ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

606話 深海の冒険 (深海の冒険-4)

2017年03月06日 | 魚人島編



サニー号が到達した深海7000メートルは、光も届かず、並の生物など生存すら許されぬ、海の暗黒外であった。


しかもこの暗闇の中、ルフィ達3人を完全に見失っており、サニー号のクルー達は途方に暮れていた。

そんな中、捕まえていたカリブーが居なくなっていた。【ドロドロの実】のロギア系能力者である彼は、変化自在に樽の中に隠れて、魚人島に着いた時に”麦わらの一味”を皆殺しにする事を企んでいたが、フランキーによって樽に蓋をされて閉じ込められてしまった。



船が海底に近付くと、もうもうとした煙が立ち込め、一気に海温・気温が上昇してきた。海底火山地帯に入ったのだ。
深海すぎてわけのわからない生物達から逃げ続けていると、前方に光が確認できたので、何だろう?と近付いてみると、それは巨大なチョウチンアンコウの罠だったのだ!!





チョウチンアンコウの口を命からがら交わしたところで、その背後からもっと巨大な人が出て来た!!
こんな深海に巨大な人!!!海坊主だ!!!とパニックになっていると、その海坊主はアンコウにゲンコツをくらわせて「くらっ、アンコロ!!だめらろう!船は食っちゃいけんと何ろ言うたらわかるんら!!キャプテン・バンらー・レッケン様に怒られるろ!!」と叱りつけた。


海坊主に助けられたのかと戸惑っていると、どこからともなく不気味な歌が聞こえてきて、かつてスリラーバーグで見たような不気味なゴースト船が海を漂っていた。

死人に口なし欲もなし  烏も飛べねぇ黒国じゃあ~
死人の指に宝石ゃいらぬ 闇じゃ無念も見えやせぬ
探せー探せー 沈んだ船はおれのものぉ 
おれは世っ界一の大~金~持ーちー
キャプテン・”バンダー・デッケン”だァ~~~!!!



元ゴースト船のガイコツ、ブルックはビビりながらも説明した。
その船は「フライングダッチマン号」という有名な船で、数百年の昔のある大嵐の日に、突然錯乱した船長が部下を次々に嵐の海に投げ込んで皆殺しにし、神にさえツバを吐いた、その船長の名こそ「バンダー・デッケン」!!
彼は神の怒りを買い、永遠の拷問を受けながら、海を彷徨い続ける事を運命づけられたのだと。

その、伝説の呪われた船から、「アンコロ、ワダツミ、船は食っちゃ宝が取れねェ・・・、叩き落せ」との声がして、海坊主はすぐさま命令に反応してサニー号を叩き落そうとした時、物凄い勢いでクラーケンの強烈なパンチが海坊主に入れた。



なんと、ルフィがクラーケンを手なづけて「スルメ」と名づけ、3人同時に戻って来たのだ。


これからは、「スルメ」にサニー号を持って、海底を進んでもらえば、楽に魚人島に到着できるというルフィの魂胆だった。


だが、深海の海底はゴゴゴゴゴゴ・・・・・・と不気味な音をたてて揺れだした。



 


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