ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

52話 誓い  (サンジ登場-11)

2015年08月22日 | 東の海編
(1)東の海編--→⑤サンジ登場--→[鷹の目の男.4]




ゾロは敗北を自覚し、自ら体を差し出すようにして「鷹の目」の黒刀で斬られ、海にくずれ落ちた。
全てを見ていたサンジは、ゾロの言葉を思い出していた。
「剣士として最強を目指すと決めた時から、命なんてとうに捨ててる」

だが、サンジはイラついた。(何でだ・・・!!相手は本物の世界一だぞ、結果は見えてた・・、死ぬくらいなら野望を捨てろよ!!)その気持ちが声になって思わず叫んでいた。
「簡単だろ!!!!野望捨てるくらい!!!」


ゾロの戦いを我慢に我慢を重ねて見守っていたルフィは、とうとう「うわああああああ!!!チキショオ!!!」と叫び、いてもたっても居られず、鷹の目の男の元へ飛び込んだ。

ルフィの腕が長く伸びたのを目撃した人々はどよめいたが、鷹の目の男は冷静にルフィを迎えた。 「若き剣士の仲間か・・・貴様もまたよくぞ見届けた・・・!!!安心しろ、あの男はまだ生かしてある。」

海に飛び込んだジョニーとヨサクが、海中からゾロを救い出して小舟に乗せられたのを確認して、鷹の目の男は”自分の名前”を名乗った。
「我が名、ジュラキュール・ミホーク!!貴様が死ぬにはまだ早い。己を知り、世界を知り、強くなれノノロア!!!おれは先、幾年月でも、この最強の座にて貴様を待つ!!猛ける己が心力挿してこの剣を超えてみよ!!このおれを超えてみよ、ノノロア!!!」


ゼフはうなった。 「・・・鷹の目のミホークにここまで言わせるとは・・・・」

ミホークがルフィに「小僧、貴様は何を目指す」と訊いたとき、ルフィは即答で「海賊王!!」と答えた。ミホークは小さく笑って、だが決して馬鹿にはせず、「ただならぬ険しき道ぞ、このおれを超えることよりもな。」とその道を目指す困難を説いた。
ルフィは「知らねーよ、これからなるんだから!!!」と無邪気に言い返した。

その時、小舟から1本の刀がスッと上に空へと伸びた。ゾロの剣だ。


「・・ル・・フィ聞こえるか?不安にさせたかよ・・、おれが・・・世界一の剣豪くらいならねぇと・・・お前が困るんだよな・・・!!!
おれはもう!!二度と敗けねェから!!!あいつに勝って大剣豪になる日まで、絶対にもう、おれは敗けねェ!!!文句あるか、海賊王!!」


この誓いに、ルフィは満面の笑みで満足そうに「しししし!!ない!!」と応えた。


ミホークは、嬉しそうに「いいチームだ。また会いたいものだ、お前たちとは・・」と言うと、追ってきたクリークには目もくれずに、剣を一振りすると、海を爆発させて煙にまくように一瞬にしてその姿を消した。


ウソップは傷ついたゾロを小舟に乗せたまま、ナミを追った。
「おれとゾロは必ずナミを連れ戻す!!お前はしっかりコックを仲間に入れとけ!!5人ちゃんと揃ったら!!そんときゃ行こうぜ!"グランドライン"!!!」


ルフィは、ウソップから麦わら帽を受け取りながら「ああ!!行こう!!!」と応える。
その前に、ドン・クリークを片付けて、レストランの雑用係を卒業せねば。






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