教えて!貿易アドバイザー

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輸出入の値段について 

2008年07月28日 | 貿易取引
最近はベトナム向けの貨物の定期的な注文も入っておりますが、貿易顧問として輸出値段の出し方などについての計算書なども作成しています。

貿易アドバイザーとしてのセミナーなどでも輸出入原価計算書などの話をすることもあります。始めての方が一番戸惑う事はやはり、インコタームスの規定するいわゆる貿易条件あるいは受渡し条件になります。貿易実務の講座でも結構わかりにくいところとなります。

ごく初歩的なことから言いますと、輸出社からのFOB 値段、C&Fの値段そしてCIFの値段の決め方から始めます。

工場出し値(EXW)から国内の輸送費そして港でかかる諸掛り、海上運賃は?海上保険は?海上運賃も最近では燃料割増料や通貨割増量などもかかってきます。港独特の料金もありますし、飛行機による場合とか貨物の大きさや重量などによって様々な計算の方法が要求されます。

輸入の場合もほぼ同様なのですが、関税がかかる商品もあれば特恵関税が適用される場合もあります。

一口に輸出入原価計算といっても色々なパターンがでてきます。計算でも間違えてしまうととんでもない赤字になってしまう事もあるので、大変気を使う仕事でもあります。

これから輸出入ビジネスを始められようとお考えの企業の方あるいは既に貿易取引を始めているけれど、より高度な貿易知識や交渉力が必要であるとお考えの企業の方は、シバタ・インターナショナルまでぜひまでご連絡下さい。経験豊富な貿易コンサルタントが熱意を持ってお応えいたします。

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