ボランティアセンターのYさんを支える会

なごやボランティア・NPOセンター(指定管理者NPO法人ワーカーズコープ)の『ホームレス職員』ことYさんを支える会です。

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NPOセンター労組書記長解雇事件、半年経過

2010-03-29 | 最新情報
http://www.janjannews.jp/archives/2960886.html

NPOセンター労組書記長解雇事件、半年経過

さとうしゅういち

『なごやボランティア・NPOセンター労組書記長解雇事件』で、Yさんが地位保全の仮処分を求めている事件の第六回の審尋が名古屋地裁で3月16日、ありました。

この日の審尋では、双方の主張は出終わっていることもあり、双方が対面して話をすることはありませんでした。それぞれが裁判官に呼ばれて話をするだけとなりました。

裁判官としては、和解の可能性を探るべく調整に時間をとってくれるようでした。

Yさん側は、職場への復帰を求めていることはもちろんですが、それが無理だとしても、なんらかの和解の可能性は、当初から提示していました。ところが、NPO法人ワーカーズコープ(労協センター事業団)側は、和解にはまったく応じる気配もなく、報道してきましたとおり「雇用関係は存在しない」「(賃金の全く出ない時間外の)団会議に出席しないのは態度が悪い」、「解雇されたら税金で食え」などの『珍妙な』主張を続けています。

挙句の果てには、職員に『所長が神様に見えた』『Yさんが病気かどうか疑わしい』などの供述書を出させたりしていました。

今回の審尋では、裁判官とYさん側との話はあまりなく、裁判官とワーカーズコープ側がかなり時間をとっていた、というだけで、特に大きな変化はなかったそうです。

いままでの過程を振り返ります。

S1

Yさんの支援者によるチラシ。「解雇されたら税金で食え」というワーカーズコープ側を批判する。撮影・さとうしゅういち


2008年4月
NPO法人ワーカーズコープが『名古屋ボランティア・NPOセンター』の指定管理者となる。

2008年5月
仕事熱心な職員が『空気が読めない』という理由で解雇。市に対する『KY』であった可能性も。イキナリユニオンが結成されて解雇撤回。名古屋ふれあいユニオンに合流する。(KY解雇事件)

2008年8月
前所長が辞めると言い出し、本部より松垣所長が派遣される。
『Yさん』が常勤化の話を言い渡される。
情報誌『交流感電池』発禁騒動。

2008年9月
労組書記長『Yさん』のシフト大幅削減。
本部より役員が大量に派遣されて常駐。することがなくフリースーペースで昼寝。
イキナリユニオン、自治労に加盟して『過半数労組』を宣言。団体交渉を開始。

2008年12月
本部より、NPOセンターの職員とほぼ同数の全国事務局員が大量に派遣され赴任する。
当局が、Yさんのシフト削減の補填として提案した出向が内実のないものであったことが露見。(脳内出向)Yさんホームレスとなる。

2009年1月
労働者代表選挙が強行される。「転び妨害」行為が行われる。

2009年4月
イキナリユニオン、労働委員会に斡旋を申し入れるが、ワーカーズコープは拒否。
当局、大掃除を強行。その過程で「名簿ラベルが混ざった」疑惑が発生。
情報流出事件に発展する。
この事件に関連して、名古屋市とワーカーズコープにより、Yさんが数日間、監禁査問される。Yさん発病。生活保護を申請。

2009年6月
病気療養が終わり次第、職場に復帰したいYさんに対して、ワーカーズコープは『自分が情報流出をしたと認めないから懲戒解雇にするぞ』と言い出す。

なお、「懲戒解雇なら全体会議で発言する資格」があると規約に書いてあるため、発言させろとYさんが求めたところ、何の反応なく、いつの間にか解雇されていた。(しらんまに解雇事件)

2009年9月
Yさん立ち上がる。ワーカーズコープを提訴。

2009年10月
第一回審尋。ワーカーズコープは、
「集団的自己雇用関係なので労働者がない」「団会議に欠席した」
「情報流出に関与した」「シフト削減に同意した」「情報誌を勝手に発行した」などと主張。裁判官より「Yさんが情報流出に関与」した証拠の提出を求められる。

2009年11月
第二回審尋。
ワーカーズコープより「Yさんが情報流出に関与」の証拠は提出されず。裁判官よりワーカーズコープに対して「雇用関係は本当にないのか?」「団会議は賃金の発生する業務か?」「情報誌の編集発行を行っていたのはYさんか?」などの質問が多数される。
ワーカーズコープ側は「Yさんは業務命令に従わなかった」と主張するも、内容が差別的であったと反論される。

2009年12月
第三回審尋。
ワーカーズコープ、解雇事由は今までの主張全部が理由であると主張。ワーカーズコープ側・職員KYの供述書提出。「所長が神様に見えた」と主張。Yさん、ふれあいユニオン委員長・酒井徹さんの両名が供述書を提出。

2010年1月
第四回審尋。Yさん側、認否を提出。

2010年2月
第五回審尋。
ワーカーズコープ、「さとうしゅういち=Yさん」説を展開。
また「解雇されても税金で食えればよい」と賃金仮払いの必要がないと主張。ワーカーズコープ側・派遣された本部事務局員K氏の供述書提出。
「Yさんが病気かどうか疑わしい」「Yさんが職場に復帰すると指定管理が取り消される」と主張。

2010年3月
第六回審尋。
裁判官、双方と話をして和解の可能性を打診。


なお、JANJANが休刊となる新年度以降の動きについては、わたくし・さとうしゅういちが編集する「広島瀬戸内新聞ニュース」で随時お伝えする予定です。
http://hiroseto.exblog.jp/

また、「Yさんを支える会」のブログや、「ふれあいユニオン委員長・酒井徹さん」のブログでも、当事者や弁護人などからの報告があることと思います。


関連リンク
ボランティアセンターのYさんを支える会
http://blog.goo.ne.jp/nagoya_vnpo_mondai/

酒井徹さんブログ
http://imadegawa.exblog.jp/


関連記事
JANJAN記事・なごやボランティアNPOセンター問題:
・「首を切られたら税金で食え」というワーカーズコープ 2010年03月10日
http://www.janjannews.jp/archives/2844963.html
・Yさん=さとうしゅういち? ワーカーズコープが驚愕の主張 2010年03月09日
http://www.janjannews.jp/archives/2842626.html
・NPOセンター労組書記長解雇事件、経営側の矛盾点 2010年03月08日
http://www.janjannews.jp/archives/2835208.html
・「ボランティアNPOセンター」労組書記長解雇事件、ついに第5回審尋へ 2010年02月15日
http://www.janjannews.jp/archives/2610557.html
・なごやボランティア・NPOセンター労組書記長解雇事件、第3回審尋 2010年01月07日
http://www.janjannews.jp/archives/2181711.html
・「なごやボランティアNPOセンター」労組書記長解雇事件、第2回審尋 2009/11/11
http://www.news.janjan.jp/living/0911/0911102939/1.php
・「なごやボランティアNPOセンター」労組書記長解雇事件、第1回審尋(2) 2009/10/15
http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910141606/1.php
・「なごやボランティアNPOセンター」労組書記長解雇事件、第1回審尋 2009/10/13
http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910121561/1.php
・解雇された組合書記長、NPO法人ワーカーズコープを提訴 2009/10/06
http://www.news.janjan.jp/living/0910/0910051242/1.php
・なごやボランティアセンター「ホームレス職員」に懲戒解雇強要 2009/06/23
http://www.news.janjan.jp/area/0906/0906215505/1.php
・ホームレス支援のアルバイト職員自身がホームレスに 2009/06/10
http://www.news.janjan.jp/area/0906/0906074685/1.php
・なごやボランティア・NPOセンター 当局の大掃除で大混乱 2009/04/13
http://www.news.janjan.jp/area/0904/0904111351/1.php


◇記者の「ブログ」「ホームページ」など
広島瀬戸内新聞ニュース
http://hiroseto.exblog.jp/
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