季節の変化

活動の状況

善五郎の滝の氷瀑でアイスクライミング

2017-02-12 00:06:28 | Weblog
善五郎の滝氷瀑で、アイスクライミングを見た。

2017年1月25日。
両手に鎌のようなものを持って、氷瀑に引っかけながら、よじ登る。
話には聞いていたアイスクライミングだが、見るのは初めて。
下では、ロープを繰り出して、安全を確保している。

鎌なようなものは、アイス・アックスというそうだ。
クライマーの体格は立派だ。第一、脚が長い。
あとで聞いてみると、冬山にも登るという。

アイスクライミングが始まる前の「善五郎の滝」には、
だれもいなかった。厳しい寒さが続いたこの冬の、
「善五郎の滝」も、立派な氷瀑!

滝壺が、高く盛り上がっている。
滝の中央部は、すっかり凍っている。それに、
水は、左に見える⇒パイプの中を流れている。
右には、→牙がぶら下がっている。
→牙の右は、奇怪な氷塊だ。

その⇒パイプに近づいて、見上げた。

氷のパイプの中を、水が流れている。
近づいても、水しぶきは飛んでこない。

立っているところは、ならば、滝壺の上、
▽あたりに浮いている。

2016年7月29日。夏の善五郎の滝は、ドウドウと流れ落ちていた。
氷瀑の冬には、右の岸から、滝壺の山の上を越えて、
▽まで、渡ってきたことになる。

滝壺から下流を振り返ると、がある。

夏の写真は、あの橋から撮ったもの。
冬には、滝壺も川も、すっかり氷雪の下。

は恐ろしい。


牙の裏側を、のぞいてみた。

恐る恐る頭を突っ込んで、眺めて、そそくさと出てきた。
ドサッと落ちてきたら、グサリと突き刺さりそうだ。

右の奇怪な氷塊

氷瀑の「善五郎の滝」の、自然の造形美を、楽しんでいた。

人の声がしてきた。アイスクライミングのクライマーたちだ!

2組のパーティーで、左の4人は氷瀑の中央部を狙うようだ。
1人は、様子を見に行っている。右を登る3人には、女性がいる。

装備の準備や、点検が終わると、登り始めた。

左右に分かれて、登っていく。
各パーティーには、写真班がいて、
「さまになっているよ! 」と、シャッターを押していた。

見ていると、所どころで止まっては、安全を確保している。
アイス・スクリューをクルクルと回して、氷瀑に差し込み、
クイック・ドローを取りつけて、ロープを通していた。
これらの用語は、あとで聞いた。

およそ2~3メートルごとに、
固定して、安全を確保していたから、
万が一、滑落しても、その範囲でおさまる。

アイゼンが違う。
私のアイゼンは、山登り用で、
足裏全体で、雪や氷をグリップする。
一方、アイスクライミング用は、前2本が突き出ている。
伸び上がって登るときには、つま先の前2本が氷をグリップしている。

氷瀑を、半分ほど登ると、攻守交代。


交代したクライマーは、最後まで登り切った。

上の木にたどり着いた。

それから、下りてきた。

下りる途中で、アイス・スクリューを外しているようだ。
右では、女性クライマーが挑戦を始めた。

4人は、交代でアイスクライミングをする。

足の熊の爪でつま先立ちして、手のカマキリの鎌を引き寄せて、よじ登る。
氷瀑の「善五郎の滝」には、こんな楽しみ方があるんだ!
氷瀑は垂直だから、挑戦のしがいがある。

信州では、あれこれと、規制をしないところがいい。注意書きや、ロープはない。
山登りも、アイスクライミングも、技量と体力で、自己責任でするもの。
装備をして、安全の確保をしながら、慎重と果敢で、挑戦している。
信州の自然は、挑戦者を育てる、魅了する。

乗鞍岳のモルゲンロート、朝焼けと、氷瀑の「善五郎の滝」。

「滝見台」から。2017年2月4日、朝7時13分。

善五郎の滝にも、陽があたるところを見たくなる。
乗鞍岳にも、善五郎の滝にも、両方に陽があたる、
夏のこんな景色を期待して。

2016年6月3日、朝6時42分。

善五郎の滝に、陽が当たるのを待っていると、
4人のパーティーがやって来た。そして、
アイスクライミングを始めた。

2017年2月4日、朝9時:43分。
最初の〇クライマーが、一人で登り切った。
そのあと、交代で登っていく。

善五郎の滝に、これ以上、冬の陽はあたらなかった。
それで、氷瀑は硬くなり、溶けにくくなるのだが。

乗鞍岳のの変化を見る。
それは、駐車場が一杯になることも、見ることになった。
モルゲンロートの残る乗鞍岳

乗鞍岳スキー場の駐車場。2017年2月4日、朝7時26分。
駐車はポツリ、ポツリだった。

1時間20分後。乗鞍岳は真っ白。

朝8時48分。
車が増えてきた。この第3駐車場は、
900台収容できるというから、まだまだ余裕。

それが、1時間半後に、駐車場は一杯になった。

朝10時22分。
乗鞍岳の陽の変化を見るつもりだったが、
スキー客で埋まる駐車場を、見ることになった。
天気のいい週末には、10時過ぎまでには、駐車場に入りたい。

冬の乗鞍高原へ行くと、
善五郎の滝」は、氷瀑で迎えてくれる。
その氷瀑に、アイスクライマーが挑戦する。
晴天の早朝には、乗鞍岳がモルゲンロート、朝焼けして待っている。

2017年2月4日、朝7時26分。

数分後には、雪山の乗鞍岳になる。

朝7時30分。
乗鞍岳のモルゲンロートを見るならば、
朝7時ころまでに、着いているのがお勧め。
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