M for Michael Gruber♪- Mは、マイケル・グルーバーのM~♪

キャッツDVDのマンカストラップ、アメリカの舞台俳優、Michael君のことや、ブロードウェイニュースをお伝えします。

第28回Broadway ノミの市参加俳優の写真

2014-09-26 12:28:00 | Musical News Broadway イベント他
9月21日の日曜日、今年で28回目となるエイズ基金イベント、Broadway Flea Marketが開催され、71万ドルを上回る基金が集まったそうです。(写真は、イベントに参加した「On the Town」の主演3人で、左から、ジェイ・アームストロング・ジョンソンさん、トニー・ヤズベックさん、クライド・アルブスさんです。クライドさんは、2009年にMichaelくん〔マイケル・グルーバー〕主演で来日した「A Chorus Line/コーラスライン」に、マイク役で出演していた俳優さんです。)

Playbill.comでは、イベントに参加したBroadway俳優の皆さんの写真を紹介しています。こちらからどうぞ。全部で81枚の写真をごらんいただけます。

このBroadway Flea Marketは、Broadway Cares/Equity Fights AIDS(BCEFA)がエイズ基金を集めるために行っている数あるイベントのうちの一つです。タイムズスクエア、シューバート・アレイ、西44ストリートで行われ、Broadwayファンなら垂涎のレアなオープニングナイトギフトや初演の時の貴重なプレイビル等のメモラビリアを購入出来たり、あこがれのスターに間近で会ってサインをもらったり出来る楽しいイベントで、ノミの市の他に、ライヴでオークションも開催されます。
今回のイベントでは、65個のテーブルが並び、サインと写真撮影ブースに61人のBroadwayのスター達が参加し、オークションには247品が出品され、歴代最高額の71万3,986ドルもの基金を集めることが出来たそうです。内訳は、各テーブルでの売上が36万9,616ドルで、ライヴ・オークションで集まった金額が26万3,850ドルでした。ちなみに、前回までの最高額は、2012年の時の68万1,892ドルだったそうで、今までの全てのBroadway Flea Marketで集められた基金の総額は、なんと1,100万ドルになるそうです!

今回参加の各テーブルの売上トップ10は、以下の通りです。
1位:Wicked $21,869
2位:Newsies $20,173
3位:The Phantom of the Opera $19,210
4位:"Pik-a-Tik" $14,392
5位:United Scenic Artists Local 829 $13,353
6位:Creative Good Merchandise $13,222
7位:ATPAM $11,942
8位:Reel Time Video Production $11,115
9位:If/Then $10,061
10位:Les Misérables $8,083

またグランドオークションに参加したライヴ・オークションで最高額で落札されたのは、ソングライターのロバート・ロペスさんとクリステイン・ロペスさん、そして映画で主役のエルサの声を演じ、この歌を歌ったアイディーナ・メンゼルさんによって手書きされ、サインされた人気アニメ映画「Frozen」の主題歌「Let it Go」のフレーズで、9,000ドルで落札されました。またメンゼルさんが現在出演中の「If/Then」の楽屋を訪ねて彼女と会うことが出来る権利は、8,000ドルで落札されました。
その他にも多くのショーがオークションに参加し、クライドさん出演の「On The Town」(10月16日開幕)が出品したオープニングナイトのチケットとVIPパーティのパスは、3,000ドルで落札されました。クライドさんが「コーラスライン」日本ツアーで来日した時の記事は、こちらからごらんいただけます。また彼のBroadwayでのキャリアは、こちらからどうぞ。

また同日開催された入札式のオークションには、157品が出品され、80,520ドルが集まりました。もっとも高額で落札されたのは、故ボブ・クルーさんとボブ・ゴーディオさんのサイン入りの、ミュージカル「Jersey Boys」のナンバー「Can't Take My Eyes Off of You」のミュージカル・アレンジメントで、5,000ドルで落札されました。
ユニークな出品としては、ダニエル・ラドクリフさんのサインが入った「he Cripple of Inishmaan」の小道具の豆の缶詰が1,800ドルで落札されたそうです。

BCEFAのイベントのページは、こちらからごらんいただけます。イベントの様子を紹介する映像もごらんになれます。

2015年の第69回Tony賞授賞式は6月7日に開催

2014-09-11 00:00:21 | Musical Tony賞
来年(2015)のTony賞授賞式の日程と開催場所が発表されました。(写真は、Tony賞のトロフィです。)

第69回目となる2015年の授賞式は、6月7日にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで開催され、その模様はCBSによって午後8時から11時まで生中継される予定とのことです。Playbill.comの記事は、こちらからどうぞ。

CBSによる授賞式の中継は、1978年から始まりました。最初の授賞式は、1947年4月6日にウォルドーフ・アストリア・ホテルのグランド・ボールルームで開催されました。

授賞式は、Tony賞を設立したBroadway League とthe American Theatre Wingの共同事業として運営されています。
2015年度Tony賞のノミネーションは、4月28日に発表される予定で、授賞式の一般観客向けの枚数限定入場券は、4月29日からTony賞の公式サイトを通じて販売されるそうです。Tony賞のサイトは、こちらからごらんいただけます。

シンシア・ニクソンさんのステージフォト

2014-09-10 00:00:50 | Musical News Broadway イベント他
「The Real Thing」のBroadwayオリジナルにオリジナルカンパニーの一員として参加していたニクソンさんのBroadwayのステージへの復帰を記念して、Playbill.comが彼女のステージフォトを紹介しています。(写真は、彼女のBroadwayデビュー作の「The Philadelphia Story」に出演していた時のものです。)

先日の記事でお伝えしました「The Real Thing」にシャーロット役で出演するシンシア・ニクソンさんは、実は、1984年1月5日から1985年5月12日まで上演されたBroadwayオリジナルの「The Real Thing」にもオリジナルカンパニーとして出演していました。その彼女のステージフォト32枚をPlaybill.comでごらんいただけます。こちらからどうぞ。

シンシア・ニクソンさんと聞いて、最初に思い浮かぶのは、やはりアメリカの人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ(1998-2004)」のミランダではないでしょうか。
ニクソンさんは、12才から女優としてのキャリアをスタートし、14才の時にテータム・オニール主演の「リトル・ダーリング」でスクリーンデビューを飾りました。そして同じ年の11月にはヴィヴィアン・バーモント劇場で封切られた「The Philadelphia Story/フィラデルフィア物語」でBroadwayデビューも果たし、当時14才だった彼女は、この時の演技でシアターワールド賞を獲得しました。
ニクソンさんは、デビュー作の「The Philadelphia Story」以来、今回のリバイバル版「The Real Thing」を含めて、On-Broadway作品12作に出演しており、2006年には、「Rabbit Hole」での演技でTony賞の主演女優賞を獲得しました。

1984年には、Broadwayオリジナルの「The Real Thing (マイク・ニコルズ監督)」にオリジナルカンパニーとして(デビー役)として出演していましたが、同年8月からエセル・バリモア劇場で始まった、同じニコルズ監督による「Hurlyburly (1984年8月7日~1985年6月2日)」にも、一幕目の最初の方と最終シーンに登場するドナ役で出演することになりました。このショーは、上演時間3時間の長い作品だったので、「Hurlyburly」の最初の出番を終えたニクソンさんは、そのままプリマス劇場に向かい、上演時間の短い「The Real Thing」のデビー役を演じ、その後エセル・バリモア劇場に戻って、「Hurlyburly」の最終シーンに出演するという離れ業を演じてのけたそうです。(ちなみに、現在では、1人の俳優が、同時に複数の作品に出演することは許されていないそうです。)

私生活では、1988年から2003年まで、結婚はしないまま、教師のダニー・モーゼスさんと恋愛関係にあり、サマンサさん(1996年生まれ)とチャールズ君(2002年生まれ)の二児の母となりました。モーゼスさんと別れた後、ニクソンさんは、2004年から教育活動家のクリスティン・マリノーリさんとつきあい始め、2009年4月に婚約し、2012年5月27日にニューヨークで結婚式を挙げました。

ニクソンさんのBroadwayでのキャリアは、こちらからごらんいただけます。また彼女の映画出演作については、こちらからどうぞ。

ユアン・マクレガーさん等出演の「The Real Thing」のキャストの写真

2014-09-08 12:19:36 | Musical News Broadway ショー キャスト
Broadwayリバイバル「The Real Thing」のキャストのフォトカンファレンスの写真が、Playbill.comで紹介されていました。(写真は、メインキャストの皆さんで、向かって左からユアン・マクレガーさん、マギー・ギレンホールさん、シンシア・ニクソンさん、ジョッシュ・ハミルトンさんです。)

Broadwayで2回目のリバイバルとなるトム・ストッパード作の「The Real Thing」のキャストのフォトカンファレンスが行われ、その写真がPlaybill.comで紹介されています。写真は、こちらからどうぞ。全部で18枚の写真をごらんいただけます。メインキャストのうち、ヘンリー役のユアン・マクレガーさんとアニー役のマギー・ギレンホールさんにとっては、これがBroadwayデビューとなります。
アメリカンエアライン劇場で10月2日からプレビュー公演が始まり、10月30日にグランドオープンの予定で、サム・ゴールドさんが監督を務めます。

1982年のロンドンを舞台にしたストレートプレイで、破綻した結婚生活を送る劇作家ヘンリー(マクレガーさん)が、妻で女優のシャーロット(ニクソンさん)を捨てて、シャーロットの友人で人妻のアニー(ギレンホールさん)と一緒になるのですが、彼のアニーへの愛は真実なのか、本当の誠実さとは何なのかを探る、ウィットに富んだ作品で、1幕目と2幕目の間に2年の月日が流れた・・・という設定になっています。

1982年にロンドンでプレミア上演が行われ、Broadwayでは、1984年1月5日から1985年5月12日までプリマス劇場で初演され、その後2000年4月17日から8月13日までエセル・バリモア劇場で最初のリバイバルが上演され、そして、今回、2度目のリバイバル公演となります。初演の時には、1984年のTony賞で7部門のノミネートを受け、作品賞・主演男優賞・主演女優賞・助演女優賞・監督賞の5部門を獲得しました。2000年のリバイバル公演の際には、5部門でノミネートされ、リバイバル作品賞・主演男優賞・主演女優賞・の3部門を獲得しました。作品のBroadwayでの詳細は、こちらからどうぞ。