ワンピースまんがぱうち(レビュー・ネタバレ)

ワンピースをまとめながら、フラグとなる詳細を記録しつつストーリーを追っていきます。

27話 筋

2015年07月27日 | 東の海編



ウソップの叫びは、村人の誰も信じてはくれなかった。
そこでウソップは、カヤの屋敷に乗り込んで、必死で海で聞いた話をするが、カヤも信じようとはしなかった。

そればかりか、さっきの仕返しに、クラハドールに嫌がらせをしに来たと思われてしまった。
「あなたのウソには、いつも夢があってバカバカしくて、本当に楽しいから、私、あなたのつくウソが大好きだったのに!!どうしてそんな事言うの!!?最低よ!!」




その騒ぎを聞きつけてやってきた門番達に、ウソップは暴力を振るった。
カヤの命がかかった一刻を争う事態に、捕まっているどころではなかったのである。




カヤを力ずくで連れ出さうとしたウソップは、カヤに平手うちをくらった。
「とんでもない悪党は、あなたじゃないっ!!!」



さらに、カヤを守ろうと駆けつけた執事メリーに、拳銃で左腕を撃たれてしまった。
腕の傷より、誰も・・・カヤでさえも自分を信用しない事の方が痛かった。人々に信用のない者は、人を助ける事さえできないことをウソップは痛感した。

もう日が暮れる。明日太陽が昇れば、この平和な町は海賊に襲われ、カヤは殺される。
ウソップは、それを知っていて止める事が出来ない自分の無力さに涙が出そうになった時、ウソップ海賊団の団員達が駆け寄ってきた。

崖から落ちて死んだと思っていたルフィも一緒だった。
ピーマンは「キャプテン!早くみんなに話さなきゃ!!」と言うも、その結果がこれだ・・・。
ウソップ海賊団が騒いだところで、みんながウソツキよばわりされて悲しい思いをするだけだ・・・。

ウソップは、突然、高笑いをしだした。
「いつものウソに決まってんだろ!あの執事にむかついたんで、海賊にしたててやろうと思ったんだ!!」と笑い飛ばした。



これにはウソップ海賊団達も肩を落とし「けいべつする」と言って帰ってしまった。
しかしルフィ達は、そんなウソップの強がりを見抜いていた。


夜、ウソップはルフィ達にだけ本当の事を話した。
「みんなは明日もまたいつの通り、平和な一日がやってくると思っている。
だから、おれはこの海岸で、海賊どもを迎え撃ち、この一件をウソにする!!!!
それがウソつきとして、おれの通すべき筋ってもんだ!!!おれはこの村が大好きだ!!みんなを守りたい・・・・!!!」





ゾロは呆れた。 「とんだお人よしだぜ、子分まで突き放して一人出陣とは!」
ルフィは腕をならした。 「よし、おれ達も加勢する」
ナミは「お宝は私のものよ」と息巻いた。




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