季節の変化

活動の状況

奥穂高岳のモルゲンロート

2016-09-25 00:00:55 | Weblog
奥穂高岳の朝焼け、モルゲンロート

2016年9月1日、朝5時20分。涸沢カールから。
良く晴れて、モルゲンロートを見ることができた。
スゲ~エ! 赤い。「待っていた! 登ってくれ! 」と、言っている。

⇒は穂高岳山荘。この⇒穂高岳山荘から、
左の奥穂高岳、3,190メートルに登る。

涸沢カールからは、3,000メートル級の穂高連峰が、
屏風のように広がっている。奥穂高岳の右には、
涸沢岳、3,110メートルが連なる。

2016年9月1日、朝5時21分。
涸沢岳のほうが、赤い。右の三角は、涸沢槍。

⇒は穂高岳山荘。→はザイテングラート(岩尾根)の取り付け点。
ザイテングラートの取り付け点に向かって、右から夏道が延びる。
ザイテングラートをジグザグに登ると、⇒穂高岳山荘に出る。

涸沢岳の右には、北穂高岳、3,106メートル。

2016年9月1日、朝5時21分。
左が南峰、右が北峰。
北穂高岳の右は、大キレット。
そして、槍ヶ岳3180メートルに連なる。
しかし、槍ヶ岳は、涸沢カールからは見ることができない。

奥穂高岳の左は、吊尾根を経て前穂高岳、3,090メートル。

2016年9月1日、朝5時27分。
O奥穂高岳から、T吊尾根を経て、M前穂高岳。
明日の2016年9月2日に、登る。

雪の残る2015‎年‎6‎月に、涸沢カールを訪れている。その時も、
モルゲンロートを期待して、朝早くから待機していた。
しかし、赤味が増した程度だった。
奥穂高岳

2015‎年‎6‎月‎2‎日、朝‏‎4時52分。

涸沢岳

2015‎年‎6‎月‎2‎日、‏‎朝4時49分。

北穂高岳

2015‎年‎6‎月‎2‎日、‏‎朝4時52分。

せっかく、朝早く起きて、寒い中を待ったのだが、
これでは、モルゲンロートと言えない。
晴れて、陽は射しているのだが。

それから1年後の2016年9月1日に、
モルゲンロートを、見ることができた。
涸沢カールは2回目の訪問だから、そのごほうびだ?

涸沢カールから見る、奥穂高岳と、涸沢岳モルゲンロート

2016年9月1日、朝5時22分。
⇒穂高岳山荘は、奥穂高岳と涸沢岳の間にある。

奥穂高岳の登山ルートは、
手前の涸沢カールから、→ザイテングラートの取り付け点に行く。
このザイテングラートを上がって、⇒穂高岳山荘に出る。
左の奥穂高岳に登り、吊尾根を経て、前穂高岳に登る。
そして、重太郎新道を、岳沢から上高地に下りる。

奥穂高岳は3,190メートル、前穂高岳は3,090メートルは、
標高が高いほかに、急な岩場があって、滑落事故が多いところ。
歳や体力を考えると、チャレンジアブルな登山だ。もう最後になるだろう。

ザイテングラートは、雪景色がわかりやすい。

2015年5月31日、夕方7時5分。夕暮れの涸沢岳。

→はザイテングラートの取り付け点。左の岩の奥になる。
ザイテングラートの上にある穂高岳山荘は、
積雪で見ることができない。

2時間前に、長野県警のヘリコプターが、ザイテングラートに飛んできた。
ザイテングラートの左、アズキ沢を下山中の人が滑落して、
収容された。が、死亡が確認された。

北アルプス 穂高岳涸沢

涸沢ヒュッテのリーフレットから。

ルート。
1日目、左の上高地から、梓川沿いを右の横尾へ。
 横尾大橋で梓川を渡り、本谷橋で本谷川を渡ると、
 登りになり、涸沢カールへ。涸沢ヒュッテに泊まる。
2日目は、ザイテングラートを上がって、穂高岳山荘へ。
 奥穂高岳に登る。穂高岳山荘にもどる。夕日を眺める。
3日目は、再び奥穂高岳に登ってご来光を拝む。吊尾根を通って、
 前穂高岳に登る。重太郎新道を下りて、岳沢小屋を経て、上高地へ。

実際の行程。
2016年8月31日 上高地 ⇒ 横尾 ⇒ 涸沢カール、涸沢ヒュッテ泊。
           08:00   11:00~11:40  15:00
2016年9月1日 涸沢ヒュッテ ⇒ ザイテングラート ⇒ 穂高岳山荘 ⇒
          06:00        09:30         10:30~11:30
        奥穂高岳 ⇒ 穂高岳山荘泊。
        12:40~13:45  14:30
2016年9月2日 穂高岳山荘 ⇒ 奥穂高岳 ⇒ 前穂高岳 ⇒ 岳沢 ⇒ 上高地。
          04:00     05:00~06:30  09:00~11:00 13:10~13;:40 15:40

今回、奥穂高岳に、2度登っている。
ご来光を拝みたくて、下見をしたからである。
行程を見ると、標準よりも時間がかかっているところがある。
2016年9月1日、涸沢ヒュッテ ⇒ ザイテングラートは、
1時間半のところを、倍の3時間かかっている。

これは、池の平に映る穂高連峰を眺め、
ナナカマドに陽が当たるのを待っていた、
そして、奥穂高岳の頂上は、どれか?
を、探していたから。

I池の平は、H涸沢ヒュッテのすぐ上にできる。
H涸沢ヒュッテと、I池の平を、上から見ることができる。
H涸沢ヒュッテから、ザイテングラートを目指して上がり、
涸沢カールを見下ろす。

夏から秋にかけて、涸沢カールの雪渓が溶けて、できた小さな池。

2015年6月1日撮影。
H涸沢ヒュッテは雪に埋まりそうだ。I池の平は雪の下。

手前の、黒いポツポツは落石。頭大から、
腰の高さまであって、腰かけたくなる。
こんなのに、当たりたくない。

I池の平に映る奥穂高岳

2016年9月1日、朝6時3分。⇒は穂高岳山荘。
池の平の青がいい! それに、底の石が波紋のようだ。

I池の平に映る涸沢岳


I池の平に映る北穂高岳


I池の平に映る奥穂高岳涸沢岳

⇒は穂高岳山荘。

2016年の夏は、雪が少ない。それで、池の平ができた。
雪の少ない年は、池の平へ行ってみるのがいい。
池の平に映る穂高連峰を見ることができる。
モルゲンロートや、紅葉をねらうのも、おもしろい。

朝食は、池の平でパンとチーズ。そうして、
低いところにあるナナカマドに、陽が当たるのを待った。
ナナカマド奥穂高岳

2016年9月1日、朝6時35分。⇒は穂高岳山荘。

ナナカマド涸沢岳

⇒は穂高岳山荘。

ナナカマド北穂高岳


ナナカマド前穂高岳

右のT吊尾根から左に、前穂高岳のⅠ峰~Ⅳ峰が続く。
前穂高岳のⅠ峰、3,090メートルには、明日の2016年9月2日に登る。

涸沢カールでは、池の平やナナカマドのほかに、お花畑で、
が待っている。

20数頭の群れ。高山植物を食べる。ライチョウをおそう。

そして、奥穂高岳の頂上は、どれか?
ザイテングラートの取り付け点の手前から、
奥穂高岳の▽頂上を見ることができる。

2016年9月1日、9時18分。

この奥穂高岳の頂上は、
ザイテングラートを目指して上がっていく途中で、

登山者の左にある、→ザイテングラートの取り付け点に、
近づいたら、見上げて⇒方面に注意してください。
九州からの登山者と、頂上探しをした。

あそこに登るんだ!

あとで、奥穂高岳の頂上に登ってみると、2つのピークがあった。

2016年9月2日、朝6時20分。東側から撮影。
右が3,190メートルで、祠が乗り、左には「奥穂高岳展望図」がある。

ザイテングラートは、はしごと鎖とがあったが、恐怖はなかった。
むしろ、つかむところがあるから、安全である。それに、
歩いて登るより、高度が稼げるから、楽だ。

しかし、ザイテングラートは、疲れた。休みながら、右に、
槍ヶ岳、3,180メートルを見ながら登る。

ザイテングラートから槍ヶ岳が、見えるんだ! そして、
穂高岳山荘に出た。2,996メートル。

穂高岳山荘にチェックイン。今晩の宿は、確保できた。

夕食は5時。そのあと穂高岳山荘の西側で、沈む夕陽を見た。
笠ヶ岳、2,898メートルの夕陽。

2016年9月1日、夕方6時23分。
夕陽で、雲が焼けた。変化する空が覆いかぶさった。

ジャンダルム、3,163メートルの夕焼け、アーベントロート

2016年9月1日、夕方6時16分。穂高岳山荘から撮影した。
絶壁が夕陽を受けた。焼けた、荘厳だった。
ジャンダルムは、明日も、見る予定だ。
晴れてくれ!

台風の合間の奥穂高岳だったが、晴れた。そして、
穂高連峰は、いろんな姿を見せてくれた。
穂高連峰のモルゲンロート、
池の平に映る穂高連峰、
ナナカマドと穂高連峰、
奥穂高岳の頂上探し、
ザイテングラートから槍ヶ岳、
ジャンダルムのアーベントロート。
これらは、予想していなかったが、
見ることができた。

来てよかった!
明日も晴れてくれ!
奥穂高岳に登るメインが待っている。
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美ヶ原高原の高山植物を見る

2016-09-18 00:00:55 | Weblog
美ヶ原高原では、気軽に高山植物を見ることができる。
ウスユキソウハクサンフウロ

「今が旬よ、よく来たね!」といっている。

美ヶ原高原の標高は、2,000メートル。
美ヶ原高原へ行ったのは、2016年7月30日。
松本市街は600メートルだから、標高差は1,400メートル。
松本市街は30℃以上。美ヶ原高原は26℃だった、心地よかった。

ウスユキソウコオニユリ

「きれいでしょう!」といっている。

ヤマハハコ

虫が止まっている。

ハクサンフウロ

一面に咲いている。

イブキジャコウソウ


ノアザミハナチダケサシ


マツムシソウ

2匹のハチを、おびき寄せている。

キジムシロ?


コウリンカ

ハチが、夢中で密を吸っている。2匹いる。

マルバダケブキ

キタテハのお気に入りのようだ。よく飛んでくる。

ヒオドシチョウ

道路で、日向ぼっこをする。羽を広げたり、閉じたりして。
近づくと、逃げる。そして、離れた場所で、羽を休める。

ウメバチソウ


ウツボグサ


ヤマホタルブクロ


ハクサンボウフウ?


キオン


美ヶ原高原案内図

左上の松本から ⇒ 美鈴湖 ⇒ 思い出の丘 ⇒
終点の美ヶ原自然保護センターへ。1時間のドライブ。
頂上の▲王ヶ頭(おうがとう)2,034メートルへ (30分)。
王ヶ頭ホテル ⇒ 塩くれ場(現在地)へ散策(30分)。
そして、引き返した。景色を眺め、写真を撮りながら。
()内の標準時間よりも、2倍の時間がかかっていた。

▲王ヶ頭 ⇒ 塩くれ場への遊歩道

花は、遊歩道の右側に多い。左側はさん。


遊歩道から振り返った王ヶ頭ホテル


鉢伏山(はちぶせやま)。

上は黒雲、手前は枯れ葉。この対象がいい。

美ヶ原自然保護センター ⇒ 思い出の丘で。
オオマツヨイグサ?

群生していた。


王ヶ頭の電波塔

手前はノアザミ。

カワラナデシコ


美ヶ原高原では、
ヤマハハコ、ウスユキソウを簡単に見ることができる。
ヤマハハコ


ウスユキソウ

日当たりのいい、乾燥したところが好きなようだ。
それに、標高2,000メートルの涼しさ。

美ヶ原高原は、晴れると、北アルプス、中央アルプス、
南アルプス、八ヶ岳、浅間山がきれいに見える。
2016年の夏は、晴れる日が少なかった。
花だけを見る美ヶ原高原もいい。
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