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旅と山歩き・街歩きの記録です 今を語りながら過去も振り返って

子供ボートと浴びる噴水 国営アルプスあずみの公園④:長野県安曇野市

2012-09-08 15:24:00 | 水のある風景

2012夏休み・その10「池・水遊びゾーン」



 展望テラス脇から激しく水は流れ落ち池に満ち、その先池からは幾筋かの流れがあり下方に散らばる池に流れ込む。流れの一つは池のゾーンから離れ広場に向かう小川となるがそこは「野原」と名付けられたゾーン、“夏(??春??)の小川はさらさら行くよ”と口ずさみたくなる風情で小川に沿って歩いてみた。池のゾーンと木立を隔て明るい開けた空間である。まさにノッパラ!!



 木立の向こうからは何やら歓声が聞こえていた。公園全体では曇り空のせいか鳥のさえずりも少なく、勢いよく流れ落ちる水音以外は静かさが漂っていたので、さっそく覗いてみた。夏の間池が水遊びに解放されており、その名も「じゃぶじゃぶ池」、子供たちがはしゃいでいた。



 今年の暑さに都心ではプールは浸かるのが精一杯、泳げない程人が混み合っていたが、足首程の深さではホントの「水遊び」程度、それでも勢いよく飛び出るシャワーか噴水か、ここだけに人が固まっていた。



 この画像の最奥にあるコンクリートの建物の上平らな部分が展望デッキとなっていて、遠目でも人の動きが分かる。下から覗き上げるとやや無粋な感がする。今流行りのコンクリートで造った丸太風や白樺風の外装が考えられなかったものかと!!ザンネン!!池のゾーン休憩所横に土壁のむき出しの田舎屋があった。売店にあらずトイレだった。こんな風情が演出出来るのだったら、「展望デッキ」にも一工夫出来たものを・・・。



 シャワー噴水の裏側もう一つの池には“外輪車のボート”・・・大げさな!・・・が浮かび、幼子が夢中で漕いでいた。係のお姉さんがいくつかのストップウオッチで不公平の無いように交代時間を計測し、お兄さんが水に浸かりながら世話を焼いていた。ご苦労様!



  池を巡りながら入場口?退場口のガイドセンターへ戻ることに、再び展望テラスの上に上がり振り返ってみた。遠く霞んではっきりしないが、望遠レンズで切り取ってみると「じゃぶじゃぶ池」「ボート池」が、奥に「土壁のトイレ」「休憩所」が並び、前に散らばる池の群れと一体になり一幅の“絵”となっていた。



 公園を後にその日の宿泊地諏訪へ向かった。国道へは戻らず少し高みを山の斜面を切るように走る地方道を走り、安曇野の田園風景を満喫しながら塩尻を目指した。



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