藁屋根の典型的な古民家の姿をしている。三好町立歴史民俗資料館の敷地内に移築されている藁屋根の古民家「旧池上家住宅」。
10月を最後に今年はもう連休はない。もみじの話題を取り上げたいが、近場しか行けそうにない。過去の訪問先から季節の話題はないか探してみた。
先日「志村建世さんのblog」に「古民家で夜語りを聞く」の項に「三好町」の名があり藁屋根の古民家の写真があったので、2年前「こぶしの里」を訪ねたことを思い出した。その頃は「木曽路の旅」の記事が続いていたので、こちらは機会を逸してしまっていた。
写真を確かめてみると、すでに整理はされていて掲載できる状態にあった。資料館の玄関、「旧池上家住宅」と井戸のつるべ、都会地では見ることが少なくなった火の見櫓など・・・。
資料館の裏手を出ると住宅が並び細い路地風の道を行く。庭先のミカンの黄色が日に映えていた。
この細道先を行くと、三好町のサイトにあった柳瀬川の台地崖線の上と思われる位置なので「鎌倉街道」であろう。入り口には車止めの結界があり、「こぶしの里」の案内があった。
さらに進むと「地蔵堂」の横、崖線を下る入り口があった。
急な階段を降りると池や東屋が設えられていて、憩いの場となっていた。もっとも、時折散歩する人を見かける程度で、静寂が漂っていた。
一巡りして反対の端の階段を上がり台地へ出ると、広々とした畑地が広がりコスモスが盛りだった。その先にも様々な花木が植えられていたので、観賞用でなく出荷用の花卉畑であろうと想像した。
最近は公園や有名観光地の喧噪を避けて
古民家や文化財指定に近いような邸宅を訪ねています。
もっとも、記事にはしにくいのですが。