ルフィとフランキーが、ガレーラカンパニーの外で戦っている頃、中の社屋ではアイスバーグさん暗殺未遂犯について話しあわれていた。
アイスバーグの目撃では、大きくなったニコ・ロビンに違いないとのことであり、実際"麦わらの一味"の仲間として、現在この島に上陸していることが確認されている。
ガレーラカンパニーの屈強な船大工達は、アイスバーグさんの枕元に集結して、今後の事を話し合っていた。
そこに、1番ドッグ、さしもの・コーカー縫帆職 職長「タイルストン」が飛び込んできた。
今、1番ドッグで"麦わらのルフィ"とフランキーが暴れていて、造船所が無茶苦茶になっている!!!!と。
アイスバーグさんは一人考えにふけっていた。
(昨日の腹いせだとは考えにくい、狙いはやはりおれの持ち物だろう・・・。
だとすればあの海賊達は、政府とつながっているのか?それとも単体でアレを狙っているのか・・・?)
考え込むアイスバーグさんの寝室から、1番ドッグの大工達は姿を消していた。
秘書のカリファだけが、アイスバーグの傍について、不安気なアイスバーグを見守っていた。
アイスバーグさんの寝室を後にした1番ドッグの大工達は、まっすぐに"麦わらのルフィ"が暴れているという場へと向い、
乱闘中の”麦わらのルフィ”と”フランキー”を止めた。
ルフィとナミはてっきり自分達の味方に来てくれたのかと思ったが、職人達の様子がおかしい。
ガレーラの職人達の中でも、特にパウリ―は怒り心頭で問答無用でルフィの首にロープを投げかけ、他の職人達も超人ン的な力と技でルフィに攻撃をしかけてきた。
ナミとルフィは何が起きているのかわからなかった。
闘う理由がないので、反撃のしようもなく、ただ逃げ惑いながら、ガレーラの職人達に攻撃の理由を問うた。
するとパウリ―が叫んだ。
「昨夜、アイスバーグさんを暗殺しかけたのは、お前らだろうが!!!
目を覚ましたアイスバーグさんが犯人を見たと証言してるんだ!!
ニコ・ロビンってのはお前らの仲間だろうが!!!」
確かにロビンはこの島に来て、突然姿を消している・・・だけど、そんなことをするはずがない。
ロビンを信じているルフィはロビンを庇って言い返した。
大衆の面前での、この暗殺事件の犯人の情報は一気にウォーターセブン内をかけまわり、島は騒然とする。
その頃ロビンは、一人、街にいた。
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