ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

37巻-349話 一市民 (ガレーラカンパニー-16) 

2016年06月19日 | ウォーターセブン編




ガレーラカンパニーの本社1階から火の手があがった。

「最後に面白いものを見せてやろう」
そう言ったルッチは、むくむくとその姿を変え、天井に届きそうな程巨大な動物に変化した。
【ネコネコの実、モデル豹(レオパルド)】




それを見た、同じ【動物系(ゾオン)の能力者】であるチョッパーがガタガタと奮え出した。
悪魔の実のタイプには「自然系(ロギア)」「動物系(ゾオン)」「超人系(パラミシア)」の3種がある。
その中でも、身体能力が純粋に強化されるのは「動物系」の特性であり、中でも「肉食動物タイプ」は、その凶暴性をも増大させるのが特徴なのだ。

「鍛えれば鍛えるほどに"力"を増幅する、迫撃において「動物系」こそが最強の種だ」と豹人間は笑った。
その巨大な体で繰り出す【嵐脚】は、ガレーラカンパニー本社の建物上部を一瞬にして破壊した。




崩壊して落下する壁や天井の下敷きになりそうになったナミを、チョッパーが命がけで突き飛ばし、そのままナミの代わりに落下する瓦礫の下に押しつぶされて見えなくなった。

その建物崩壊の混乱の隙にパウリーは、床に倒れたアイスバーグさんを抱き起こした。
逃げようとするアイスバーグとパウリーの前に立ちはだかった4人に、パウリーは渾身の力で言う。
「おれは・・・少なくとも、今までお前達を本当に仲間だと思ってた!!!!」




しかし、ルッチだった豹人間は「・・・お前だけだ」と、容赦なくその巨大で鋭い肉食動物の爪をパウリーにむけた。
振り下ろされた巨大肉食獣の【爪指銃】は、パウリーをかばったルフィの腹に突き刺さり、腹から背へ貫通した。




豹人間は、苦しむルフィの体を持ち上げると「島の外まで飛べ!!!」とルフィをぶっ飛ばし、続いてぐったりとしたゾロも、島の外まで蹴り飛ばした。




賞金首の海賊2人を島外に投げ飛ばした後、泥棒ネコのナミをガレーラカンパニー本社下に集まる市民の前に突き落とした。これで、アイスバーグ暗殺事件も、ガレーラ本社爆破も全て"麦わらの一味"の仕業となる。




アイスバーグとパウリーはロープで縛り上げて、燃え盛る炎の建物の中に置いてきた。




「CP9」の4人は、ゴウゴウと音を立てて燃え盛るガレーラカンパニーを見ていた。
「アイスバーグさん、あなたがどれ程優れた技師であれ、大都市の市長であれ・・・、一市民が巨大な政府に盾つくものじゃない!!!」




ガレーラカンパニーが燃え崩れるのを見た4人は、トムのもう一人の弟子であるフランキーの元へと向かった。
「カティ・フラム」の持つ設計図を奪って、この任務は終了する。





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