。あまりにお手軽で、そこへの持って行き方が幼稚である。
以上は原作が悪いのか、脚本が悪いのか、それともプロデューサーが悪いのか考えてみた。確かに脚本は悪い。でも、一番悪いのはプロデューサーだと感じた。
キムタクはかっこ良過ぎて東大助教授には見えない。京大教授役の香川照之さんは、最初は学級肌だったが、2回目から策士臭が強く、こんな大学教授はいないという感想をもった。