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6月24日にMichael君が作曲した歌をCDTで上演!

2013-05-23 21:29:47 | Michael 13 Joseph
今年(2013)の3月18日にも行われたのですが、6月24日に、再びMichael君(マイケル・グルーバー)が作曲した歌が、Chanhassen Dinner Theatresで上演されます。(写真は、劇場のショーのページに掲載されているものです。)

Chanhassen Dinner Theatresには、劇場が3つあるんですが、そのうちの一つFireside Theatreで、Cabaret Mondaysというシリーズが上演されています。Fireside Theatreは、Chanhassen Dinner Theatresでは、唯一、普通の映画館のようなタイプの客席で、食事は別の場所で食べるスタイルの劇場です。
そのCabaret Mondaysシリーズの最初のショーとして3月18日に上演されたのが、Michael君が作曲した歌をフィーチャーした「Dreams, Fables and Cautionary Tales - from the Michael Gruber Songbook」でした。その時の記事は、こちらからご覧いただけます。記事の訳文は、以下の通りです。

Dreams, Fables and Cautionary Tales - 夢、寓話、そして訓話

詩や文学が好きな人に打ってつけのイベントが、チャンハッセン・ディナー・シアターズのファイアーサイド劇場で上演されることが決まったキャバレー・マンデーシリーズの1回目となる「Dreams, Fables and Cautionary Tales」である。様々な詩と音楽の融合とも言うべきこのショーは、3月18日月曜日の午後7時30分に始まる。

ブロードウェイからチャンハッセン・ディナー・シアターズへと活動の場を移したマイケル・グルーバーは、作曲家であり、歌手であり、俳優であり、ダンサーである。そして、彼にとって、常に多くの詩が、尽きることのないインスピレーションの源であった。

「過去15年間に私が作曲したものの中から選んだ歌のコレクションなんです。アメリカやイギリスの詩、有名なものも含まれてますが、あまり知られていないけれど美しいもの等も題材にしていて、ダンスは無し、厳密に歌だけなんです。」
と、彼は、eメールの中で説明してくれた。

ジャンルは、ブルースからバロックまでと幅広く、エドワード・レアの「The Owl and the Pussy Cat」のように気まぐれで軽やかな感じのものもあれば、エミリー・ディケンソンの「Hunger」のように心に刻まれるような美しいものもある。プログラムには、いくつかのテネシー・ウィリアムズの詩と共に、ドロシー・パーカー、W.H. オーデン、ロアルド・ダール、ルイス・キャロル、C.S. ルイスの作品も並んでいる。

グルーバーと共に歌うのは、Kersten Rodau、 Dieter Bierbrauer 、Janet Hayes-Trowの3人、そしてピアノにMindy Eschedor、パーカッションにPaul Hillという顔ぶれである。

「歌は、デュエットもあれば、ソロも、カルテットもあるんです。観客は、誰もが自分のお気に入りを見つけられると思います。もちろんショーの真の主役は、詩そのものなんですけどね。我々のショーが、観客の皆さんに、詩集を手に取って、偉大な伝統文学の豊かさを味わってみようと思うきっかけになれたら嬉しいと思います。」
と、グルーバーは語った。

このショーは、毎月、チャンハッセン・ディナー・シアターズのファイアーサイド劇場で行われるマンデー・キャバレーシリーズの一端である。

「我々のショーが、この新シリーズの好スタートを切ることになれば嬉しいと思っています。お客様とアーティストが一緒になって楽しめる、サロンのようなスタイルの場所にしたいと考えているんです。」
と、彼は言った。

グルーバーがニューヨークを引き払い、ツインシティ(ミネアポリスとセントポールのこと)に移り住んだのは、2年前の11月のことだった。この引っ越しは、彼にとって、何の心残りもない、待ち望んだものだったそうだ。彼は、現在出演中(この記事が書かれた時点で)の「Bye Bye Birdie」を上演しているチャンハッセン・ディナー・シアターズで、いくつものミュージカルに出演している以外にも、ツインシティのあちこちでキャリアを重ねている。昨年の夏には、ガスリー劇場で上演された「ローマの休日」にも出演した。

この忙しい俳優兼作曲家について理解を深めるべく、いくつかの質問をしてみた。

Q:あなたのやりたいことが何でも出来るとしたら、ファイアーサイド劇場でやってみたいと思うプロジェクトもしくはショーは、何ですか?

A:オケージョナルな演劇を見てみたいですね。特に、「Noises Off」や「Lend Me a Tenor」や「The 39 Steps」のような優れた笑劇をね。こういう作品を上演するというのは、リスクのある冒険だということも、流行はずれだということもわかってはいますが、でも、個人的には大好きなんです。


Q:ニューヨークが懐かしいですか?

A:正直言って、懐かしいとは思いません。ニューヨークには23年間住んでいたので、あの街にある特別なことは、全て経験してしまいましたからね。
今、俳優人生の後半に入ろうとしているわけですが、ここにいられることがとても嬉しいです。ツインシティは、ニューヨークにはなかった機会を与えてくれます。演じることはもちろん、教えること、書くこと、プロデュースすること、ここには、その全てがあります。
この街は、芸能が盛んな街だし、加えて個人的には、我が家と、2匹の愛犬、愛車のSUV、夏に手入れを楽しめる庭、冬には雪かきがたっぷり出来ますしね。これ以上、何が望めるでしょう?まあ、雪は、もうちょっと少ない方がいいですけどね。


Q:歌手でありダンサーであるわけですが、誰のようだと言われるのが一番嬉しいですか?フレッド・アステア?ジーン・ケリー?ダニー・ケイ?マイケル・ブーブレ?セス・マクファーレン?

A:ジーン。ケリーでしょうか。特に若い頃は、よくジーン・ケリーのようだと言われました。「雨に歌えば」は、何度もステージで演じましたしね。(確か7回くらいだったかな。最後に演じたのは、数年前で、オードウェイでのことです。)
ニューヨークタイムズのレビューで、フレッド・アステアと、イギリスの歌手でダンサーのジャック・ブキャナンを足して2で割ったようだと評されたことがありますが、ほんとに、最高の讃辞ですね。自分では、その讃辞に相応しいかどうかよくわからないんですけどね。
私としては、毎晩演じさせてもらえることと新しいものを創作する機会をもらえることを誇らしく思うし、ただそれだけで幸せなんです。
あとは、自分の技術に磨きをかけ続けて、より優れたアーティストになれたらと願っています。



再び、6月24日の夜の7時半(7時開場)から、Fireside Theatreで、「Dreams, Fables and Cautionary Tales - from the Michael Gruber Songbook」が上演されます。チケット代は、前売り:22ドル、当日:25ドルです。出演は、Michael君に加えて、前回と同じKersten Rodauさん、 Dieter Bierbrauerさん、Janet Hayes-Trowさんの3人, そしてピアノにMindy Eschedorさん、パーカッションにPaul Hillさんです。詳細は、こちらからどうぞ。

Michael君のこれらの作品、もちろん最近作った曲もたくさんあるだろうと思うのですが、2006年には、7曲をまとめた「Love Returned」というアルバム(というよりも、プロモーション的な感じのCD。非売品)が作成され、2008年には、11曲をまとめた「The Not So Peaceable Kingdom」というアルバム(非売品)が作成されました。
この2つのアルバムについては、こちらのブログで以前ご紹介致しましたので、よろしければ、こちらこちらからご覧いただけます。

様々なジャンルの曲を作曲するMichael君、定期的に自分の作品を発表できる場を手に入れることが出来て、本当によかったですね♪これからも、たくさん、素晴らしい曲を作ってくれることでしょう~!


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2 Comments

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はじめまして、初コメントです! (めぐみ)
2013-05-25 15:10:17
はじめまして!めぐみっていいます、他人のブログにいきなりコメントするの始めてで緊張していまっす(o^-^o) ウフッ。ちょくちょく見にきてるのでまたコメントしにきますね(*・・*)ポッ
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はじめまして♪ (ナズ)
2013-05-25 18:57:33
めぐみさん、こんにちは~♪
コメント、ありがとうございます。
いつも見てくださって、ありがとうございます。
また、ぜひ、いらして下さいね~。
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