ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

102話 さて、偉大なる航路 (リヴァース・マウンテン-2)

2015年10月12日 | アラバスタ編




ルフィ達一行は、ご機嫌だった。
あとはこの運河を、海流にのって降りていけば、そこがグランドライン!!

だが、何か音が聞こえてくる。
ブオオオオオオオオオ  ブオオオオオオオ
雲の切れ間に見えたのは、運河の出口に立ち塞がる山のような巨大なクジラだった。




巨大クジラに進路を塞がれたゴーイング・メリー号だが、皆、この事態からなんとか脱出しようと必死で舵を切った。
だが、ルフィのとった策は違っていて、クジラに向かって、超至近距離で大砲を撃ったのだ。
確かに、大砲の反動で勢いを抑制されたメリー号は、船首が折れた程度で船は止まった。だが、これでクジラが怒るのでは、とルフィ以外のメンバーは生きた心地はしなかった。




クジラが反撃に出なかったのを一同が安心した矢先、ルフィがクジラに対して怒り、その眼球を殴りつけたのだ。
「お前、一体おれの特等席に・・・何してくれてんだァ!!!!」









ルフィ達に気が付いたクジラは、いきなり口を開け、メリー号もろとも一行を呑み込んでしまった。
途中海に投げ出されたルフィは、なんとか自力でクジラの背に逃げたものの、さすがに事態の深刻さに呆然とした。





ルフィは、「おいお前!!みんなを返せ!!待ってくれよ!!おれの仲間を返せ!!これから一緒に冒険するんだ!!!!大切なんだ!!!」と喚いたが、
その声がクジラに届くはずもなく、クジラは何事もなかったかのように、海へ潜ろうとしていた。
潜られてしまっては、悪魔の実の能力者であるルフィの命も危ない。

ルフィが焦りだしたその時、クジラの頭に『入口』があることに気付き、とりあえず入ってみると、クジラの体内に人工的な『通路』が造られてあった。





一方、クジラに呑み込まれたメリー号の方も、事態を呑み込めないでいた。
クジラの体内のはずなのに、雲がうかび、海があり、島があり、家もある。
「どう思えばいいんだよ・・・こりゃあ夢か・・・!?」「・・・ああ多分夢だ・・・」









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