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猫とマンガとゴルフの日々

好きな物を題名に↑ 最近はゴルフとグルメお出かけ主体に。以前は1960年~70代マンガを紹介していました。ネタバレ有り。

川原 泉 「笑う大天使 ミカエル」 文庫1~2巻

2007年02月15日 13時33分04秒 | マンガ家名 か行
      川原 泉先生の代表作、去年映画にもなったそうですが、私は未見、実写でしたよね。


                

                 第2巻


 実写だとこのおとぼけ雰囲気が出るんだろうか。制服が違うだの、ストーリーも少し違うだの、例によってマンガの実写版には皆さん厳しいご意見をいろいろなところで目にしました。私は見てないのでなんとも言えない・・・。

 超お嬢様学校に通いながら、猫をかぶって生活しなければならない (ほんとに猫が頭の上に乗っかっていたりする) 3人の女子高校生が主人公。それぞれ事情はあるけれど、3人仲良くなれたことで窮屈だった学校生活が楽しいものに変わってきた。もちろん、それだけじゃなくて事件勃発となるのだが。
 主人公のお兄ちゃまや育ての青年 (親じゃない) や学校の先生など出てくる男性陣も当然美形で大変よろしい。書評で仕入れた情報ですが、本橋慶子さんの描く給仕の男の子が超絶美形でした。

 この方も、今回初めてじっくり読んでみましたが、前回の 吉野 朔美さんとはぜんぜん逆の意味で、おもしろ~かった。ぼけ~と読んでてもそれなりに楽しめる。文章も七・五調でテンポ良く軽快で、でもこれってネーム作るとき大変だろうなぁ。楽しく読めるということは、作るほうはそれだけ大変というこっちゃ。
 
 そして、この方の博学な事といったらこんな可愛らしい絵を描きながら、何を考えていらっしゃるのやらこの人は・・・。
 時々超難しい文章にぶち当たったりして、しばらくじっくり考え込んだりしながら読みました

 「無知の知」 「無知の無知」 「知の無知」 はっ??????

 それぞれ、「知らないが、知らないということを知っている」 「知らないし、それを知らないという事もわかっていない」 「知っているが、知ってて知らんふりしている」 というような事かなー と考えてみるけれど、すいませんはっきりとはわかりません。

2巻の後半は番外編というか、3人の女子高校生がそれぞれ主役を張ってその後のことなど描かれています。これもそれぞれ良かったなー。最後のページの3人の25年後くらいの経歴が面白かった。子供が何人とか誰と結婚したとか書いてあるんだけど、初出 (昭和62年 1987)を考えるとちょうど今現在のことだよなーと思って読んでました。

 他に、この方の短編集なども同時に満点さんからお借りしましたが、やはりこの 「笑う大天使」 が一番面白かったです。あっまだ 「バビロンまで何マイル」 が残ってたっけ。今日帰ったら楽しみに読みましょう。ルンルン (古!)

花郁 悠紀子(かい ゆきこ)氏の 9冊

2007年01月17日 10時11分54秒 | マンガ家名 か行
          私と多分同じ年の方。

 「雨柳堂夢咄」 の波津 彬子のお姉さま、1980年に26歳で夭折した花郁 悠紀子さんに興味があったので、夜さんに本をお借りする時リストにあったのを幸い、おねだりしてみました。そうしたらなんとまとめて9冊、花郁 悠紀子さんが出しているコミックスの8割くらいのものをお貸しいただきました。後ないのは2冊くらいです。凄いです。夜さんもお好きだったんですね。1976年から1980年、わずか5年のご活躍でした。

  花郁 悠紀子氏のファンサイトの中の コミックス一覧 → ~花に眠れ~ コミックスの表紙写真から収録作品名、あらすじまでたっぷり楽しめます。


 花郁さんの絵柄は、大泉サロン (女性マンガ家のトキワ荘みたいなアパートで竹宮 惠子・萩尾 望都・佐藤史生らが集った) の仲間にやはり似ていて、小さい女の子や男性は初期の萩尾 望都氏に似ている。SFは特に佐藤 史生氏に似ているような。幻想的な花が印象深い恋愛ものとかもよかったけど、この方はSF作品がいいなぁ。今も生きていらしたら、どんなSF大作をものしていたか・・・・。
 この方、多分私と同じ年。才能のある方が早くに亡くなって、お局やるしかない凡人が100まで生きようか、と言ってる。無常を感じます。

 私が読んだのは以下の通り。全て秋田書店のプリンセスコミックスです。

フェネラ 昭和52年(1977)11月30日 刊 
 「フェネラ」 「わが愛しのフローレンス」 「妖精は扉をたたいて」 の3篇収録
表題作は著者初めての連載作品 133頁 初出:『プリンセス』 1977年 7~9月号 SFのような、ファンタジーのような。

アナスタシアとおとなり 昭和54年年(1979)3月10日 刊
 「アナスタシアのすてきなおとなり」 以下、アナスタシアという可愛い幼女のシリーズ4編と「チューリップ・カーニバル」「マーガレット荘の老婦人」収録。
 アナスタシアのシリーズは、作家のパパと二人暮しの少女の家のお隣に変わった人たちが越してくる・・・。妖精とか、お伽話に出てくる人たちとか、ファンタジー好きが好きに描いてる感じで同人誌みたいな雰囲気と思っていたら、これが昭和51年(1976)の春のデビュー作と言うことでした。

四季つづり 昭和54年(1979)8月5日 刊
 四季にちなんだ4話+1話 最後の 「春秋姫(しゅんじゅうき)」 が印象的でした。

夢ゆり育て  昭和55年(1980)7月10日 刊
 花と宝石を描きたくてこね回した結果できた作品たちです。と解説に有ります。コミックス書き下ろし1篇収録。
 この人の描く花々は本当に美しい。コミックスなのでカラーページが表紙と裏表紙しかないのが残念でしたが、連載時はそれだけ見てても飽きなかったでしょうね。表題作以下、ミステリーっぽいものが多くて、こちらの才能も後々楽しみな人だったのに、とさらに残念です。

幻の花恋 昭和56年(1981)5月15日 刊
 表題作は読みきりとしては長い65P。未発表作品1篇収録。
 亡くなった翌年の発刊という事で、「花郁 悠紀子さんのこと」 として巻末に 青池 保子氏、萩尾 望都氏、佐藤 史生氏の3氏の追悼文が載っています。皆さん、花郁さんの才能を本当に惜しんでらっしゃいます。

カルキのくる日 昭和56年(1981)9月5日 刊
 ミステリーに探偵ぽいものも絡んだ表題作。本当は単行本にする時に大分描き足す予定だったという。他もミステリータッチ。未発表作品2編収録。
 1979年7月のヨーロッパ旅行 不 始末記が載っています。城 章子、萩尾 望都、佐藤 史生、伊藤 愛子、花郁 悠紀子の5名が参加。相当のドタバタ旅行だったらしい様子が面白い。巻末に花郁 悠紀子作品リスト2ぺージあり。

踊って死神さん 昭和59年(1984)9月20日 刊
 コメディーっぽいもの5編収録。デビュー前1975年の未発表作品1篇収録。天使、悪魔、妖精、精霊など、作者の好きなものがイメージでたくさん出てくる。

風に哭く 昭和56年(1981)12月5日 刊
 SF作品6篇。うち、同人誌発表2編、高校時代の未発表作品1篇収録。2作は「フェネラ」 の関連作品。この人はSF作品の方が面白いな。長生きしてSFを描き続けていたら、萩尾・佐藤氏らと同じ位・・・と思ってしまいます。

白木蓮抄(マグノリアしょう) 昭和56年(1981)11月 刊
 日本を舞台にした華麗に花が舞い散る5編。最後に収録の 「緑陰行路」 は商業誌に描かれた最後の作品です。

 以上の9冊です。詳細は上記 ~花に眠れ~ に大変詳しいので、興味のある方はぜひ行って見てみてください。

 アナスタシアのシリーズの中で出てくる魔法使い(?)の一人、オルバー・ケロムというのがなんとも凄い。目と口と毛が3本有るだけの男か女かも分からない顔なのだが、絶対作者の分身で、何でも知ってるし何でもできるみたい。他の本の作者紹介欄の似顔絵がこのオルバなのです。



 以前記事UPしました 「陽の草原の物語」 の塔野 藻裳氏のブログで、古代史講座が始まりました。興味のある方、連載まだ2回目ですが、仁徳天皇の最大の弱点は”女性”だったとか、面白いので読んでみて下さい。 ↓

            塔野 藻裳の 漫画な旅路

木原 敏江 「しまりんごスペシャル」

2007年01月15日 10時21分32秒 | マンガ家名 か行
      や~っと見つけました。

 白泉社 昭和59年(1984)7月2日 初版

 「摩利と新吾」 の連載終了後、唯一のムック本として出された好事本(こうずぼんとしかいいようがないファンの本)。私のような 「まりしん症候群」のものにはたまりません 去年その存在を知った時から探していたのですが、一度5,000円くらいでネットオークションに出ていたのを見た以外、手に入れるチャンスがめぐって来ませんでした。 まんだらけ の少女まんが担当の方に御願いもし、足しげく渋谷店にも通いましたが去年うちはダメでした。

 新年が明け、仕事の月締めの忙しさも一段落してほっとした頃、なにやら予感がしたのですね。「今日あたりあったりして・・・」なんて思ったのですよ!霊感が私にもあったのかどうか。会社のある六本木から、バスに乗って渋谷まで、通いなれたるこの六本木大通り。

 いつものように一番に少女マンガ貴重品の飾られているガラスケースの前に。えっあ・あれは!あったーっ!あったあった、 美麗な 「しまりんごスペシャル」 が~~~ 何とその隣には内田 善美氏の最高傑作と謳われている 「草迷宮・草空間」 のこれまた美しい帯付き本が並んでいるではないですか もっ、値段なんか見ないで即 店員さんにこれ買いたいんですけどーー、こちらは見せてください!
 前から御願いしていた担当の 海さん という方はいませんでしたけど、「前から探していたんですよー」 と言うと、出してくれた店員さんも嬉しそうに 「良かったですねー」 と言ってくれました。

 「しまりんご~」 は定価1,500円のところ2,625円、「草迷宮・~」 は定価880円のところこれ又2,625円、両方とも妥当というか、「草迷宮~」 は以前こちらのお店で3,000円以上のお値段で出ていたのを見たことあるので、安いほうではないでしょうか。はい、今年勤続28年目大お局の私、自分のお年玉として大人買いさせて頂きました。私にとってはダイヤの指輪もらうより嬉しいんですけど。

 その後、店内で見つけた先日UPの 「打天楽」 と 竹宮 惠子 「ブライトの憂鬱」 1巻目をゲットして、幸せな帰宅となりました。今じっくりじっくり楽しんでいます。

 「しまりんごスペシャル」 は、カラーイラスト満載、予告カットの類までコレクションページがあって、初めて見るカラーイラストがあって感激でした。あと、始めの方に摩利が 同じ作者の 「アンジェリク」 の登場人物、「プレシ・ベリエールのフィリップ」 の子孫であるという説の 「転生神話」 が載っています。まあ、摩利の容姿が木原氏のスターシステムのフィリップで有るのは明白ですが、あくまで容姿のみ、本当の意味のフィリップ (脇役が多い等) でないのは、この本の中でも木原氏が言ってます。摩利は摩利で、新しいキャラクターになっていると。
 摩利の母方の曽祖母はフランスから嫁いできた。その実家の歴代のご先祖の肖像画の中に、摩利にそっくりな250年前に若死にしたプレシ・ベリエールのフィリップがいるというエピソード。

 後半に昭和56年(1981)1月より昭和57年(1982)12月まで2年間の限定で8巻作られた 「雪月花」 というファンクラブ誌の特集が載っています。読者のお便りがたんまり載っていて、「まりしん」 に対しての感想・意見・ストーリーの希望や期待など等、読みながら、うんうん、みんな考える事は同じねーと、いや、別々の意見が一杯載ってはいるのだけれど。
 その後のストーリーとか、違う展開をあーでもない、こーでもないって空想するのが楽しいのよね。この年にして、昔のマンガを読みながらこの妄想、どうにかならないかしらね。

 もう一冊手に入れて、綺麗な方をラッピングして1冊は手元用にとか、こと、「まりしん」 に対しては異常な愛情を注いでいます。他の木原作品、特に初期の女の子が主人公の作品に対しては淡白なんですけど。「アンジェリク」 なんて読み終えたら場所がないから、とっととブック ○フへ売っちゃおうなんて思っていたくらいだし。フィリップが見たくて残してありますけど。単なるフィリップ好き?

 山岸氏の作品も、「日出処の天子」 お気に入りですが、いちおうコミックスは他の人より集めてますけど、全て揃えたいという程ではないので処分したものもあります。自分にとってその作家の一番及び気に入ったものさえ集めればよいという考えです。大概代表作という事になりますね。まんがの蔵書が500冊を超えないのはそんなわけでしょうか。

 

木原 敏江 「花の名の姫君」

2006年11月16日 09時02分30秒 | マンガ家名 か行
 この本、面白かったですよ。

 何がって、歌舞伎をマンガにしているんです。それもしっかりと少女まんが。写真は 秋田文庫 平成9年8月10日 初版のもの。

「花の名の姫君」 四世鶴屋南北 「桜姫東文章」 (さくらひめあずまぶんしょう)より

私が嫌いなお姐様(おあねえさま)  容揚黛(ようようたい)作 「鏡山旧錦絵」(かがみやまこきょうのにしきえ) より

「流星」 福森 喜宇助(きゅうすけ) 「其小唄夢吉原」(そのこうたゆめもよしわら) より

「轟く滝の下で」 「雷神不動北山桜」(なるかみふどうきたやまざくら) より

 この4作品が入っています。大体原作に沿ってマンガ化されているようですが、最後の 「雷神不動北山桜」 では後日談 (当日談だけど) が付け足されていて、ハッピーエンドになっています。いいのか ?

 「桜姫東文章」 のお話、こんなんとは知りませんでした  名前だけは知ってましたがねー。
 のっけから少年愛の心中から始まり、大名のお姫様がその片割れの稚児の生まれ変わりとして起こる騒動の数々。お家断絶が絡んだり、賊に犯されたお姫様が子まで成して賊にほれるやら、お姫様が女郎まで落ちてべらんめえをしゃべるわ、その賊が実は親と弟のかたきだったやら、人殺しはするわ、幽霊は出るわ、あだ討ちの場面になるわ、その他いろいろ、しっちゃかめっちゃか、韓流ドラマも真っ青のジェットコースターストーリー  最後はちゃんと、お家は再興めでたしめでたしの大団円。ああ疲れる。

 江戸の庶民は大名のお姫様が、姫言葉と女郎言葉をちゃんぽんに使う所などで大笑いしていたのでしょう。「鏡山旧錦絵」 もお家乗っ取りの悪人を町人出身の小間使いの少女がやっつけるお話で、庶民の溜飲が下がるように作られています。
 「其小唄夢吉原」 は、一転して悲恋のお話。吉原の女郎 小紫(こむらさき) と江戸に上がってきたばかりの田舎侍 白井権八(しらいごんぱち) のどうにもならない恋。白井権八は 「御存知鈴ヶ森」 という歌舞伎作品にも登場する凄腕の美剣士です。ドジ様得意の美青年剣士よ~~。うっとり

 「雷神不動北山桜」 は有名なので、御存知の方も多いのでは。天皇に王子誕生を頼まれ、祈りを捧げた 上神上人(なるかみしょうにん)。王子が生まれたのに褒美の約束を反故にされ、怒った上人は雨をつかさどる竜王を閉じ込め、日照りになって民は困っています。そこで絶世の美女の 雲の絶間姫(くものたえまひめ) が登場。色仕掛けで上人をメロメロにし、雨を降らそうという魂胆です。狂言廻しの 黒雲(こくうん)、白雲(はくうん)という上人の弟子二人が、なにやら 「百鬼夜行抄」 の尾白・尾黒みたいでおかしい。上神(なるかみ)もすんごい美形のお上人様姿から、騙されたと知った後の隈取恐ろしい 雷神(なるかみ) 姿まで、見所いっぱいのお芝居ですよ。

             歌舞伎好き、和もの好きな方はぜひ一読を。

「蟲師」 「まろ、ん?」 読書中。

2006年11月14日 10時23分40秒 | マンガ家名 か行
 満天さんにお借りした、「蟲師」 1~7巻 漆原 友紀氏著 と 「まろ、ん?大掴源氏物語」 小泉 吉宏氏著 をただ今読書中です。面白くって、「トキワ荘物語 ④」 が書けないでいます。森安 なおや氏の巻なのですが。(困) 

 「まろ、ん?大掴源氏物語」 は凄いですねー。この方、読売新聞に 「ドッポたち」 というまんがを連載中なのですが、発想が面白い方で、毎週楽しみに読んでいます。うちは読売なのですよ。理由はだんなが昔からジャイアンツファンだから。
 この「まろ~」、本の名前だけ知ってましたが、こんな労作だとは知りませんでした。まだ途中なのですが、いや~ほんとに源氏が大掴みで分かっちゃう。私もマンガ (あさきゆめみし 大和 和紀著) と田辺 聖子版の短めのを読んだだけですが、必要最低限を見開き2Pの中でちゃんと抑えている所が凄い 

同じ作者の第45回文芸春秋漫画賞受賞のシリーズ、「ブッタとシッタカブッタ」も読んで見たくなりました。

古城 武司氏の思い出

2006年10月31日 00時59分56秒 | マンガ家名 か行
             マンガ家、古城 武司氏に描いて頂いた色紙 ↓ 

                


 1967年4月4日の日付になっています。多分、ご自宅で描いて頂いた物。


 
               もう一枚 可愛いでしょ。 ↓


               



 最初は姉に連れて行ってもらって、古城氏の仕事場へ出入りしていたのは中学生の頃でした。もう、その仕事場がどこにあったかも忘れた遠い昔のこと。
 折りから学校の文化祭で有志が集まって 「マンガ同好会」 の発表をしようということになり、読みきりの生原稿をお借りして貼らせていただいたりもしました。
 
 当時描いていらしたのは、「偉大なる王(わん)」 という中国の虎のお話。少し前後するかもしれませんが。その頃の絵柄は 「ワイルド・セブン」 の望月 三起也氏のようなワイルドな絵柄でした。でも、後で代表作となった1973年から少年画報社の「少年キング」で連載が開始された『おれとカネやん』 (原作  梶原 一騎氏) は、 「紫電改のタカ」 のちば てつや氏風の柔らかい画風でした。この色紙もそんな感じですね。


 何回か伺っていたある日、いつものように突然行くと、素晴らしいクロッキーを見せられました。見るからにハーフの美少女の絵で、「とても綺麗な子なんだ・・・。」とちょっと照れて言うのを見て、子供心に何か感じた私は、その後氏の仕事場に行かなくなりました。それだけの淡~い思い出です。華奢な感じのシャイな方でした。

 実は、今年2月8日に亡くなられたことを知りました。67歳、まだまだお若い年ですが、舌のガンだったそうです。今回調べたら、集英社の学習漫画「世界の歴史」「世界の伝記」シリーズのほか、流星人間ゾーンや伝説巨人イデオンといったアニメのマンガ化作品などでも活躍されたそうです。知りませんでした。

 
              心より、ご冥福をお祈り致します。
 

昨日の獲物

2006年10月05日 11時24分54秒 | マンガ家名 か行
        又、まりしん 「摩利と新吾」 でごめんなさい。


 昨日の夜、仮決算のメドが付いた安心感から、ふらふらと 渋谷の「まんだらけ」 へお出かけ。前回行った時に目を付けていた、秋田書店版 「摩利と新吾」 プリンセスコミックス 愛蔵本 1巻~3巻をゲット。本当は5巻まであるのですが、ここにあるのは3巻まで。残りは探しましょう。
 「まりしん」 は文庫で持っているけど、ここをお読みの皆さんには分かると思いますが、本当に好きな作品は、大きな版や、カラーイラストの多く載っている他の版も欲しくなるのですねー。これも、大判だしカラーイラストや、中にも今まで見たこと無い白黒のイラストがあって、買ってよかったわ。各巻500円くらいだったし。(自己満足) 
 1巻は昭和63年 (1988年) 1月5日初版、2巻は同じく昭和63年4月15日、3巻は昭和63年8月20日の初版となっています。
 ああ 「花ゆめコミックス版」 も買い揃えそうで怖いです。


                


              1 巻 表紙


                
                


              2 巻 表紙


 
                
                

              3 巻 表紙



                      
                     


              各 裏表紙   




 フロアの中ほど、ガラス張りの中に入ってる、少女マンガ貴重品コーナーをなめ回すわたくし。以前引越しの時に失くしてしまった、「ポーの一族」 小学館版 (多分1巻は1972~3年に出ている) 全巻が・・・。う~ん、3,600とちょっと。全巻揃っていると高いわねー。もう一度同じ物買うのはちょっと悔しいし。「ポーの一族」 の大判ムックもある。釣書きに、「ポーの一族」 唯一のムック本とあって、これも3,000円台。とりあえず、今回は諦めて、「百鬼夜行抄」 の文庫の7巻と木原先生の旧作を買って家路に着きました。ああ重かった。
 
 いつも、次に行ったら買いたいなと思うものを見つけちゃうから止められないのですね。深~く反省。この2ヶ月でブック・オフとまんだらけで買ったマンガ本の方が、20年くらいの間に買った冊数を軽く越えています。ずっとマンガ喫茶で読んで、買うのを我慢していたのに、ここんとこ一気に来ちゃってて、何かのはけ口か ?

 でも、マンガ本なんて安いものです。1回ゴルフ行くと、以前より安くなっているとは言っても、平日でも高速代入れると10,000円くらいはかかってしまう。手元において何度も楽しめるマンガとは比べられないです。まだまだ まんだらけ とブック・オフ通いは止められそうにありません。

チェリッシュギャラリー 「摩利と新吾」 から

2006年09月26日 14時05分48秒 | マンガ家名 か行
                昨日の夜、渋谷のまん○らけへ探し物をしに。


 同じ まりしん なのだけど、お目当ての 「しまりんごスペシャル」 がとっくに売れてて、下のイラスト集をゲットして来ました。

 「しまりんごスペシャル」というのは、「摩利と新吾」 の唯一と言えるムック本で、連載終了後すぐに出たものです。探してます。オークションで5,500円してました。(泣)


 
                



 このチェリッシュギャラリーも、なかなかのもんなんですよ。B4版くらいの大きさのイラスト集です。1巻は昭和54年4月に出ていますね。特に左の2巻目は、数が少ないと言う事で、3,675円してました。1巻は1,050円。売り出し時は980円でしたから、1巻はそんなに高騰してませんね、1巻は結構出てくるそうですが、2巻は出なくて、出てもすぐ売れちゃうとか。この2巻も、今朝出した所だと、可愛い女性店員さんが言ってました。

 チェリッシュギャラリーは、山岸 凉子先生の 「日出処の天子」 を2巻、出たとたんに買って、秘蔵しています。厩(うまやど)の王子様の大判カラーイラスト、本当にうっとりしちゃいますよ。2つづつ買っとけば良かった。ひとつは展示鑑賞用、ひとつは秘蔵用に。後は 「軽井沢シンドローム」 を持っていたけど、弟に上げちゃいました。まだあるかなぁー。弟よ、軽シンは、今も人気あって高くなってるぞ 

 あと、やはり木原先生の未読のコミックを2冊、BL系 (分かる人だけでよろしい) を2冊ほど買って1時間で渋谷を後にしました。じっくり見ていると、欲しくなってしまうのですよ。波津彬子さんの「雨柳堂夢咄」 なんて、もう少しで買う所だった・・・。重くて帰れないよ。次回は買ってしまいそうです・・・。

木原 敏江 「天まであがれ!」 

2006年09月20日 10時49分01秒 | マンガ家名 か行
               


 この3連休に読み終えたマンガ3冊。木原 敏江 「天まであがれ!」 は是非読みたくて、ゴルフ合宿に持って行って夜、ホテルで読んでました。一泊してゴルフする時の夜って、結構時間が有るのに何もする事なくて、だんなはTVで野球とか見てるうちに高イビキだし、夜がつまんないんですよ。(笑)
 温泉もそう何度も入るほど好きではないし。今回は、厚い文庫の2冊目の2/1くらいまで読めました。こりゃいいわ。今度からいろいろ持って行こう。(ハマッテますなー)

 この、「天まであがれ!」 は、㈱秋田書店の平成11年4月10日初版 (1巻)、11年6月10日初版 (2巻) の文庫本です。文庫にする時に、表紙イラストを後から作者が描き下ろしたもの。同じ秋田書店の 「あ~ら わが殿!」 と同じパターンです。ファンサイトのインタビューで、やっぱり絵柄が違いますよね、と作者も言ってましたが、当時からでも25年位も前の、中の絵柄とは、やはり違って当たり前ですね。でも、そこが又、ファンには興味深かったりして。

 新撰組のお話です。美形の 沖田 総司、もっと美形、どう見たってアングロサクソンの顔で、金髪っぽい髪の 土方 歳三様  日本人に見えなくたって、少女マンガのお約束だから、いいんです 
 
 この歳三様、木原作品の名物、フィリップ顔です。フィリップとは、木原作品中のスターシステムのスターというか、同じ顔で、違う作品に、違う役で出てくる美形さんです。手塚作品の中のロックとか、ひげ親父とか思い浮かべてくれれば分かるかしら。木原作品にも、他に 「お日様ニコラ・お日様新吾」 (黒髪基本) とか、いろいろいるのですが、一番分かりやすいスターです。今回の、歳三様役もとっても素敵よ~~。

 初期作品で、絵柄はまだ洗練されていないし、お話も歴史に忠実というわけではありませんが、マンガはそういうものじゃありませんから。DOZI様(木原 敏江先生の愛称) 流のオリジナル新撰組に浸りました。 噂どおりの初期の名作です。


 写真下の 「岩を枕に星を抱き」 は、同じく木原先生の、小学館文庫、2001年6月10日版のもの。1982年~1990年まで 「ララ」 とか 「プチフラワー」 に掲載された読みきり5作品を収録したものです。ラブコメばかりで、楽しく読みました。

 昨日の夜は、またまた、DOZI様 の「愛しき言(こと)つくしてよ」 が入っている秋田文庫、平成13年12月版を読みました。作者を好きになると、どんどん行きますよー。4作品ある中では、「無言歌」 初出誌 「ララ」 1977年3月 と 「白い森」 1975年が気に入りました。

 この文庫の解説は、私が、DOZI様 を詳しく知るよすがになっている、ディープなファンサイトの管理人 「ゆりあ」 さんです。

 
           あ~ら DOZIさま!


      いつまで DOZI様 MYブーム が続くんでしょうか  

木原 敏江 「杖と翼」

2006年09月13日 11時08分38秒 | マンガ家名 か行
     今はこれを読んでいます。

 木原 敏江の最新文庫。文庫版は、小学館文庫 『杖と翼』5月に1巻・2巻が、6月に3巻・4巻が発売済み。4巻で本編は完結ですが、番外編が「フラワーズ」7月号に乗っていたそうです。(私は未見)
 
 なんと、文庫になるときに160ページ以上の加筆が有ります。連載中のものは、見ていないので、比べられませんが、作者のこだわりがたっぷり詰まった最終版と思ってじっくり読んでいるところです。今、4巻目に入ったところですが、いよいよラストが近くなり、どきどきで読んでいます。なんか、悲劇の予感がするんですが・・・。
 
 あっ、これじゃ内容全然分かりませんよね。フランス革命当時のお話なのですが、もちろん、作者の創作した人物が主人公で、 『マンガで読む世界の歴史』 ではありません。しかし、実在の人物がいっぱい出てきて、流れは史実に忠実で、歴史のお勉強にもなります。

 「死の大天使」 こと、サン・ジュストが主要な役で出てきます。それも大変な美形として。それだけでも、うっとり~。昔、「ベルサイユのばら」 とか読んでた方には、懐かしいでしょう。歴史は変えられないので、結末はなんとなく分かるのですが、そこに至るまでのDOZI様 (木原先生の愛称) のフランス革命に対するこだわりが、読んでて楽しいのです。

 最近のDOZI様の絵柄は、私が はまった 「摩利と新吾」 当時とはだいぶ変わっていて、 (30年近く前だもの、当たり前か) 先日UPした、「鵺」 (ぬえ) 1988~91年当時の頃とも大分違います。ちょっと見、別人のようですが、絵柄はどなたも変わるもの。DOZI様には変わりありません。私は現在の絵柄も、あっさりしていて好きです。

 さて、これを読み終わったら、次は又昔に返って、「天まであがれ!」(新撰組のお話)とか、「夢の礎」 (時代物・妖魔のお話) シリーズとか、着物のいっぱい出てくるのを読もうかしら。しばらくDOZI様づけですねー。

 おっと、本棚から昔のマンガも引っ張り出して紹介しなければ。今週末の3連休は、ゴルフにも行くのだけど、もう少し、マンガシリーズになりそうです。