前回のブログにshitamichiさんより
ガレージの車の排気ガスやガソリン臭の対策なども載せて見てはいかがですか
とのアドバイスをうけ、せっかくなのでコメントさせて頂きます。
ガレージのある家に掲載されてはいるものの、今のところほとんど車は入れていません。
さまざまな用途として使える土間スペースです。
自宅で仕事をする場として当初設計していました。
仕事上、多量のカタログ、サンプルを必要とします。
自宅にも多くの資料があるので、それを生活の空間に持ち込まないためのスペースが(妻から)要求されました。
さらに今後の生活スタイルの変化の中では車が複数必要になるようなケースも可能性があるため、
庭を削るのではなく、この土間が車庫も兼ねられる計画としました。
現段階では、原付、自転車、ベビーカーなどが置かれています。
また宅急便を生活空間に持ち込まずここで荷解きしたり、箱買いした水などここにストックしています。
玄関周りでは生活空間と外部空間をつなぐ部分で、往々にしてどちらともつかない物がいずれかの空間にはみ出がちになる。それらを納めるバッファーゾーンとして土間が機能している。
将来ガレージとして車を入れる機会があると考えて
車の排気口のすぐ後ろに排気用のダクトを繋げています。
この空間でアイドリングすることはないので大掛かりな排気設備は設けていません。
換気扇にタイマーを設けて、出庫前や車庫入れ後に1時間ほどしたら切れる設定としています。浴室用のタイマーを利用しています。
電動シャッターなども検討したのですが、室内天井にレールなどの金物が多く出てくることで、ガレージ色が強くなってしまうと考え、引戸と開戸の組み合わせとしました。(もちろんコストのこともありましたが・・)
今のところ車はほとんど建物前面においています。
うちの車は小さいので来客の車が小さければ数台並べてとめられます。
通常はそのまま斜めに突っ込んでいます。楽です。
話はそれますが、ここの机に立てかけている絵は6年前に亡くなった叔母の家のトイレにかかっていた版画です。
北岡文雄(1918-2007)の「樹間」1965年作の版画です。
影になった幹と幹の間から向こうの風景が見えています。
子供の頃から僕がその絵が好きであることを叔母も知っており、
亡くなった際、形見として頂いたものです。
設計時にその絵が似合うトイレをと想い設計しました。
しばらくしたら飾るつもりです。
叔母の家は僕の原体験としてとても印象的に残っていて、
階段をカーペットにしているのも叔母の家の体験からです。
良い家というのは人それぞれで、施主の原体験の影響が大きいと思います。
住宅作家として有名な建築家 宮脇檀は施主へのリサーチにおいて
施主が過去住んできた住いの歴史、原体験も確認していたようです。
話はずるずるそれっぱなしでした。
ガレージの車の排気ガスやガソリン臭の対策なども載せて見てはいかがですか
とのアドバイスをうけ、せっかくなのでコメントさせて頂きます。
ガレージのある家に掲載されてはいるものの、今のところほとんど車は入れていません。
さまざまな用途として使える土間スペースです。
自宅で仕事をする場として当初設計していました。
仕事上、多量のカタログ、サンプルを必要とします。
自宅にも多くの資料があるので、それを生活の空間に持ち込まないためのスペースが(妻から)要求されました。
さらに今後の生活スタイルの変化の中では車が複数必要になるようなケースも可能性があるため、
庭を削るのではなく、この土間が車庫も兼ねられる計画としました。
現段階では、原付、自転車、ベビーカーなどが置かれています。
また宅急便を生活空間に持ち込まずここで荷解きしたり、箱買いした水などここにストックしています。
玄関周りでは生活空間と外部空間をつなぐ部分で、往々にしてどちらともつかない物がいずれかの空間にはみ出がちになる。それらを納めるバッファーゾーンとして土間が機能している。
将来ガレージとして車を入れる機会があると考えて
車の排気口のすぐ後ろに排気用のダクトを繋げています。
この空間でアイドリングすることはないので大掛かりな排気設備は設けていません。
換気扇にタイマーを設けて、出庫前や車庫入れ後に1時間ほどしたら切れる設定としています。浴室用のタイマーを利用しています。
電動シャッターなども検討したのですが、室内天井にレールなどの金物が多く出てくることで、ガレージ色が強くなってしまうと考え、引戸と開戸の組み合わせとしました。(もちろんコストのこともありましたが・・)
今のところ車はほとんど建物前面においています。
うちの車は小さいので来客の車が小さければ数台並べてとめられます。
通常はそのまま斜めに突っ込んでいます。楽です。
話はそれますが、ここの机に立てかけている絵は6年前に亡くなった叔母の家のトイレにかかっていた版画です。
北岡文雄(1918-2007)の「樹間」1965年作の版画です。
影になった幹と幹の間から向こうの風景が見えています。
子供の頃から僕がその絵が好きであることを叔母も知っており、
亡くなった際、形見として頂いたものです。
設計時にその絵が似合うトイレをと想い設計しました。
しばらくしたら飾るつもりです。
叔母の家は僕の原体験としてとても印象的に残っていて、
階段をカーペットにしているのも叔母の家の体験からです。
良い家というのは人それぞれで、施主の原体験の影響が大きいと思います。
住宅作家として有名な建築家 宮脇檀は施主へのリサーチにおいて
施主が過去住んできた住いの歴史、原体験も確認していたようです。
話はずるずるそれっぱなしでした。
いずれ造る自宅も土間は造りたいものです。
設備は建築と一体のもの、馬鹿みたいにお金をかけるのではなく、合理的に原理的にが望まれるこれからの時代と思います。
いろんなところでストーリーが生まれそうですね。
ますますのご活躍を影ながら応援しております。