mukoyama blog

向山建築設計事務所 主催の向山博のブログです 

上馬の家

2011-10-28 07:19:10 | 上馬の家
昨日は上馬の家の外構工事にたちあってきました。

大谷石が入らないなどいろいろあり、外構になかなか取りかかれない状態でした。
石も入り、既に終わってる外構の是正など進捗状況の確認をしてきました。


目隠しのための塀も気にいって頂きました。
こんな風にしてまで見る人いないもんね。と覗き込む施主。
塀の下を開けることで内側、外側とも圧迫感を低減するだけでなく、芝生への日光や、通風も確保できます。


前面の緑道から見え


大谷石が敷き込まれていきます。
来月半ばには取材があるためポストや砂利等の追加も急がないとです。

東金町の家 足場撤去

2011-10-27 06:12:51 | 東金町の家
東金町の家の現場です。
足場が撤去されました。

交差点に建つので外観も印象的になるように心がけました。


室内とバリアフリーで繋がるデッキを設置予定です。


室内の木工事も完了しています。和室の天井です。サツマヨシです。


階段手摺も武骨にも華奢にもなりすぎない程度としました。


2階バルコニーです。


あと2週間ですが、大体のことは決まってるので安心してるのですが、油断しないように気を付けます。

軽井沢

2011-10-24 06:07:06 | 日々のこと

土曜日はOZONE主催のコンペのプレゼンテーションでした。ozoneのコンペは参加の建築家3者が同席でプレゼンテーションするので他の建築家の案の説明も聞けるので面白いです。同じ条件でだいぶ違う形がでてきます。良い結果に繋がると良いのですが。

日曜日は軽井沢に日帰りで行ってきました。
結婚式(既に11年前)をしたのが軽井沢だったのでここ最近毎年、紅葉の時期かクリスマスに行くようになりました。紅葉としては1週間、早かったかなと思いました。


おととしは10/31にいったのでパーフェクトな紅葉でした。
来週はまた休めないかもしれないので仕方がないですね。

あと軽井沢にいったのには友人から最近できた西沢立衛設計の千住博美術館がとてもよかったときいたのももう一つの理由です。
敷地の傾斜にあわせて館内の床に緩やかな勾配がついています
これはSANAAロレックス・ラーニング・センターのコンパクト版なのでしょう。
以前見た伊東豊雄の多摩美の図書館もそうでしたが、屋根も床にあわせて下がってるので、より空間の特性として「勾配」を活かしています。
説明しにくいのですが、エントランスが一番敷地の高いあたりにあって、そこから先へ進むにつれて下がっていきます。下がるにつれて視線が下がっていくときの様子はなんとも魅力的です。どこまで続くか分かりにくい平面構成も良かったです。
千住博というとヴェネツィア・ビエンナーレに出展した「ウォーターフォール」が個人的には記憶にのこりますが、あのような1部屋1作品という大きな作品がなかったのは残念ですが、その分たくさんの作品を見ることができました。
大声を上げながら館内を走り回る息子を追いかけながら横目で見る程度でしたが・・。

夜は軽井沢プリンスホテル隣接のアウトレットに行ってきました。子どものレゴ(それもタイヤだけ)を買っただけでしたが
池原義郎設計なので一度行ってみたかったです。


この空間は外構に照明を一切付けないことで建物の外観を消し、軽井沢の夜の暗さによって建物内部の空間だけを浮かび上がらせているようです。その演出が素晴らしかったです。

次は泊まれるくらいの余裕がほしい・・。


あとiphoneにナビのアプリを入れてみました。
いままで車内が狭いというのと、ナビはぜいたく品という意識から導入をさけてましたが、
3800円という価格から試してみました。十分でした。もし同じ気持ちの方がいればお勧めだと・・・。

でも他のナビと比較したことがないですが・・。

東金町の家 現場

2011-10-18 23:47:39 | 東金町の家
東金町の現場に。

ほぼ木工事も終わり、2,3日後に足場も外れる流れとなりました。

↓2階バルコニーのデッキ工事


現在来月半ばの引き渡しに向けて頑張っています。

ちなみに内覧会を開催できる時間がなさそうです。
ちょうど私が参加するASJ主催のイベントが11/12(土)、13(日)の週末で、現場の流れでも内覧会をするとしたらそこでしかできなそうでした。

もし興味がある方、内覧を希望する方がいれば直接私にご連絡ください。
可能な範囲で個別で内覧して頂けるように他の時間、あるいは僕が不在でもスタッフが対応など・・調整できればと思っています。


ASJのイベントも是非お越しください。


iphone4s

2011-10-17 23:35:51 | 日々のこと
かなりバタバタしており
ブログもさぼり気味です。

そんな中いま話題のiphone4Sに機種変更しました。
iphoneユーザーとしては化石の部類になってしまう初代の3Gを使い続けていました。
すでになんだかおかしく、カメラやネットが立ち上がるのが1分くらいかかったり、ひどい状態でした。
やっとでした。すごい!とかじゃなく、助かったぁというのが一番はじめの感想です。
いま3Gは息子のおもちゃになりました。
自分の電話の癖をモノマネしています・・。なんだか滑舌の悪い電話対応が良く似てる・・。

で、
周りの勧めもあってipadなども考えてもみましたが、自分は本来アナログな人間なのでやめておきました。
設計の検討もCGより模型で行います。

本来なるべくクリエティブな精神状態になれる環境、時間を業務の中で多くつくる必要があるのですが、机に向かってしまうと、ついつい事務的な作業、メールなどに取り掛かってしまいます、むしろネット環境にない電車の中や、喫茶店などに居る時の方がよっぽどクリエイティブな環境であるといえます。
だから電車の時間にネットができる環境にはしたくないのです。
iphone3Gの時は最後のころあまりにも調子が悪く、下北沢―新百合ヶ丘間で3ページくらいしか進めない状態でした。iphone4Sになったことでサクサク動いてしまうので、電車では使わないと決めようとか、おかしなことを考えてしまいます。
ipadにしても「全部カタログが入れられるよ」とか言われると逆に打合せの準備を怠って、当日アワアワしてしまいそうです。

そんな自分でも遠方に行った時に開いてる時間に議事録や資料づくりをしたいことがあって、どうしようもない時はビジネスホテルでPCを借りたりするようなこともでてきました。
ノートPCを買うほどでもないのでキーボードだけ買ってみました。Bluetoothでiphoneとリンクします。コンパクトにもなるので使わなかったとしても苦にならないです。




ipad勧めてくれた先輩には申し訳ないです。

かぼちゃはそんな時期なので入れてみました。



スティーブ・ジョブズ 死去

2011-10-08 06:59:02 | 日々のこと
コンピュータなど自分が疎い分野にあえてコメントをするのは恥ずかしい思いをするだけなような気がして躊躇してしまうのですが、ちょっとばかり・・。

スティーブ・ジョブズ 死去
56歳と知って驚きました。
早すぎる。とても残念です。
せめてあと10年くらい・・・と思ってしまいます。
10年の根拠はないけど・・
10年前ipod,iphoneが出る前、今のライフスタイルが想像できなかったようにまた先の10年ちがうワクワクする世界を見せてくれただろうなと思ってしまう。

もしかしたら家をつくってるかもしれない・・・ 
家で世界は変えられないから・・ないな。
でもコンタクトレンズなんかはつくってるかもしれない。コンタクトを通していろんな情報が見れるとか
あるいは後にディズニーの映画をつくりまくってるピクサーを立ち上げたように
医療、農業とか全く別なジャンルで改革を起こしてるかもしれない。
そういう想像ができない世界を見せてくれたと思う。
スティーブ・ジョブズは技術の革新を素晴らしくシンプルに世の中に表してくれた。
それを先見の明というと軽い感じにきこえてしまうが。

世の中、先見の明があって、素晴らしいデザイン、素晴らしいアイデアを出せる人は多くいると思うが
ただそれを勇気を持って決断し実現させていくことができる人はそういない。
組織が成長すれば当然、保守的な人もたくさんいる。
悪いことではないが、それは確実に躍進のスピードをダウンさせるだろう。
それがとても残念だ。


ベタ褒めだが、ちなみに自分はiphoneを使っているがapple信者でもなんでもないし
appleのこんなのほしいでしょ?って上から目線の販売戦略が鼻につくとさえ思うこともある。
iphoneだって音楽もきかない。アプリも購入後10個くらいしか入れてない・・・
でも驚くほど便利です。


あとひとつ。
自分が感動したappleのCMがあった。
iphone4が発売されたときのCM。
Facetime(いわゆるテレビ電話)ができるようになった。

CMはいくつかのタイプがあった。
単身赴任先のお父さんの誕生日を電話越しに祝う子どもと妻
入院して娘の結婚式に出席できない母親が娘の花嫁姿をみてる
など
会えない人の姿をiphoneなら見ることができる。と伝えている。

感動したのは聴覚障害?のある恋人たちが手話で電話
今日あったことを話しているのだろうか
もっともっと話していたい様子。
でもおやすみ。また電話するね。 って感じ
電話であるのにとても静かであること以外、普通の恋人同士の電話と何の変わりがない。
健常者と同じモノを使っているのがよい。
世の中、バリアフリーを意識し、障害者用、老人用とか「弱者のためのデザイン」があふれている。
でもそのこと自体がすでに健常者側からの視線であり、差別化している。
発想がすでにバリアフリーではない。
健常者と弱者の垣根が無いデザインなのがすばらしい。
ユニバーサルデザインとはこういう発想のことをいうのだろうなと・・・
新しく出るiphone4Sでは声でアプリを起動させ、声で回答してくれるという。
視覚障害のある方でも操作が可能になってるのかもしれない。
裾野が広がって行く感じ。素晴らしい。

文章が稚拙で上手く伝えられないのが悔しいですが・・。

スティーブ・ジョブズ 死去
とにかく残念です。
最近はソフトウェアでライフスタイルをかえる力は多くあると思うが
モノのデザイン(意匠も性能も)で世界を変える力をもつものはそうあるものではないと思う。
自分もモノをデザインしている立場。学ぶことが多い方でした。






リンクル

2011-10-07 10:46:17 | 住宅

バタバタして更新が少なくなっています・・。
現場も毎週行ってるのですが、なかなか更新できず・・。


家づくりをサポートしているOZONEの関連サイト リンクルに登録しました。
最近竣工した3物件を掲載してもらいました。

自分のサイトよりも解像度がいいので、もし興味があればぜひ見てください。