消防士 兼 旅人の日記

消防署での出来事、ダラダラした日常生活を綴ります。

本年もありがとうございました。

2012-12-30 22:30:55 | Weblog
2012年も残すところ、あと1日とちょっととなりましたね。皆様におかれましてはどんな1年をお過ごしだったでしょうか。


私自身を振り返れば、仕事の事は多少担当することが増えた、変わったぐらいで大きな変化は無し。

勝負は、変化は来年(度)かな…?と言うぐらい。それほど特に何もありませんでした(苦笑)

ただ、消防学校に講師派遣に行くと言う機会を頂いたことで、漠然とですが将来的にやってみたいことも見えてきたかな…?

私1人だけじゃ、叶わない夢ではあるんですけど


プライベートで振り返るのは、やっぱり趣味の旅行でしょうか。

今年もムサシ家恒例行事のイチゴ、ぶどう狩りにも行けたし、夏には休みを取って九州へ。祖父に次男の顔を直接、見せてあげれたことが良かった。

九州滞在中に、子どもたちが変わりばんこで熱出して、それはそれは大変でしたけども…

お正月過ぎてゲレンデにも行き、子どもたちに冬ならではの遊びを教えてあげれた。遠かったし大変だったし、ウェアやらなんやら買い揃えるのに散財もしたけれども、やっぱり子どもの喜ぶ顔が見たいし、それが見れれば親としては苦労もしたけどやっぱり良かったなーって思えたり。


前後しますが、5月には気仙沼までイベントのお手伝いにも行きました。

当時は震災から1年とちょっと。まだ手つかずの場所も多々あったし、復興も進んでいない。でも、現地の人と接する中で色々なことが聞けた。現実を自分の目で見た。でも、そこには笑顔もたくさんあった。

大船渡に行った時もそうだったけど、ここ気仙沼もいつか家族を連れて…って強く思ったのを覚えています。


なんだか仕事のことはちょっとで、プライベートのことばっかりだ(苦笑)

そもそも私は仕事人間じゃないしね。仕事に手は抜かないけど、プライベートに重きを置く方ですし



明日は仕事。2012年最後の仕事と、2013年の最初の仕事が同じ当番にやってきます。

と言うわけで、本年の記事の更新はこれが最後。明けてお正月はそれぞれの実家に挨拶してきますし、1泊ぐらいはしようかと思っています。


本年も当ブログをご覧頂き、また、コメントやメッセージをたくさん頂き本当にありがとうございました!

なかなか記事の更新もせず、コメントの返信も遅れてで非常に申し訳なかったなぁと思っていますが、それにも関わらずご覧下さった方々に感謝申し上げます。

マイペースな更新ではありますが、また来年もどうぞ、宜しくお願い致します。


それでは、2013年が良い年になりますように!!

クリスマス

2012-12-26 22:36:15 | 育児日記
昨日は2件、クリスマスの日の当直は比較的穏やかに過ぎたように思います。夜中も無かったしね

クリスマスと言うことで消防署の夕食も洋風に。でも、チキンは無く。『有馬記念勝ったらチキンを持ってきてやるぜ!』と豪語していた上司はカバン一つで出勤。

結果は聞かないことにしました(笑)


その前日、24日は休み。嫁も子どもたちも皆休み。

子どもたちには、良い子にしてたらサンタクロースが来るからね!と言ってついに迎えたこの日。もう一度、何をお願いするか聞いてみたところ、まだまだブームの続くトイ・ストーリーのおもちゃ。

先日嫁の実家に泊まりに行った時にパーティーをやったらしく、そこでウッディの人形はもらったようです。ちゃんと後ろのヒモを引っ張るとセリフを喋る、映画と同じサイズの物。

それのバズライトイヤー版をお願いしていた子どもたち。本当に来てくれるのか、それを持ってきてくれるのか気が気でなかったようでした。


この日はもう一つのブームである、仮面ライダーウィザードの映画を観に行ってきました。

昼前の時間だとお昼寝と時間が重なってしまい、それ以降だと昼寝の時間だし、起き続けてると機嫌悪くなるし…。で、10時ぐらい開始の時間がちょうどよく、間に合うように出発。

映画が始まって、子どもたちはポップコーン片手に食い入るように観ていました。最初はフォーゼ、その次にウィザード。最後に共闘して約1時間半ぐらいだったでしょうか。途中で飽きることなく最後まで観入ってました。

あのウィザードのベルトとリング、カッコ良かったね~と。長男。映画観て、併設されてるゲームコーナーにちょっと立ち寄って、帰ってきました。


お昼寝してる間、私はちょっと買い出しに。帰って来た後子どもたちが起きてたので、長男を連れて予約していたケーキを取りに行ってきました。

予約したケーキはまたまた登場の仮面ライダーウィザードのケーキ。人形みたいなのが乗ってるのと、ウィザードリングが1個ついてきました。

取りに行った時点ですでにテンションの上がる長男。でも、私が次男には内緒だよって言えば、『そーだね!驚かせようね!』と。

でも帰れば、『あとでカッコイイケーキあるからね!』と次男に教えていました


夜のご馳走は、嫁が気合いを入れて作ったもの。写真も撮ったのですが、なぜか曇ってしまい…

バターロールをトナカイに見立てたもの



そして、鳥の丸焼




これを作るがために、朝と昼は手を抜いたと嫁は言ってました

自分の嫁さん褒めるのもなんですが、味もGOOD!でした

ただ、やっぱり私の撮影の腕が良くなく…


最後にケーキを食べて。箱から出した時に一緒に出てきたウィザードリング。指輪だけでも遊べると言っちゃあ遊べるもんでしょうが、やっぱりベルトにかざしてこそ。

当初はサンタクロースにウィザードのベルトとバズライトイヤーをお願いしていた子どもたちですが、どこかでバズライトイヤーだけになってました。

なので、せっかくリングがあるんだから、一緒にベルトもサンタさんにお願いしたら?と。



元々書いていたバズライトイヤーに付け足す感じで、お願いしていました。


サンタさんは起きてたら来ないよ、いい子に寝てる子のところへ来るんだよって。

1年に1度の特別な日であったがためにやっぱり興奮し、なかなか寝付けない様子でした。


そして翌朝。嫁が1番最初に起きて、私も起きて。

子どもたちも最初は眠い眠いとボーっとしてましたが、あっ!プレゼント!とスイッチが入ったようで枕元を探してましたが見当たらず。

リビングにあるツリーの下に、サンタクロースからのプレゼントが届いていました。


子どもたちが最初に目についたのは、トイ・ストーリーの絵が書いてある手提げの袋。

中身はチョコレートとクッキー。それを開けて、『お菓子だー!』と言ったその後、ボソッと『喋るバズじゃなかった…』と

半分落ち込む長男をよそに、次男がツリーの所に2つ、プレゼントが置いてあるのを見つけました。

リボンを解いて、包装紙を破いてで出てきたのは子どもたちご希望の喋るバズライトイヤー。そしてもう一つは、仮面ライダーウィザードの変身ベルト(指輪3つ付き)。

眠気はどこへやら、一気にテンションが上がり保育園に行くまでずっと遊んでたようです。


更にテーブルには、サンタクロースからのお手紙付き。

平仮名がほぼ、読めるようになってきた長男。子どもにも読めるように、全て平仮名で書かれていました。

優しいですね、サンタさんは(笑)


お手紙には、2人で仲良く遊んでねと言うことが書いてあったのですが、言ってるそばからおもちゃの取り合い…

『わかった!仲良く遊ぶ!』なんて言ってたその10分後にはもう…


今日もおもちゃの取り合いをしつつ、サンタさんからのプレゼントで遊んでいました。


もう本年もあと1週間を切りましたね。

とりあえずクリスマスも終わり、一段落。今年は年賀状ももう全て作成してポストに投函して来ましたので、やることと言えば掃除ぐらい。

今週末にゲレンデに行きますので、その準備も。

年の瀬の忙しい時期ですが、体調管理にはお気をつけ下さい。


明日は休みです

消防訓練

2012-12-18 21:42:30 | 消防・救急
前回の当番は3件、夜中も無し。

1時間ごとに交代で入る通信勤務も夜中の時間帯になかったので、珍しく長時間仮眠を取ることができました。

夜中にあったけど、置いて行かれたわけじゃないよな!?なんて少々気にもなりましたけど…


前回の当番で、消防訓練に行ってきました。

行き先は管内にある、とある幼稚園。幼稚園で定期的に行っている避難訓練にプラスして、消防署の人からお話を聞くと言うことで出向いてきました。

ちなみにこの消防訓練は、大抵は消防隊が出向いて行くもの。必ずしも消防隊だけが行くものではありませんが、救助隊なり救急隊が行くのは(うちでは)結構珍しかったりする。

園庭が狭くて消防車とかが何台も止められないと言った理由もあるのですが、避難訓練のあとに消防車の見学…と言うのが大体のお決まりで、救急車は基本、お呼びがかかりませんので(苦笑)

しかし今回は、救急車も見たい!とのリクエストがありましたので、救急隊も幼稚園に一緒に出向いて行ったわけです。


時間になったら、非常ベルが鳴って火災発生を知らせる。

防災頭巾をかぶって、ハンカチで口元を抑えて園庭へ。押さない、駆けない、喋らない、戻らない、○○ない、の『おかしも○』を園長先生と園児達で確認していました。

んで、最後の一つが思い出せません何か言ってたと思ったんですが…


私が小学生のころは、『おかし』だけだったんだよなぁ。時が経てば、新たに加わると言うことか


避難訓練が終わったら、2グループに別れての行動。消防車&救急車の見学グループと、子ども用の防火衣セットを持ってきましたので、それを着て記念撮影のグループに別れて。

私は防火衣グループを担当しましたので、園児達に着せるのを手伝って、先生がカメラを構えている前に送り出して。反対のグループでも同じように。

お父さんが消防士で…と言う人も1人か2人いたようです。お父さんはこれを着て、火事の現場に行くんだよって。


全員が記念写真と消防車見学が終わった頃、今度は地震体験車も来てましたので、その体験を。

園児達と先生たちにも。保護者の方も数名いらっしゃったので、ついでに一緒に体験してもらいました。


最後は先生たちの消火器の取扱い訓練、使い方を一から説明。

まず、黄色のピンを抜く。炎に近づいて、ホースの先端を持ち、その後レバーを握る。

今回持って行ったのは訓練用の水消火器なので、中身は水。レバーを握れば水が出るが、離せば水が止まる。でも、本物の消火器は中身は粉末だし、一度レバーを握ってしまえば基本的には止まらずに出続けるもの。その辺の違いを説明し、水消火器で先生たちに実際にやってもらいました。


最後に全員で記念撮影、私達職員も一緒に混じって写真に収めてもらいました。


私達の仕事は災害対応が主な仕事ですが、その他にも訓練を行ったり、今日のお話のように幼稚園や小学校に出向いて授業を行ったりしています。

一見地味に見えても、これらも大事な仕事。災害が起きなければ、その分命の危機に陥ることも少なくなるのだから。

火災にしても救急にしても、完全に無くすことは難しい。でも、その芽を摘むことで件数は少なくなるし、対処方法を知っていれば被害や症状を軽減できる。

子どものうちから、少しずつそんな教育も必要だと改めて思いますね。



明日は仕事、消防隊の後輩が救急に乗りますので、私は患者室に回っての1当直です。

発表会

2012-12-15 22:17:40 | 育児日記
今日はお休み。午後からは雨が降りました。

今日は前もって予定されていた保育園の発表会。この日のために歌やら踊りやらを一生懸命練習して、その成果を保護者の前で披露する日。

昨年から保育園に通い始めた息子たちは今年が2回目の発表会、ですが、私が観覧するのは初。

前回は当直明けの日が発表会当日でして、朝勤務が終わって急いで戻ったのですが残念ながら時すでに遅しと言った具合でしたので…。


今年は勤務サイクル的にもたまたま休みにぶつかって。嫁が撮ったビデオでは観ましたが、生で観るのは初めてと言うのもあって楽しみにしていました。

自分で言うのもですが、息子たちよりも楽しみにしていたかと思います(笑)


低年齢児からの発表でしたので、まずは次男の出番。

とある絵本がベースになっている演目であり、次男の役は『いちご』さん。衣装も赤系の物と指定されており、事前に保育園に預けていた服といちごのかぶり物をしてステージに登場。

リハーサルでは意気揚々とお友達と手をつないで登場してきたらしいのですが、今日はなぜか慎重な足取りで登場。次男なりに緊張したのでしょうか。

でもそれはほんの最初だけ。始まってしまえばもう自分のペースで。やることはきっちりとやっていましたが、どことなくマイペースな感じが見て取れた感じ。

これが次男坊が故のマイペースっぷり?長男には無い感じだし、私や嫁とも違ったような、何となく独特な雰囲気がありました


マネっこポーズもしっかりできたし、その後の歌もちゃんと歌えていました。

最近、家で『かえるのうた』をやたらと歌うようになり、何でかな、保育園で覚えてきたのかな?と思ったら、今日の発表会で歌う歌だったんですね。


発表会も後半に入り、今度は長男の番。

やはりこれも、とある絵本がベース。保育園で先生が読み聞かせたところ、これが子どもたちにハマったようで、発表会はこれだ!と先生が急遽脚本を書いて配役を決めて練習をしてきたそうです。

長男の役は『お医者さん』医者らしく、衣装は上下白で統一。奥さん役のクラスの女の子と一緒に登場し、患者さんに治療してました。

患者さんは熊に扮したお友達。寝不足で目の下にクマができたらしく、治療した後に枕をプレゼントしてました


最後は年長さんが合奏して、それに合わせて歌を2曲歌って発表会はおしまい。

昨年の発表会は初めてと言うこともあり、発表会数日前から緊張もあってか情緒も不安定気味な時があったりしたものですが、2回目と言うことも、また4歳になったと言うこともあって昨年とは全く違った姿を観ました。本当に堂々と元気よく演じていた。その成長が本当に嬉しかった。

次男のクラスは今年から保育園と言うお友達も多い。昨年から通っている次男はある意味保育園の雰囲気に慣れているため、結構お友達を引っ張ったり、面倒を見ることも多いのだそう。(←家じゃ考えられませんが、苦笑)

発表会でも、普段と違う雰囲気で泣きだしてしまったり、親元へ駆けてしまうお友達もいる中、どんと構えて臨んでいる感じでした。2人とも、物怖じせずに堂々とやり遂げていた。

始まる前に、『上手い下手じゃないんだよ、それよりも一生懸命やるかどうか。一生懸命やれば、たとえ不器用でもカッコよく見えるもんだよ。パパはそこを見てるから』って。

いざ本番と言うことで、子どもなりに緊張していた中でこう声をかけて。どこまで理解したか分かりませんけど、本当に堂々とやってくれたと思います。


唯一の失敗は、ビデオカメラで収めてましたがやっぱり自分の目で観たい部分もあって。

でも器用じゃない私は自分の目で観てるとカメラがあさっての方向に行っちゃうらしく。肝心の長男がセリフを喋ってる場面はカメラがあさっての方向に…

帰ってビデオを観て、嫁に『あんた、これじゃ意味ないじゃないのよ!!』と怒られました



来年の発表会の時も、上手いこと勤務サイクルが休みに当たってくれないかな?と思っています


明日は仕事です。


とりあえず、持ち直し

2012-12-11 21:00:01 | Weblog
昨日は2件。夜中はありませんでしたが、朝1件出て引継ぎ時間を大幅に超えました。

そんなわけで今日は帰ってきたのがお昼の12時を少し回った頃。お昼寝もそこそこに子どもたちを迎えに行ったのでした。


先週ぐらいから体調がイマイチだった私。仕事休まなきゃならないほどではありませんでしたが、とにかく身体がだるい。

咳も出る、鼻水も出る。幸い熱は出ませんでしたが、とにかく身体がだるいのと、常に眠たい感じがするのには身体が堪えました。

昨日の当直も咳が出続ける感じ、鼻水も出ましたが一番嫌だった倦怠感が抜けた分、まだ仕事しやすかったですね。

私よりもきつそうな後輩が一人、いましたけど…


当初は、次男が保育園からもらってきたのが始まり。

長男も風邪をひき、嫁もいまいち調子が良くない日が続き。そして私。

私はとりあえず持ち直してきまして今日で薬もやめましたが、また次男が鼻をすすり出し、長男も何となく調子が悪そう。今日は習い事の日でしたが、今週末に保育園の発表会を控えていますので大事を取って休ませました。

嫁は嫁で、風邪とは違って本当に身体に変調をきたしており、先週病院へ行って検査結果待ち。

結果次第では再検査になりそうな感じです。入院しなければいけないとか、そういったことではないんですがね。


ここ最近で急激に寒くなったのと、空気の乾燥により喉がやられて、誰かしらが体調不良なムサシ家。

うちに限ったことじゃないですが、消防署でも必ず一人は調子悪い。そんなことが続いています。

巷じゃ、ノロウイルスも流行っているようですし…。


12月、師走と言うようにあっという間に過ぎる月。

忙しさのあまりに身体に負担もかかって体調を崩しやすくもなりますので、皆様くれぐれもお気を付け下さい。

私もまだ風邪の治りかけ、早めに寝ることにします


明日は休みです

消防学校へ行って来ました

2012-12-05 23:51:50 | 消防・救急
前回の当番は3件、夜中に1つ。

11月はほぼ毎当番夜中の出場があり、慢性的に寝不足がち。寝不足が体調不良を引き起こす原因にもなるために非番で予定が無ければ極力昼寝をするようにしてましたが、それでもあまり疲れが抜けきらないような感じでした。

眠たい中出場していくのもそうですが、辛いのは寒さ。夜中は気温が氷点下近くまで落ちるために寒さに弱い私には厳しい季節です


さて先日、消防学校へ行ってきました。

いつかの記事で消防学校へ講師派遣に行くと言う記事を書きましたが、その日がやってきまして。救急隊員の資格取得をするために現在入校中の学生に、授業を受け持ってきました。

救急はある意味専門分野になる部分もありますので、消防学校の教官が教える部分もありますが、大部分は外部から講師を招いてカリキュラムが進みます。

解剖・生理など座学の部分に関しては、各大学病院とかから教授、ドクターが講師として授業を受け持ち、資器材の取扱い訓練などは各消防から持ち回りで講師として来て、授業を受け持つわけです。


私達が今回受け持ったのはシミュレーション訓練。ある救急現場を想定して、傷病者への接触から状況聴取、観察や体位管理を行い、病院への収容を依頼して…と、救急活動の一連の流れを学ぶもの。

しかし、今回の学生たちはある程度救急に乗ったことがある人は極端に少ない。救急はおろか、現場すらろくに経験してないような若い職員ばかり。

そして、初のシミュレーション訓練と言うことでしたので、救急活動の一連の流れを手取り足とり教える感じでした。


具体的には、オーソドックスな活動として、隊長が隊としての活動方針を決める。そのために具体的な指示を出して、隊員はその命令を受けて活動し、隊長へ報告して…等々。

一応、ある病態を想定しての活動をシミュレーションしましたが、今回知って欲しいのは観察結果から病態云々を察して…と言うよりは、繰り返しますが救急活動とは?を知ってもらうこと。

ある程度座学で知識としてはあるのでしょうが、まだ結びつかない部分もあるでしょうし。それらは改めて学んでもらうと。


シミュレーションが終わって、学生から出た反省点と私からの解説、アドバイスなどをフィードバック。それを1日中ずっと、やっていました。

喋りっぱなしの立ちっぱなしで疲れました。が、学生たちはそれとは別に緊張もあったでしょうけど


訓練が終わって、担当の教官と少々お話をして引揚げる頃に、私が初任時代の担当教官にお会いしました。

不出来な学生であったために当時は多々ご迷惑をおかけしましたが、消防人としての基礎を叩きこんでくれた方。技術云々よりも気持ちで…と言う方。

とにかく熱い教官でした。親以外で唯一尊敬できるような方ですし、初任時代の訓練日誌に書いてもらった言葉は今でも仕事をするうえで糧となっています。

卒業してからしばらく経ちますが、ちゃんと覚えててくれるのも嬉しかったですね


救命講習などで一般の方を相手に講師をするのは何度も経験ありますが、消防職員を相手に講師をするのは初。

なにぶん私自身も初めてなことでしたので、伝えたいことがどれぐらい学生に伝わったか。もう少し上手い言い回しとかあったかなって後から思えば色々ありましたが、良い経験でした。

また、行かせてくれないかな…。こういうの、嫌いじゃないですしね


明日も休みです