Michael君(マイケル・グルーバー)が何度も主演した「Singin' in the Rain」、とても有名なミュージカルなので、ご覧になったことのある方も多いと思いますが、ご存じない方のために、どんな作品なのかご紹介いたしましょう。
(写真は、ドンとリーナが演じる劇中劇 「the Dueling Cavalier」のワン・シーンです。2004年12月にヒューストンで上演されたMichael君の舞台から。)
以前ナズが見に行った「サウンド・オブ・ミュージック」は、ステージ版の方が先に作られ、後に映画化されたのですが、「雨に唄えば」は、映画の方が先に作られました。
「次のお仕事」のところでも少し触れましたが、1952年に、ミュージカル王国MGMが、看板スターの一人であるジーン・ケリーを主役に製作したミュージカル映画で、おそらくもっとも有名なミュージカル映画の1つと言えるでしょう。この映画のテーマ曲でタイトルにも使われている「Singin' in the Rain」は、MGMのテーマ曲とも呼べる曲で、1929年に「ハリウッド・レヴュー」で初めて使用されました。主役の映画スター、ドン・ロックウッド役にジーン・ケリー、ドンの子供の頃からの友人でパートナーのコズモ・ブラウン役には、映画「ショーほど素敵な商売はない」でも素晴らしいダンスを披露しているドナルド・オコーナー、そしてドンの恋人のキャシー・セルデン役には、当時まだ19歳でプロのダンサーではなかったデビー・レイノルズが起用され、ジーン・ケリーの綿密な指導の下、何週間にも及ぶ、文字通り血のにじむような猛レッスンを重ねて、主役デビューとなるキャシー役を演じ遂げました。
現在、「雨に唄えば」は、DVDとして国内でも販売されており、ビデオレンタル店でもレンタル可能です。セルDVDは、特典ディスクのついた2枚組の50周年記念版と、特典ディスクのついていない廉価版が出ています。
映画をもとに作られたステージ版、基本的には、映画の通りに進みます。ドンが騎士に、リーナがお姫様に扮する映画も、ちゃんと公演が始まる前に撮影され、舞台の上で上映されます。また「雨に唄えば」が紹介される時には決まって流される、雨の中でジーン・ケリーが歌って踊るシーンも、ちゃんとステージ上に雨を降らせて、ドン役の俳優さんはびしょぬれになりながら、歌って踊ります♪ (実際に降ってくるのは、冷たい雨ではなくて、暖かいお湯なんですけどね・・・笑)このシーンは、前半の最後のシーンになりますので、お芝居の休憩時間には、ドン役の俳優さんは、たった15分ほどの間に、服を着替えて、濡れた髪の毛を乾かさなくてはならないため、とても忙しい思いをします。またセットの方も、短時間で雨を降らせる準備と後片付けをしなくてはいけないので、とても大変です。
あらすじは、以下の通りです。
物語は、1927~8年頃のこと。映画は、まだサイレントの時代で、俳優達はセリフをしゃべる必要がありませんでした。 ドン・ロックウッドは、今をときめく銀幕のスター。美貌の相手役リーナ・ラモントとの息の合った名演技で人気は高まる一方、リーナとの結婚のうわさまで飛び交う始末。しかし、結婚のうわさは映画会社の宣伝手段で、きれいなだけで演技は下手、訛りが強くてまともにセリフもしゃべれない上に、わがままで思いこみの激しいリーナにうんざりしているドンでした。
ふとしたきっかけから、まだ駆け出しの女優ながら才能あふれる魅力的な女性、キャシーと知り合ったドン、初めはちょっとした行き違いから仲違いをしますが、撮影所で再会して、実は互いに気になる存在同士だったと気づき、たちまち二人の仲は急接近・・・。
一方、時代の流れは、サイレントからトーキーへと急速に進み、ドンとリーナの新作も、トーキーとして撮影されることが決まります。セリフをしゃべり慣れないサイレントスター達に、撮影所は、セリフの猛特訓!しかし、トンチンカンなリーナだけは、まったく上達しません・・・。あきらめて撮影を開始したものの、慣れない音声マイクの扱いに、スタッフも右往左往、撮影所は大混乱に!どうにか完成させて試写会までこぎつけますが、リーナの素っ頓狂なセリフに加えて、音声の録音が映像とズレはじめ、男性のアップにリーナの声、リーナのアップに男性の声が聞こえてくる始末・・・。観客の不評に、みんなが落ち込みます。
「明日でこの豪邸ともお別れだ・・・」とすっかり落ち込むドンに、親友のコズモとキャシーが「歌やダンスが得意なんだから、映画をミュージカルにしてしまえば?」とけしかけます。その気になりかけたドンでしたが、歌も踊りも演技もだめなリーナの存在に気づいて、また落ち込みます。その時、コズモが、試写会のずれた音声をヒントに名案を思いつきます!「キャシーがリーナを吹き替えればいい!」 キャシーのキャリアにプラスにならないと渋るドンに、キャシー自身が「たった1本の映画だから、かまわない」と吹き替えを引き受けます。
ようやく希望が見えてきたドンでしたが、問題が1つ・・・ 撮影所の看板女優のリーナがキャシーをひどく嫌っていることです!歌を吹き替えるのが彼女だと知ったら、リーナが何をするか分かりません。
果たして、ドンとリーナの新作は、みごとミュージカルとして蘇るのでしょうか!? そして、ドンとキャシーの恋の行方は・・・?
(写真は、ドンとリーナが演じる劇中劇 「the Dueling Cavalier」のワン・シーンです。2004年12月にヒューストンで上演されたMichael君の舞台から。)
以前ナズが見に行った「サウンド・オブ・ミュージック」は、ステージ版の方が先に作られ、後に映画化されたのですが、「雨に唄えば」は、映画の方が先に作られました。
「次のお仕事」のところでも少し触れましたが、1952年に、ミュージカル王国MGMが、看板スターの一人であるジーン・ケリーを主役に製作したミュージカル映画で、おそらくもっとも有名なミュージカル映画の1つと言えるでしょう。この映画のテーマ曲でタイトルにも使われている「Singin' in the Rain」は、MGMのテーマ曲とも呼べる曲で、1929年に「ハリウッド・レヴュー」で初めて使用されました。主役の映画スター、ドン・ロックウッド役にジーン・ケリー、ドンの子供の頃からの友人でパートナーのコズモ・ブラウン役には、映画「ショーほど素敵な商売はない」でも素晴らしいダンスを披露しているドナルド・オコーナー、そしてドンの恋人のキャシー・セルデン役には、当時まだ19歳でプロのダンサーではなかったデビー・レイノルズが起用され、ジーン・ケリーの綿密な指導の下、何週間にも及ぶ、文字通り血のにじむような猛レッスンを重ねて、主役デビューとなるキャシー役を演じ遂げました。
現在、「雨に唄えば」は、DVDとして国内でも販売されており、ビデオレンタル店でもレンタル可能です。セルDVDは、特典ディスクのついた2枚組の50周年記念版と、特典ディスクのついていない廉価版が出ています。
映画をもとに作られたステージ版、基本的には、映画の通りに進みます。ドンが騎士に、リーナがお姫様に扮する映画も、ちゃんと公演が始まる前に撮影され、舞台の上で上映されます。また「雨に唄えば」が紹介される時には決まって流される、雨の中でジーン・ケリーが歌って踊るシーンも、ちゃんとステージ上に雨を降らせて、ドン役の俳優さんはびしょぬれになりながら、歌って踊ります♪ (実際に降ってくるのは、冷たい雨ではなくて、暖かいお湯なんですけどね・・・笑)このシーンは、前半の最後のシーンになりますので、お芝居の休憩時間には、ドン役の俳優さんは、たった15分ほどの間に、服を着替えて、濡れた髪の毛を乾かさなくてはならないため、とても忙しい思いをします。またセットの方も、短時間で雨を降らせる準備と後片付けをしなくてはいけないので、とても大変です。
あらすじは、以下の通りです。
物語は、1927~8年頃のこと。映画は、まだサイレントの時代で、俳優達はセリフをしゃべる必要がありませんでした。 ドン・ロックウッドは、今をときめく銀幕のスター。美貌の相手役リーナ・ラモントとの息の合った名演技で人気は高まる一方、リーナとの結婚のうわさまで飛び交う始末。しかし、結婚のうわさは映画会社の宣伝手段で、きれいなだけで演技は下手、訛りが強くてまともにセリフもしゃべれない上に、わがままで思いこみの激しいリーナにうんざりしているドンでした。
ふとしたきっかけから、まだ駆け出しの女優ながら才能あふれる魅力的な女性、キャシーと知り合ったドン、初めはちょっとした行き違いから仲違いをしますが、撮影所で再会して、実は互いに気になる存在同士だったと気づき、たちまち二人の仲は急接近・・・。
一方、時代の流れは、サイレントからトーキーへと急速に進み、ドンとリーナの新作も、トーキーとして撮影されることが決まります。セリフをしゃべり慣れないサイレントスター達に、撮影所は、セリフの猛特訓!しかし、トンチンカンなリーナだけは、まったく上達しません・・・。あきらめて撮影を開始したものの、慣れない音声マイクの扱いに、スタッフも右往左往、撮影所は大混乱に!どうにか完成させて試写会までこぎつけますが、リーナの素っ頓狂なセリフに加えて、音声の録音が映像とズレはじめ、男性のアップにリーナの声、リーナのアップに男性の声が聞こえてくる始末・・・。観客の不評に、みんなが落ち込みます。
「明日でこの豪邸ともお別れだ・・・」とすっかり落ち込むドンに、親友のコズモとキャシーが「歌やダンスが得意なんだから、映画をミュージカルにしてしまえば?」とけしかけます。その気になりかけたドンでしたが、歌も踊りも演技もだめなリーナの存在に気づいて、また落ち込みます。その時、コズモが、試写会のずれた音声をヒントに名案を思いつきます!「キャシーがリーナを吹き替えればいい!」 キャシーのキャリアにプラスにならないと渋るドンに、キャシー自身が「たった1本の映画だから、かまわない」と吹き替えを引き受けます。
ようやく希望が見えてきたドンでしたが、問題が1つ・・・ 撮影所の看板女優のリーナがキャシーをひどく嫌っていることです!歌を吹き替えるのが彼女だと知ったら、リーナが何をするか分かりません。
果たして、ドンとリーナの新作は、みごとミュージカルとして蘇るのでしょうか!? そして、ドンとキャシーの恋の行方は・・・?
やります!(^^)!
いい曲ですよね♪
コメントありがとうございます。
音楽部でこの曲を演奏されるんですか~!
いいですね~♪ 明るくて、楽しい曲だから、
きっと盛り上がりますよね。
演奏、がんばって下さいね~♪