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スーパーツィーターとサブウーハー vol.3

2018-09-07 | スピーカー
『スーパーツィーターとサブウーハー vol.2』の続きです。

スーパーツィーターとサブウーハーのカタログを製作するにあたり

ムジカのスーパーツィーターとサブウーハーに対する考え方をまとめましたので

その内容の一部を掲載します。

以下本文です。



今日はサブウーハーについてです。

サブウーハーといえば、バスドラをドンドン!、ベースをブンブン!鳴らすためのものというイメージですが、

それは嘘です。

ベースが演奏可能な最低周波数は41Hzですが、

実際に演奏されている周波数は意外と高く、

例えば、B.E.King / Stand by meのベースの最初の音は110Hz。

ホームオーディオ用として使用されるサブウーハーの上限周波数は50~100Hzあたりに設定することが多いと思いますので

サブウーハーからベースがブンブン!というのは調整に問題があるといえます。

サブウーハーの帯域はホールの雰囲気を出したり、楽器の存在感を増す効果がある帯域で、

楽器の音がそのまま出てこないことが多いのです。

サブウーハーを正しく設置すると

楽器を演奏している場所の床の振動が聴こえてきたり

コンサートホール特有の響きや空気感が再生されます。

こういった効果は音楽をよりリアルな音に変化させます。

これこそがサブウーハーの本当の役割なのです。

サブウーハーの帯域の音源がないのかというとそんなことはありません。

J.S.Bach / トッカータとフーガのオルガンやチャイコフスキー / 1812年の大砲の発射音等では

サブウーハーが大活躍します。

サブウーハーはこれらの特殊な音源のためだけに設置するのではなく

ピアノ曲やバイオリンの曲を再生するときにこそ、その効果を発揮します。

そういった効果を発揮する代表的な曲に

グレン・グールドのバッハ/ゴールドベルク変奏曲(81年盤)があります。

ぜひサブウーハーを付加して聴いていただきたい曲です。



9月末から10月にかけてはムジカのイベントが続きます!

9月30日(日) 優秀録音盤で行う最新レコードプレーヤー試聴会

10月8日(月・体育の日で休日) 山寺レコードコンサート

10月21日(日) お月見コンサート



9月のイベント『優秀録音盤で行う最新レコードプレーヤー試聴会』

日時:9月30日(日) 

午前の部10:00~12:00  

午後の部13:00~15:00

(午前の部と午後の部は同じ内容です)

場所:岐阜県大垣市上石津町一之瀬1996番地

株式会社ムジカコーポレーション試聴室(ログハウス)



事前申込は必要ありません。入場無料です。



レコードプレーヤー&カートリッジカタログのダウンロードはこちら





10月8日(月・体育の日で休日) 山寺レコードコンサート

200年前に建てられた山寺の傳香寺で行われるレコードコンサートです。



チラシのダウンロードはこちら

ぜひお越し下さい。

テーマ:音楽の変遷~JAZZ・ポップスからロックへ~

日時:10月8日(月・体育の日で休日) 開場18:00   開演18:30

場所:大垣市上石津町上鍛治屋 傳香寺



お申込・お問い合わせ:0584-45-2145 傳香寺(松島)

お申込締め切り:9月30日

軽食の費用として:500円



10月21日(日) お月見コンサート



出演:ニュートンズ

日時:10月21日(日) 開場18:00 開演18:30

場所:大垣市ソフトピアジャパン 水上ステージ

(雨天時は大垣市情報工房 スインクホール)

入場無料

チラシはこちらでダウンロードできます。


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