ラオスとカンボジアの出張から戻ってきました。ベトナム、中国、ミャンマーやタイに囲まれた2か国で、それぞれの文化の影響がありましたがお隣どうしの国でも、それぞれ、感じが違います。ラオスのビエンチャンは、とても落ち着きがある街です。行きかう人々もベトナムやインドネシアとは違い、のんびりしているというかとても穏やかな感じがしました。今回4件ほど企業訪問をしましたが、作品も、とても細やかな気配りがされていて、ラオスの国民性が感じられました。
ビエンチャンからカンボジアのプノンペンへ移動しましたが、ベトナムのように大変活気に満ちた街です。ハノイの旧市街地の道路よりは広い道路ですが、ホーチミン程、近代的に整備された道路ではありません。高層ビルは未だあまり見受けられないのですが、大変広い敷地に3~4階建てのフランス風なのか(現地の人に言わせるとイギリス風)、伝統的な建物なのか、大変立派な建物が立ち並んでいます。広い道路の中央には緑地帯が設けられ、ホテルに近い公園には野生のサルが生息していて、夕方ホテルの窓から眺めると、建物の屋根にサルを見ることができ、まるで日本で見る、猫が屋根の上を歩いているような感じです。
両国とも、いわゆる市場(マーケット)を訪問しましたが、日用生活品がほとんどそろいます。肉なんかもさばいているので、あの独特なにおいも気になる人もいると思いますが、ビエンチャンやプノンペンに住んでいる人にとっては、日本の魚のにおいと同じような日常生活の匂いなのでしょうね。
とても平穏なビエンチャンそして、まさに新しい開発地域にたくさんの建設中のビル、まさに伝統的な街に新しい街の建設中のプノンペン。とても対照的な国でした。久しぶりのカルチャーショックで、車の外の景色にくぎ付けでした。
あの痛ましい、ポルポト政権による大虐殺の歴史から立ち直り、急激な発展を遂げているプノンペンと昔ながらの伝統をかたくなに守り続けるビエンチャン。対照的な街を見てきました。深く余韻の残る出張でした。
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