緑の町「エルマル」から、反乱軍の本拠地「ユバ」までは砂漠を越えて行かねばならない。
暑さと疲れと、途方のない砂漠の道に一味は苦心していた。そんな中、全員の荷物を預かったルフィが、砂漠で旅人を騙して荷物を奪う習性のある「ワルサギ」という鳥にだまされ、水も食糧も全ての物資を失くしてしまった。
怒りに任せて「ワルサギ」を追いかけて砂漠に消えたルフィは、今度は「サンドラ大トカゲ」に追いかけられて戻ってきたが、なぜか、らくだも一緒にサンドラ大トカゲに追いかけられていた。一連の事でイライラしていたルフィ、ゾロ、サンジの3人はサンドラ大トカゲを一撃で倒してしまった。
ラクダは「通りすがりのヤサラクダ」であった。
「助けてもらった礼に乗せてやってもいいが、男は乗せない主義だ」というそのラクダは、ナミに「まつげ」と名づけられ、ナミとビビを乗せて、ユバに向けて砂漠を一行と共にした。
「まつげ」の力を借りて、容赦ない速度で進むナミに、必死で着いていく男達。有毒サボテン、巨大砂漠ガエルの襲撃、喉の渇きに氷点下の砂漠の夜を越えて、ようやく「ユパ」に到着した。
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