海に面した町だが清冽な川の流れは清く速く山国の様子、箱根山が迫っているので正に山国。温泉街の中を流れる「千歳川」沿いに遡る。
連休初日日曜日、MOA美術館からレストランを探し、観光地熱海の煩雑を避けて真鶴半島の付け根まで戻ってきた。林に囲まれたコテージ風の店で食事を済ませ、宿泊場所の湯河原温泉街に戻り、駐車場に車を止めて徒歩10分足らずの「万葉公園」を目指す。温泉街のメイン通りの裏手「千歳川」沿いの遊歩道を行く。
野鳥、小鳥の宝庫とあって掲げられた案内板も小鳥の解説だった。
流れにも河原にも、数種類の小鳥が群れていた。
程なく万葉公園に着いたが、入り口の建物の前は駐車場、車やバスの群れでは“絵”にならないので早々に公園に入る。階段を上がってすぐ滝が目に入った。
いつもは夫婦二人だから進行は早いが、この日は子供たち夫婦と孫も一緒だったので、あちこち寄り道しながら進んでいる。
「独歩の湯」がメインとあってそちらを目指していたが、途中「狸福神社」に捕まった。
傍らには「狸さん」が座っていた。
通りは「文学の小道」と名付けられていて、いくつかの「碑」や立て札に和歌や俳句、文章の一節など記されていた。眼鏡をかけていなかったので、詳しくは見ていない。
この「万葉公園」名前の由来は「万葉集の中でも唯一温泉についてうたわれた湯河原を象徴する」事とあった。
朱塗りの橋??川がない?よく見るとあった。
この先に「独歩の湯」と名付けられた足湯がある。有料とあってかなり広く、湯船の数も種類も多そうだった。
我が一行は関心がなさそうなので一周して戻ることにした。「国木田独歩」の歌碑が傍らにあるというので「独歩の湯」の由来はここから?
帰り道、最初とは別の滝があった。行きには見えなかったので、岩陰だったのか?