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備忘録【5/17】 VS 日本ハム ≪17勝18敗3分≫

2024年05月18日 06時57分13秒 | マリーンズ2024
≪2024/5/17≫

【ロッテ1―1日本ハム (延長12回)( 2024年5月17日    ZOZOマリン )】

≪対F:1勝8敗1分≫

 本気の「令和の怪物」はやっぱり凄い。ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦に先発し、今季最長の8回を3安打1失点に抑えた。勝敗こそつかなかったが、今季最速の162キロを計測し、今季最多の12奪三振。序盤から全力投球を披露し、前回10日の対戦で6回途中5失点KOされた相手を封じ込めた。試合は延長12回の末、1―1で引き分けた。

 怪物たるゆえんは160キロを超える剛速球にある。過去6試合ではわずか2球。物足りなさを感じていた。払拭した佐々木自身が何より「自分らしいピッチングができた」と振り返った。

 「自分らしい投球ができていなかった。自分のパフォーマンスを出すことを意識した」

 1年間投げ切るために出力を抑えてきたリミッターを解除。直球は全106球のうち半分に迫る49球で、12球が160キロを超えた。2回、万波への4球目は今季最速の162キロを計測。「全体的にいいフォームで投げられた」と自画自賛した。

 球速を抑えてきたことが「四球の増加」につながっていた。昨年の四球は17だったが今季はすでに16。日本ハムとは前回10日に対戦し、自己ワーストの5四球も記録。5失点で2敗目を喫していた。2つの要因があった。

 (1)フォークの見極め 右腕のもう一つの代名詞で最大の決め球だ。だが、小野投手コーチは「球種を結構、見極められているところもある」と説明した。

 (2)精神的要因 投手は打者の反応を見ながら球種を組み立てる。同コーチは「今までの反応と違うと、考えすぎてボール先行になってしまう」と語る。力みが生じ、無駄なボール球が増えていた。

 この日、リミッターを解除したことで2つの問題が解消された。腕が振れているためフォークの見極めも困難になる。落差も大きい。高めの直球に目付けをした打者がフォークを振る。7回に同点犠飛を許したが、8回3安打1失点の快投だ。

 今季最多の12奪三振。そのうち9つが「3球三振」と圧巻で「前回はカウントを悪くしてフォアボールになった。思い切ってちゃんといけた」と言った。

 今オフにもメジャーに挑戦する可能性があり、ドジャース、カージナルスなど10球団の視察は今季最多。4勝目はならずも「チームとしては勝てなかったが個人的にはしっかり取られた分、抑えられた」。これが見たかった。(神田 佑)

 ≪2戦連続1―1は球団初≫ロッテは今季3度目の引き分けで、15日のオリックス戦での1―1に続き、2試合連続引き分けだった。球団の2試合連続ドローは21年10月10日の日本ハム戦、同12日のオリックス戦以来3年ぶり。2試合連続での1―1の引き分けは球団初となった。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季7度目の先発登板。6回まで1安打無失点の快投をみせたが、7回に同点に追いつかれ、結局、今季最長の8回、106球を投げ、3安打1失点で降板した。今季最多の12奪三振の力投をみせたが、4勝目はならなかった。

 初回先頭のスティーブンソンの2球目に159キロを記録すると、フォークボールで3球三振に仕留める。続く松本剛を遊ゴロ、郡司を見逃し三振と、わずか7球で3者凡退に抑えた。2回には2死無走者から万波の4球目に今季最速の162キロを記録した。

 3回は1死から上川畑に四球を与えるなど2死三塁のピンチを迎えたが、スティーブンソンをフォークボールで空振り三振に仕留める。4回は先頭の松本剛の一塁強襲内野安打に二塁盗塁を許して無死二塁となったが、郡司を二飛、さらに三塁盗塁を決められ1死三塁となったが、マルティネスを空振り三振、細川を二飛に抑えた。

 しかし、1点リードの7回だった。先頭の郡司に中前打、マルティネスに左翼線二塁打と連打を許して無死二、三塁のピンチを背負うと、細川の左犠飛で同点に追いつかれた。今季最長となる8回まで投げ切って今季最多となる12三振を奪ったが、打線も8回まで勝ち越し点を奪えず、勝利投手の権利は得られなかった。

 佐々木朗は10日のエスコンフィールドでの同戦に先発し5回2/3で5失点。1試合5失点は自己ワーストタイだった。中6日で巡ってきたリベンジチャンスで意地の投球はみせた。チームは日本ハムには3月31日から7連敗中で、8連敗となれば10連敗した14年7~8月以来、10年ぶりの屈辱となる。

 ▼佐々木朗 リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです。


 【有藤通世 視点】ロッテ・佐々木にとっては“魔の一球”だった。7回、先頭打者で迎えた郡司への初球。外角のスライダーをしぶとく中前に運ばれた。6回まで1安打10奪三振。佐々木はフォークを見切られた前回の反省からか、6回まで打者20人のうち13人に対して初球スライダーから入っている。前回対戦で2安打された郡司にも1、2打席とも初球、2球目がスライダー。だが郡司だって考える。第3打席もスライダーから入ったがこれを狙い打たれた。

 日本ハムベンチは郡司の代走に五十幡を送った。すでに、3盗塁を許していた佐々木は足を警戒し、フォークを封印。マルティネスに直球を痛打され無死二、三塁。細川にはフォークを見切られて左犠飛を許した。慎重さを欠いた郡司への初球をきっかけに、日本ハムの術中にはまり、痛恨の失点。12奪三振は見事だったが、佐々木には勝利をつかむための最後のワンピースが欠けていた。(スポニチ本紙評論家)


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季7度目の先発登板。6回まで1安打無失点の快投をみせたが、7回に同点に追いつかれ、結局、今季最長の8回、106球を投げ、3安打1失点で降板した。今季最多の12奪三振の力投も、4勝目はならず。チームも延長12回の末、今季3度目の引き分けに終わった。

 ロッテは15日のオリックス戦でも1―1の引き分けだった。2試合連続ドローは21年10月10日の日本ハム戦、同12日のオリックス戦以来3年ぶりで、2試合連続の1―1の引き分けは球団初となった。

 佐々木朗は2回には2死無走者から万波の4球目に今季最速の162キロを記録。3回は2死三塁、4回無死二塁のピンチを無失点で切り抜けるなど、快投を続けた。しかし、1点リードの7回無死二、三塁から細川の左犠飛で同点に追いつかれた。それでも後続を打ち取り、今季最長となる8回まで投げ切って今季最多となる12三振を奪った。

 勝利には導けなかったが「リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです」と話した佐々木朗。前回10日のエスコンフィールドで5回2/3で5失点KOされた相手に意地を見せる投球に、チームは勇気を得たはずだ。


 ロッテの佐々木朗希投手(22)が17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)に今季7度目の先発登板。6回まで1安打無失点の快投をみせたが、7回に同点に追いつかれ、結局、今季最長の8回、106球を投げ、3安打1失点で降板した。今季最多の12奪三振の力投も、4勝目はならず。チームも延長12回の末、今季3度目の引き分けに終わった。

 佐々木朗は初回先頭のスティーブンソンの2球目に159キロを記録すると、フォークボールで3球三振に仕留める。続く松本剛を遊ゴロ、郡司を見逃し三振と、わずか7球で3者凡退に抑えた。2回には2死無走者から万波の4球目に今季最速の162キロを記録。3回は2死三塁のピンチを迎えたが、スティーブンソンをフォークボールで空振り三振に斬った。4回は無死二塁となったが、郡司を二飛、さらに1死三塁のピンチもマルティネスを空振り三振、細川を二飛に抑えた。

 しかし、1点リードの7回だった。無死二、三塁のピンチを背負うと、細川の左犠飛で同点に追いつかれた。今季最長となる8回まで投げ切って今季最多となる12三振を奪ったが、勝利投手の権利は得られなかった。エースの力投に応えるように、その後は救援陣が無失点でつないだが、打線にあと1本が出なかった。

 勝利には導けなかったが「リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです」と話した佐々木朗。前回10日のエスコンフィールドで5回2/3で5失点KOされた相手に意地を見せたことだけは確かだ。


 ロッテ・安田が4回に先制の右前適時打を放った。
 金村のカットボールを捉え「何とか先制点をと思い、打席に入った。いい場面で打てて良かった」。

 4回の一塁守備では先頭・松本剛の痛烈なゴロをダイビングキャッチ。佐々木の一塁ベースカバーが遅れて走り出したが、ボールを落とした。記録は安打とされ佐々木のノーヒット投球が止まった。


 DeNAはロッテ戦(ロッテ浦和)に9―0で完封勝利。先発・ジャクソンが5回4安打無失点で1勝目(1敗)を挙げた。楠本が6回の1号ソロなど3安打、知野が2安打3打点をマーク。ロッテ先発・ダイクストラは5回2安打1失点で2敗目(1勝)。ドラフト1位・上田(明大)が2安打を放った。


 千葉ロッテマリーンズは、今季から一塁側内野席上段エリア(フロア3)に新設された「プレイヤーズ・シート」の6月の特典が決まったと発表した。

 6月のPLAYERS COLLAB DRINKメニューは小島和哉投手のコラボドリンク、リアルトレカは岡大海外野手や友杉篤輝内野手を含めた全5選手のデザインで、ランダムでの配布となる。

 プレイヤーズ・シートの特典はPLAYERS COLLAB DRINKとリアルトレカのプレゼントで、ドリンクの種類やリアルトレカのデザインは月ごとに替わる。

 <6月プレイヤーズ・シート特典詳細>PLAYERS COLLAB DRINK:小島の果肉たっぷり洋ナシのブルーソーダ(ソフトドリンク)、小島の果肉たっぷり洋ナシのブルーカクテル(アルコール)※ソフトドリンク、又はアルコールドリンクのどちらか。リアルトレカ対象選手:小島和哉投手、佐々木朗希投手、友杉篤輝内野手、グレゴリー・ポランコ外野手、岡大海外野手。全5選手。※選手はランダムでの配布。


 千葉ロッテマリーンズは17日、マリーンズオンラインストアで選手のニックネームグッズの受注販売を開始した。今回は新たに11選手を対象にファンから応募のあったニックネームを選手に直接選んでもらい商品化した。

 昨年9月に販売した15選手に、新たな11選手を加え、全26選手を対象にネーム&ナンバーデザインでレプリカユニホームやフェイスタオル、マグカップなどを展開。販売はマリーンズオンラインストアで17日正午から5月26日午後11時59分まで受注販売する。なお、レプリカユニホーム購入者から抽選で11人に選手直筆ニックネームサイン色紙をプレゼントする。

  <ニックネームグッズ詳細>

 ・新規対象選手:坂本光士郎投手、西村天裕投手、横山陸人投手、沢田圭佑投手、松川虎生捕手、藤岡裕大内野手、茶谷健太内野手、角中勝也外野手、石川慎吾外野手、岡大海外野手、高部瑛人外野手

 ・再販対象選手:小島和哉投手、種市篤暉投手、佐々木朗希投手、益田直也投手、澤村拓一投手、佐藤都志也捕手、池田来翔内野手、安田尚憲内野手、中村奨吾内野手、友杉篤輝内野手、荻野貴司外野手、藤原恭大外野手、グレゴリー・ポランコ外野手、山口航輝外野手、和田康士朗外野手

 ・商品一覧:レプリカユニホーム:17000円、Tシャツ:4000円、長袖Tシャツ:4500円、フェイスタオル:2000円、ミニタオル:900円、トートバッグ:2200円、マグカップ:1800円、アクリルキーホルダー:600円。パスケース:2000円(※価格は全て全て税込み。
(以上 スポニチ)



ロッテ佐々木朗希投手(22)が慣れ親しんだマウンドで本来の姿を見せた。日本ハムを相手に今季最長の8回を投げ、12奪三振1失点と好投した。エスコンフィールド初登板となった前回10日の対戦では、6回途中5失点で降板して敗戦投手。中6日の登板でこの日は最速162キロの直球などで、7回を除いて毎回三振を奪う力投を見せた。

中6日の登板間隔だけではなく、イニングの短い間でも、高い修正能力を発揮した。1点リードの7回、連打と犠飛で同点に追いつかれた。失点を許した直後の8回はマウンドにいた時間はわずか3分。2者連続三振を奪い3者凡退で切り抜けた。「全体的にいいフォームで投げられましたし、変化球もいいところに投げられたのが良かった」と振り返った。

直近2回の登板は、ほっともっと神戸、エスコンフィールドと初めての舞台が続いたが、この日は慣れ親しんだマウンド。佐々木らしい力強い投球を見せた。「感覚が良かった」と手応えを感じた直球は160キロ以上を12球計測。2回、マルティネスへの2球目で160キロが球場に表示されると、「おぉ!」の歓声とともに大きな拍手が湧き起こった。

この試合までチームが1勝8敗と大きく負け越していた日本ハム相手に、真っ向勝負で腕を振った。「チームとしては勝てなかったので、リベンジにはならなかったですけど、個人的にはしっかり取られた分、ある程度抑えられたので、次につながる」とうなずいた。よりパワーアップして、ZOZOマリンのマウンドに、佐々木が帰ってきた。【星夏穂】


今シーズンの佐々木朗希のピッチングで、一番の出来だった。これまでは体の負担を減らすこと重視。「長いイニングを投げる」や「ローテーションを守る」を考え、力をセーブして投げているように見えた。力を抜いて投げるのは悪いことではない。それでも投球フォームはフラフラと安定感を欠き、左肩の開きも早かった。しかし今回の投球は、抜くところは抜き、入れるところは入れるというメリハリがついて、投球フォームにも安定感があった。

もともと、ある程度でも自分の投球フォームで投げられれば、そう簡単に打たれる投手ではない。今試合は真っすぐでも160キロ以上をマーク。力を入れるべきところで、しっかり投げられていた。これまでは制球力を重視して力を抜いて投げると、すっぽ抜け気味の球が多く、力を入れて投げると引っかけてしまっていた。

イニングの先頭打者を8回中6個も三振で奪い、合計12個の三振のうち、3球三振が9個というのも圧巻の数字だろう。日本ハム打線がボール球を振って楽にしてくれた面はあるが、球数を減らしたいという、自分の思い描く投球ができていた証拠だ。力を抜いて投げるコツさえつかめば、力を入れたときのフォームもそれほど崩れなくなる。手応えを感じ、自分なりの収穫になったのではないか。

現時点で一番の課題だった投球フォームが安定すれば、自分の弱点というか、反省点も明確になる。走者を出したときのピッチングは、課題点ばかりが目についた。一番重要なのは、クイックが遅いこと。足を高く上げて投げるタイプで、クイックで足を上げないで投げようとしても、大きく重心を後方に残さないと投げられない。そこであまりクイックを速く投げようと意識すると、今度は上半身が突っ込み、制球力が落ちてしまう。

クイックには2通りある。投げる前に重心を後方に残しておいたまま投げられるようにする。もう1つはこれ以上、上半身が前に突っ込まないように意識しておき、左重心のまま投げるかになる。これはブルペンで練習し、どちらが自分に合うか確かめ、精度を上げていくしかない。

どうしてもクイックが苦手なら、けん制球を磨く手もある。セットからけん制を投げるとき、佐々木は一塁方向に回転してから足を止めて投げる。これではよほど走者が油断してなければ刺せない。右投手なら回転しながら一塁へ投げられるように練習してほしい。それでもできないなら、せめて目で走者をけん制してほしい。4回1死から三盗を決められたが、目でけん制していれば、あれだけ簡単にスタートは切られなかったと思う。

1点を失った7回まで球数は98球。これで終わるかな、とも思ったが8回も投げて3者凡退に切り抜け、106球で8回を投げきった。残念ながら勝ち負けは付かなかったが、これぐらいのイニングを投げてローテーションを守ってくれれば、誰もが納得する。そしてその力が佐々木にはある。次回の登板も期待したい。(日刊スポーツ評論家)


ロッテは2戦連続の引き分けとなった。

藤岡裕大内野手(30)は3回まで2打席に立ったが上半身のコンディション不良で、4回の守備から小川龍成内野手(26)に交代となった。

吉井理人監督(59)は藤岡について「明日はスタメンではないです。(出場選手登録抹消は)考えていないです」と明かした。
(以上 日刊)



 らしさが戻ってきた。ロッテ・佐々木が今季最速162キロをマークした。2回2死、万波への1ボール2ストライクからの4球目。高々と足を上げたフォームから放たれた直球が今季の最速を1キロ上回った。やや甘く入ったが、球威で押し切ってファウルにした。緩急自在に三振の山を築き、今季最多12Kで8回3安打1失点の力投。4勝目はならなかったが、「1点を取られてしまったが、自分らしい投球ができたかな」とうなずいた。

 前回登板(10日)は自身初のエスコンで、6回途中自己ワーストタイ5失点で2敗目。雪辱を期し、「初回から全力で」とギア全開だった。今季は開幕から直球の最速が150キロ台中盤から後半までの時期が続いた。ここまで6試合で計2球だった160キロ台の直球は、「全体的にいいフォームで投げられた」と計12球。チームが7連敗中の難敵を前に剛球がうなった。

 ネット裏には、今季最多10球団のメジャー関係者が視察に訪れた。7回に犠飛で同点とされたが、後続の万波は160キロの直球でバットをへし折って投ゴロに打ち取るなど、“令和の怪物”らしさは見せつけた。一方、チームは2戦連続で今季3度目の引き分け。頼れる右腕は「チームが勝てなかったので、リベンジにはならなかった」としつつ、「ある程度は抑えられたので次につながる」と手応えも口にした。(竹内 夏紀)


 ロッテの佐々木朗希投手が、8回を3安打12Kで1失点に抑える好投を見せたが、今季4勝目はならなかった。3試合ぶりとなる160キロ台の直球は計11球で、2回には今季最速となる162キロもマークした。

 チームが今季1勝8敗で7連敗中と苦戦する難敵・日本ハム戦。今季4勝目をかける佐々木は試合に向けては「初回から全力で自分の投球をして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」とマウンドに上がった。初回の先頭・マルティネスには2球の直球で追い込むと、得意のフォークで空振り三振。続く松本を初球で遊ゴロに打ち取ると、郡司はフォークで見逃し三振に仕留めた。2回2死で迎えた6番・万波への4球目は、ファウルにされたが、力のこもったボールは162キロを計測した。

 打線は4回に2死二塁から7番・安田が右前に運ぶと、二塁走者・ポランコが激走。強肩・万波の返球よりも先にホームを駆け抜け、先制点を挙げた。

 佐々木は1点リードを守り続け、6回まで毎回奪三振の10Kの快投を続けた。だが、1―0の7回には先頭・郡司、マルティネスに連打を浴びて無死二、三塁のピンチを招くと、5番・細川に左犠飛を許して同点にされた。
(以上 報知)



ロッテ・佐々木朗希投手(22)が17日、日本ハム10回戦(ZOZOマリン)で8回3安打1失点と力投。今季最多の12三振を奪い、今季最速の162キロを計測した。七回に犠飛で追い付かれ、延長十二回の末に1-1で今季3度目の引き分け。4勝目はお預けとなったが、前回10日に六回途中で自己ワーストタイの5失点を喫した日本ハムとの再戦で剛腕ぶりを見せた。

時折、「よしっ!!」と声を張り上げて闘志を前面に出した。佐々木が8回3安打1失点。今季最速の162キロをマークし、今季最多の12三振を奪った。

「内容も良かったですし、1点は取られましたが自分らしい投球をすることができた。全体的にいいフォームで投げることができた」

チームは2試合連続で今季3度目の引き分けに終わり、4勝目とはならなかったが状態は上がってきた。二回2死から万波への4球目に162キロをマーク。今季160キロ以上を計測したのは4月23日のソフトバンク戦のみ(最速は161キロ)だったが、この日は序盤から力を入れて投げ、160キロ台を12度計測した。

雪辱に燃えていた。前回10日の日本ハム戦(エスコン)は5回⅔を自己ワーストタイの5失点。降板後には床を蹴り飛ばすような姿もあった。「自分らしい投球ができていなかった」と1週間で投球フォームを見直した。「いい調整ができた。チームは勝てなかったのでリベンジにはならなかったですが、しっかりと抑えられたので次につながる」とうなずいた。

バックネット裏にはドジャースやカブスなど今季最多の米大リーグ10球団の関係者が集結。メッツは4人体制で視察するなどこの日は20人以上が投球をチェックした。高い注目を集める中で、最速165キロ右腕が本領を発揮した。(森祥太郎)


ロッテ・佐々木朗希投手(22)は、8回106球を投げて3安打1失点に抑えた。球速は今季最速の162㌔を計測。だが八回まで1-1で4勝目はお預けとなった。

序盤から力が入っていた。二回の万波への4球目には162キロを計測。直球、スライダー、フォークボールを上手く組み合わせて三回まで無安打投球をみせた。三振数も今季最多の12個を記録。七回は無死二、三塁のピンチを背負ったが、細川の左犠飛のみに抑えて最少失点で切り抜けた。

前回10日の日本ハム戦(エスコン)は5回⅔で自己ワーストタイの5失点。降板後には床を蹴り飛ばすような姿もあった。リベンジするべく最速165キロ右腕は「初回から全力で自分のピッチングをして、チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と試合前に決意を込めていた。


ロッテ・安田尚憲内野手(25)が「7番・一塁」で出場し、四回2死二塁で先制となる右前適時打を放った。「なんとか先制点をと思い、打席に入りました。いい場面で打てて良かったです!」と喜んだ。

四回はポランコが右前打で出塁。その後2死二塁として打席が回ってくると、日本ハム先発の金村の低めカットボールをうまく捉えた。二回の第一打席にも右前打を放っており、4月28日の楽天戦以来となるマルチ安打をマークした。

ミスを取り返した。三回の守備で先頭の松本剛の鋭いゴロをダイビングキャッチ。好プレーで一度は捕球したが、一塁ベースに向けて走り出した際に手に取ったボールを落としてしまった。記録は安打。先発の佐々木がノーヒット投球を続けていたが、初安打となっていた。


ロッテ・藤岡裕大内野手(30)が「2番・二塁」で出場するも、四回の守備から小川に代わってベンチに退いた。試合後に吉井監督は「(上半身の)コンディション不良です」と説明した。

今季は27試合に出場し、打率・234。4月には左太もも裏の張りで出場選手登録を抹消されることもあった。18日の日本ハム戦については「スタメンではないです。(抹消は)まだ考えていないです」と状態を明かした。
(以上 サンスポ)



 幕張の夕焼けに浮かぶ富士山の影を背に、再び難敵に挑んだ。ロッテ・佐々木朗希投手が今季最長8回を3安打1失点で、今季最多12奪三振。10日の対戦(エスコン)で、5回2/3を5失点と悔しい思いをしてから1週間。本来の姿でマウンドに立った。

 「チームとしては勝てなかったのでリベンジにはならなかったけど、個人的には取られた分、ある程度抑えられた」

 剛速球でねじ伏せた。初回を三者凡退でスタートすると、二回は160キロ超えを連発。2死からの万波への4球目で、今季最速の162キロをたたき出した。この回の直球の平均球速は160キロ。手も足も出させず、三回まで無安打に抑えた。

 変化球も自由自在だった。直球中心のスタイルから、1-0の六回からはスライダーとフォーク中心に変更。前回登板ではスライダーの制球に苦戦したが「真っすぐもフォークもスライダーも前回より全部良かった」。巧みに操り、的を絞らせなかった。

 1-0の七回には連打と左犠飛で同点とされたが、なおも続いたピンチでは追加点は許さない。八回には持ち前の修正力が光り、三者凡退に斬った。試合は引き分けも、ドジャース、ヤンキースなど今季最多の米大リーグ10球団が視察する前で「自分のパフォーマンスを出すことを意識した。自分らしい投球ができた」。令和の怪物が好投を続け、“日本の頂”へ導く。


 ロッテが2試合連続今季3度目の引き分け。この日の勝率5割復帰はならなかった。

 先発・佐々木は今季最長の8回を投げ、3安打1失点。今季最速162キロをマークし、今季最多12三振を奪った。

 初回から三者凡退の立ち上がり。二回2死の万波への4球目では162キロをマーク。三回まで無安打投球を披露した。四回には先頭・松本剛に一塁強襲の内野安打を許し、盗塁で一死三塁としたが、無失点に抑えた。

 1-0の七回には、先頭・郡司から連打を浴び無死二、三塁に。細川には同点の左犠飛を許した。それでも踏ん張り最少失点に抑えると、八回にはしっかり修正し、先頭から2者連続三振。今季最多12奪三振とした。最後は松本剛を中飛に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

 その後も坂本、沢田、沢村、中村稔の4投手が相手に得点を許さなかった。
 打線は0-0の四回2死二塁で安田が右前適時打を放って先制したが、その後は好機をつかめなかった。


 ロッテは2戦連続の引き分けとなった。先制点を挙げたが延長戦に持ち込まれ、日本ハム戦の連敗ストップとはならなかった。

 打線には、今季初めて3番に中村奨を起用したが勝利には結びつかず。吉井理人監督は「(中村奨は)バントもできるのでうまくいけばそういうパターンもあるかなと思ったけど、1、2番があまり出塁しなかったので、そうはならなかったですね」と振り返った。


 ロッテの藤岡裕大内野手が「2番・二塁」でスタメン出場したが、上半身のコンディション不良のため、四回の守備から交代した。
 吉井理人監督は「明日はスタメンではない。(抹消については)まだそこまで考えていないです」と説明した。
 この日藤岡は2打席に立ち、2打数無安打だった。
(以上 デイリー)




「フォークの抜け球が無かった」
 ロッテは17日、日本ハムとの試合(ZOZOマリン)に1-1の引き分け。先発の佐々木朗希は勝ち星付かずも、8回1失点と圧巻の投球を見せた。

 前回登板のエスコンフィールドでの日本ハム戦では、6回途中5失点と大乱調だった佐々木。慣れ親しんだ本拠地・ZOZOマリンでの登板となったこの試合は、序盤からエンジン全開。初回を三者凡退に抑えると、2回には6番・万波中正への4球目に162キロをマーク。7回に5番・細川凌平の犠飛で失点するも、前回登板とは打って変わって8回106球、3安打12奪三振、1失点と圧巻の投球を披露した。

 この試合の佐々木朗希の投球について、17日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の齊藤明雄氏は「10日の前回登板と比較すると、真っすぐの時の腕の振りが違いましたし、1番違ったのはフォークの抜け球が無かったことですね」と話すと、続けて「前回登板はフォークなのかスライダーなのか分からない変化球が、全然狙ったところに行ってなかったですけど、今回はそのような球が無かったです。だから室内球場ではダメなのかなという感じがしたんですけど、今回はしっかり投げれているという感じはありましたよね」と球場の違いに触れつつ、投球を振り返った。 

 また同番組に出演した大矢明彦氏は「今日くらいの投球をいつもやらないとダメだと思うんですよね。体全体を使って投げる投手ですから、3球でどんどん勝負していかないと、スタミナという懸念がつきまとうのではないかと思います。3球勝負をしていってもオッケーだなと試合を観ていて思いましたね」と自身の見解を述べた。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
(ベースボールキング)




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