ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

634話 10万 vs 10   (図未挿入)

2017年04月04日 | 魚人島編



話は、数時間前の「海の森」へと遡る。
ジンベエの反対を押しきって仲間を助けて、ホーディをぶっとばすと意気込むルフィにジンベエは「やるのなら、この島のヒーローになってくれ!!!」と作戦を伝えた。

このまま突っ走れば、またも魚人を襲う凶暴な人間の印象を魚人族に植え付け、復讐劇は繰り返すだけだ。そこでジンベエとメガロがホーディらにわざと捕まって広場へと侵入する。その隙にメガロの腹からこっそり抜け出した麦わらの一味が「天竜人の書状」と「国王の鎖の鍵」を盗み出しておいて、国王を解放した後に、ジンベエがルフィに助けを乞うので、そこでルフィが登場し、国王を救出したのは魚人族の皆が一目おくジンベエの友達の人間であることを人々に印象つける、という作戦であった。

ルフィは、”ヒーローになる作戦”や”応援される”なんてものは嫌だったが、ジンベエの頼みとあってしぶしぶ引き受けた。




作戦と少し食い違いはあれど、ここまではジンベエの作戦通り、崖の上の魚人達は”麦わらの一味”をこの危機から国王を救うヒーローで、人間だけど味方なのだという印象を抱き、沸き立っていた。

作戦と違うのは、この広場に巨大なターゲットである「よわほし」がいるといる事。
しらほしは、ルフィが自分の事を「よわむし」ではなく「よわほし」と呼び方が変わっている事に気づいた。
ルフィは「詳しくはしらねぇけど、お前思ったほど弱虫じゃなかった」と認め、ジンベエもその言葉に付け加えた。

--おまえ思ったほど

「お前さんはそのままでええ!!憎しみを受け継がん・・・これこそ偉人達の願い!!お前さんに息づいたその小さな”芽”がいつしか島中に広がり、皆が同じように考えられる日がくれば、その時はもう争いも消え、魚人と人間のしがらみなどなくなる事じゃろう・・・。たった一人でくる日もくる日も懸命に守り続けたその小さな”芽”を、今度はわしらに守らせてくれ!!!」


だが、この人間と魚人が協力しあうという図式に我慢ならないのが、ホーディ率いる「魚人街」の連中であった。
船長としたフィッシャータイガーの恨みも、弟分アーロンの仇を討つどころか、その敵と組んだジンベエに激しい怒りをぶつけ、
「おれがこの島の王になって全てを変えてやる!!今年の「世界会議」で世界中の人間の王達をマリージョアで血祭りにあげ、恐怖の『海底王国』の伝説は幕を開ける!!!おれこそが真の”海賊王”に相応しい!!!」と息巻いた。

この中のある一言が、ルフィの闘志に火をつけてしまった。

----かっちーん

「たった10人に何が出来る!!こっちは10万人だぞ!!!!やっちまえ”新魚人海賊団”!!!」

---10万人とルフィのはき

---5万人倒れる


ルフィは、その目に【覇王色の覇気】を宿すと、一瞬で広場にいた海賊共の約半分、5万人が一気に倒れた。
”麦わらの一味”もジンベエもこれには驚いた。たった2年でここまでに成長していたのか!!!?

ルフィはホーディを睨みつけると「お前はおれがぶっ倒さなきゃなぁ・・・。”海賊”の王者は一人で充分だ!!!」ジンベエは、自信を取り戻したルフィの姿に「フフ・・・」と笑みをこぼした。

---ルフィ海賊の王者










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