ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

648話 タイヨウへと続く道  (図未挿入)

2017年04月18日 | 魚人島編


災難が全て去ったギョンゴルド広場では、ジンベエが”新魚人海賊団”の連中に睨みをきかせて、ネプチューン王の到着とその采配を待っていた。

国王より先に、海中からフカボシ王子が「ホーディ・ジョーンズ」と「バンダー・デッケン」を確保して降りてきた。

---王子「自由にはさせません」

その直後、しらほし姫がルフィを手にして海中から戻って来たが、しらほし姫は大泣きでルフィの流血が止まらないことを訴えた。

*---姫「お助けくださいませ」

チョッパーは一目見るや、失血量が多すぎてすぐにF型の輸血が必要である事を悟ったが、一味の中にF型はいない。広場を見下ろす人々にF型の輸血を頼んでみるも、人々は人間に輸血してはならないとの法律と良心の呵責とに揺れ、誰も声をあげれずにいた。
しらほし姫が私の血を使ってくださいと訴えるも、彼女の血はF型ではなかった・・・!!このままルフィが失血死していくのを黙って見ているしかないのか・・・戸惑っていた時、ジンベエが声をあげた。
「わしの血を使え、Fじゃ!!いくらでもやるわい!!わしは海賊じゃ、法律は関係ない」

ジンベエの法律違反を止めようとする大臣を、広場に駆けつけたネプチューン王が止めた。
「ええんじゃ!何が悪い!?古い法律もまた”呪い”じゃもん・・・」



傷つけても、傷つけられても流れる赤い血。とても道とは言えぬ程、か細く狭いその管こそ、恐れ合う偏見を、血で血を洗う戦いを、かくもた易くすり抜けて、絵空に描く幻想よりも確かに見える”タイヨウ”へと続く道である。

**-*--オトヒメの涙

命がけで魚人を守って人間を、魚人の血で助ける・・・。
その様子を見たフカボシ王子は、オトヒメ王妃に報告した。 「ここが”0ゼロ”です、母上」オトヒメ王妃が命を懸けて訴え続け、夢見てきたことが、今ここで結ばれようとしていた。


---輸血


意識を取り戻したルフィがジンベエに言った。
「なァジンベエ・・・おれの仲間になれよ!!」



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