俺の翼に乗らないか?

スターフォックスの一ファンのブログ

歴史は修正されたのかもしれない。

2016年05月18日 18時37分45秒 | 考察
「…いいわ
かつてアンドルフは ベノムを緑豊かな惑星に変えるための装置を発明した」
「ベノムを!?」
「危険分子と判断された上 ベノムに追放されて孤独の極致に陥ったのよ」
「あいつは悪魔のようなヤツだった!!」
「あなたは自分の父親を殺されたからそう思うだけ…
当時ペパー将軍とコーネリア科学技術主任だったアンドルフは犬猿の仲だった
つまり 二人が戦争を招いたのよ」
「それは違う! アンドルフは軍の命令を無視してまで危険な研究を繰り返した
だから追放されたんだ」
「純粋だっただけだわ! ただ研究を続けたかった 彼は何も見返りを求めていなかったわ」
「だったらあの戦いは 一体なんだったんだ!!」



 ……歴史は、修正されたのかもしれない。


 上記は、『コマンド』でのフォックスとクリスタルの会話。

 「アンドルフは軍の命令を無視してまで危険な研究をくり返した。だから追放された」と、フォックスは言っている。


 ……この発言は、『64』の説明書に書かれたストーリーと比べると違和感がある。

 「アンドルフが密かに開発した究極の科学兵器が主要都市に対して向けられ、コーネリアは壊滅的打撃を受けた」……『64』取扱説明書のこの文面からは、アンドルフが大規模な破壊や、大量殺戮を行ったように解釈できる。

 しかしそれが事実なのなら、「危険な研究をくり返した」というマイルドな表現で収まるはずがない。「街を破壊した」とか「多くの人々を傷つけた」という表現になるはず。


 公式の設定はフワッとしていて、どれが正史かきっちり決めないほうが、ゲーム制作には都合がいい。

 『コマンド』の時点で、過去の歴史は修正されて、アンドルフが「科学兵器を都市に差し向けた」事実は消滅し、「危険な研究をくり返した」事実に変化した。
 ……そう思ってもいいんじゃないかな。

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