ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

200話  水ルフィ     (王宮の戦い-5)

2016年01月20日 | アラバスタ編






この国の運命を決める、しいては世界の命運を狂わせる、最後の10分が動き出した。

クロコダイルを殴りつけたルフィだったが、その程度で倒れる相手ではない。現に今も、クロコダイルはルフィの水作戦を笑い飛ばしている。ルフィの狙いは、クロコダイルの隙をついて、持参した水樽の水をクロコダイルに浴びせることだったが、単純なルフィを頭脳派のクロコダイルは挑発した。 「その樽がなきゃあ、結局何も出来ねェってわけだ、これじゃ初戦とかわらねぇじゃないか!!クハハハ!!」


ルフィは挑発にまんまと乗って、持ってきた貴重な戦力である樽を叩き割って言った。 「お前の言う通りだ・・・、これならどうだ!!これで今までのおれじゃねェ!!!」挑発に乗ったかと思われたルフィの発想は、クロコダイルの斜め上だった。 「水ルフィい」





ルフィは、水樽を叩き割ると同時に、中の水をすべて飲み干して体内に入れたのだ。
このふざけたアイデアに、クロコダイルは馬鹿にされたと怒り、ニコ・ロビンは声をあげて笑った。
向かってくるクロコダイルに向かって、ルフィは腕をポンプのように上下させて腹から水を汲み上げて口から吐きだした。その水はクロコダイルの全身を濡らし、クロコダイルは体の自由を奪われた。

その隙をルフィは見逃さない。
「おれはいつでもまじめだぞ!!」そう言って繰り出した【ゴムゴムのバズーカ】は、やっとクロコダイルに大きな衝撃を与える一撃となった。






ルフィがクロコダイルと戦うために飛び上がったと同時に、ビビとチャカを含めた”麦わらの一味”達は、砲撃を食い止めるため、砲撃手探しに奔走した。暴動の中には、多数のバロックワークス社の社員が、ビビの首を狙って蠢いている。それらを倒しながらこの10分で砲弾を探し、砲撃手を倒して、爆撃を止めねばならない。
ゾロとサンジは2秒でこの宮殿前広場のBWを制圧すると意気込んだ。




他の皆は散り散りになって、砲撃手を探しに走った。




ビビの心臓は激しく鼓動した。10分・・・これがこの国の運命を決める、本当に最後のリミット!!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿