ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

646話 カエル   (図未挿入)

2017年04月16日 | 魚人島編


上空でルフィが戦っている。すでにホーディを倒したのならば、船長を信じて自分の仕事をするだけのこと。
ノアはきっとルフィがどうにかするはずだ。”麦わらの一味”は、次々と”新魚人海賊団”の幹部達を倒していった。



ロビンは、この2年のうちに自身の体を自在に消したり、2人に増やす技を習得したらしく、ハモンドの体を【ダブルクラッチ】で
背骨を折った。

---643ロビンのダブルクラッチ


ブルックは、2年の間に【ヨミヨミの実】の本当の力を知った。
一度死んだが、魂はこの世に実在して強いエネルギーを発している。音楽を奏でれば人々は幻を見るほどに魅了され、骨を抜け出た魂は人の目に実体として見えている。私をこの世に生かすエネルギーは”魂ティマスィー”なのだ!!
手長族に研いでもらった仕込み剣【魂の喪剣(ソウルソリッド)】は、魂をまとい、斬撃は黄泉の冷気をこの世に伝える凍える剣となる。

敵が気づいた時にももう斬られた後である【掠り唄・吹雪斬り】でゼオを凍てつかせて切り捨てた。

---646ブルック



チョッパーはこの2年で強くなった自分を試していた。
以前はランブルボールを使って変態していた【各強化ポイント】は、自分の意志で自在に使い分けることが出来るようになっていた。しかも、一つ一つの強化ポイントは以前より随分と強くなっている。
一つだけ、ランブルボールを使わねば変態できない強化ポイントがあり、チョッパーはそれも試してみた。
変態したチョッパーの姿に、敵も味方も見分けのつかない大暴走をしたのかとウソップは驚いたが、チョッパーは「エヘヘ、大丈夫だよ。ランブルボールでこの姿で3分戦えるようになったんだ!!」とその姿のまま笑った。

---645チョッパー怪物姿えへへ大丈夫

その言葉にウソップは「ソレが暴走じゃなくて味方だなんて頼もしいなァ!!」と喜んだのを見て、チョッパーは嬉しくて、たまらず怪物姿のまま「そんな事言われても嬉しくねーぞ」と腰をくねらせた。
しぐさは可愛くても、パワーは怪物である。【刻蹄・椰子(こくてい・パルメ)】でドスンは吹き飛ばされた。

----646チョッパー



フランキーは、奥の手【発光、臼梵の槍(ウスボンのやり)】で攻撃態勢に入ったイカロスに対して、遠距離から【フランキー・ラディカルビーーーム】を放って、イカロスをあたりめにした。
そのレーザービームの美しさ、かっこよさ、遠距離攻撃の破壊的威力は、大将黄ザルなみであり、チョッパーとウソップはそのかっこよさに感涙した。ルフィがここに居れば、同じように感動の涙を流していたに違いない。

---646フランキー



他の仲間達の戦いぶりを見たウソップは「負けちゃいられねェ」と、地中を進むダルマに対して罠を仕掛けてつぶやいた。
「まいった、おれも衰えたな。昔はもっとウソをぶちかましたもんなのに、今はそれが出来ちまう」
ダルマを【緑星・ヒューマンドレーク】で絡め取り、【緑星・トランポリン】で上空高く飛び上がらせると、【必殺緑星・衝撃狼草(インパクトウルフ)】の種を撃ち放った。その緑の狼の鼻先の球根は、直径3メートルに渡って強力な衝撃を放ってダルマを弾き飛ばした。

----646緑狼




ジンベエとサンジは、フグの魚人であるワダツミを挑発して、限界まで巨大に膨らまさせていた。
これ以上は膨らまないと見ると、ジンベエは【魚人空手奥義・武頼貫(ぶらいかん)】で、ワダツミの体内の水分に強い衝撃派を与えて、そのまんまるに膨らんだ巨体を空高く飛ばした。

---646ぶらいかん


サンジは上空に飛んだワダツミを【空中歩行】で追いかけながら、2年間の地獄の日々を思い出して、怒りの業火にその身を燃やし、【地獄の思い出(ヘル・メモリーズ)】でワダツミの体を燃やした。
ワダツミがサンジの行動に「ド肝を抜かれた!」と叫ぶと、サンジは「そりゃ手間が省けた。フグ料理は肝抜きに気を遣う」と答えた。

---646サンジのヘルめもりーず




魚人島一の猛毒タコ八刀流剣士だと自負するヒョウゾウは、ゾロの前で戦意喪失のフリをして油断を誘ったが、ゾロは問答無用で【煉獄鬼斬り(れんごくおにぎり)】で一刀両断に切り捨て「カエルかと思ったよ、井の中のよ・・・。」とつぶやいた。

---646ゾロ




ギョンゴルド広場の戦いに決着がついた。
あの凶暴な”新魚人海賊団”の幹部達が、”麦わらの一味”の前にまるで相手にならず、一味にケガを負わせるどころか、息の一つも上がってすらおらず、戦い後も一味は相変らずワイワイと仲間同士でケンカする余裕ぶりであった。
これにはジンベエも「さすが、ルフィ君の仲間達・・・・」と感心し、崖の上で戦いの一部始終を見守ってい人々に笑顔がこぼれていた。


---647決着後みんなで

だが、笑っていられたのも一瞬だった。
眼下の戦いが決着しても、頭上の脅威は去ってなどいないことを思い出さねばならなかった。


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