スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

岩隈完封~頑張ろう東北

2008-06-17 00:15:25 | スポーツ
15日・Kスタ宮城で楽天・岩隈が巨人戦で3対0で完封勝ちした。

見事な投球だった。

この日、岩隈は特別な思いでマウンドに上がっていた。

14日、前日に起きた地震で楽天の地元、東北、岩手、宮城でマグニチュード7の大地震が起きた。

亡くなられた方がどんどん増え、10人にのぼっている。

14日の日は安全第一で試合は中止になった。

その試合がスライドされ、15日行われた。

巨人戦という事もあって満員だった。

岩隈は、暗く沈んだ地元を盛り上げる為にマウンドに登った。

地元のスター岩隈が頑張っている姿、一生懸命な姿を見せる事によって、震災で被害を受けた方々を勇気付けようと投げた。

岩隈は本来、右ひじの手術をした事から、投球数を100球前後に抑えていた。

この日も8回で終えたかった所だろう。

しかし、岩隈は自ら監督に志願して9回も投げさせてください、と志願した。

合計130球の球数を投げた。

少し投げ過ぎだ。

でも、岩隈は自分の目一杯の投球で被災者を勇気付けようと考え、9回も投げ切った。

そして、投げ勝った岩隈はスタンドの「頑張ろう東北!! 俺達は地震になんか負けない!!」という横断幕向けて手を振った。

人は大切な誰かの為の頑張る時、自分の為に頑張る時よりも能力を発揮出来る。

そして、人の為に頑張る時、人は理屈を抜けた輝き、感動を放つ。

なぜか。

それが人間本来の姿だからだろう。

人間は一人では生きていけない。

皆、何かしらで協力し合って生きている。

協力し合って生きるというのが大前提である。

人間は本来、美しい。

その美しい人間が、後天的に戦争をしてしまったり、醜い事もやってしまう。

素直になれば、人間は美しい。

当たり前のことを当たり前にやれば美しいとも言えるだろう。

岩隈投手に人の為に力を尽くす事の美しさを学ぶ。

男子バレー16年振りオリンピック出場

2008-06-09 00:06:08 | スポーツ
バレーボールの北京五輪世界男子最終予選兼アジア大陸予選最終日は7日、最後はフルセットの末、3度のマッチポイントの大激戦の末、アルゼンチンを倒し、なんと16年振りにオリンピック出場を決めた。

そして、最終戦8日、アルジェリアを下し、2位で終えた。

アルゼンチン戦での荻野主将初め、各選手の恐ろしいまでの集中力に溢れた表情が凄かった。

集中と気合が爆発して、潜在能力以上の力を発揮しているように見えた。

そして、その全身全霊を傾けた姿は見る人間をその姿を映し出す映像に目が釘付けになった。

一生懸命な姿が人の心を動かす。

感動を生む。


なぜか?

人は一生懸命な時、最も美しくなるから。

人は一生懸命な時、理屈を超越したオーラを発するから。

人は一生懸命な時、理屈を超越したフェロモンを発するから。

人は一生懸命な時、能力が最大になるから。

人は一生懸命な時、表情が最高になるから。

人は一生懸命な時、生命力が最高になるから。


仕事をする時、全身全霊を傾け、一生懸命に仕事をしよう。

植田ジャパンに気迫を学ぶ。