スポーツに人生を学ぼう!

格闘技、野球、サッカー等の試合、選手から
人生の術を学び、生かすことを目的とします。

高阪剛選手の言葉~ヒョードル戦に向けて「格闘人生の全てを懸ける」~

2005-03-29 23:34:50 | スポーツ
4月3日に行われる武士道でヒョードルと対戦する高坂剛選手がインタビューに答え、このように発言した。

「日本を背負って、日本人代表として闘います。これまで何人も仲間が(ヒョードル、ミルコ、ノゲイラ等の強豪外国人に)やられている。自分がここでやらないといつやるんだ?格闘人生を全てぶつけるつもりで闘いますよ

高坂選手が学生時代から命を掛けてきた格闘技の全てを掛ける、と言う。

全てを掛ける、という事は勝てなかったら、その場で死んでもいい位の気持ちだろう。格闘家として否定されても仕方ないという事だろう。70歳まで毎日貯金して1億円貯め、70年もの歳月掛けたお金をたった一回の競馬に使い、100倍の100億にするか、0にするか、のような感じか。

全てを掛ける、と言い切れる機会に恵まれた高坂選手は幸せだ。

仕事をしていて、何かを勉強していて、その事を成功させる為に、自分の全てを掛けると思える事はそんなにないと思う。が、考え方次第で全てを掛けるような気持ちになれると思う。

例えば、そこの道路を掃除してくれ、と言われ、ただ何気なくやってしまうと思う。が、最高の掃除をして、この掃除の仕事で依頼してくれた人に”すげえ”と言わせたい。喜んでもらいたい。掃除という仕事を通して自分という人間を認めてもらいたい。掃除という仕事を通して、仕事を出来るやつだと思われたい。掃除という仕事で自分の評価が決まるなら、死に物狂いで自分の全てを掛けるだろう。

単純にヒョードル戦という勝ったら自分の人生が変わる機会を得て、燃えている高坂選手を羨ましく思った。

なぜ、羨ましいと思ったか。

燃えているから。

何かに一生懸命な姿というのは、かっこいい。

従事している仕事で燃え尽きたい。仕事を終えた後、達成感を感じたい。仕事を終えた後、死ぬ程うまいビールを飲みたい。

これらの事が感じれたら幸せだと思う。

高坂選手はこんな事を感じられている心境だろう。

高い目標を持つと人は燃える。

高い目標を持つと逆に気が引き締まるから成功する。

ヒョードル戦勝利という現在の格闘技界で最高に高い目標を持つ高坂選手を見て、こんな事を感じた。

燃える、全てを掛ける、高い目標を持つ事を教えられる。





須藤元気選手の言葉

2005-03-28 01:25:31 | スポーツ
3月26日、さいたまスーパーアリーナで総合格闘技”HERO’S”が行われた。

須藤元気選手対ラモン・デッカー戦は須藤元気選手がカカト固めで勝利した。

試合後、須藤選手がマイクで「HERO’Sという大会で勝ってヒーローになりたかったです。そして、皆さん一人一人がヒーローである事を忘れないで下さい。We are all one」と言った。

そうなのである。ヒーローとは何もスポーツ界で活躍するイチロー選手や松井秀喜選手、須藤選手、ヒョードル選手らの為だけにある言葉ではないのである。

我々一般人も仕事の場などでヒーローになれるのである。

ヒーローとは一般的な意味だと、困っている人を助けたり、悪者をやっつけたり、といったイメージがあるが、仕事というのは大前提に”人を喜ばせる”ものだと思う。

世の中には様々な仕事があるが、結果的に”人を喜ばせる”仕事でないとその仕事というのは衰退していくだろう。どんな仕事も形は違えど人を喜ばせる事をしていると思う。

自分の仕事を真っ当出来たらたいそれた事をしなくても、その人はヒーローなのだと思う。また、障害があればある程、光り輝くヒーローになれると思う。

大きい目標を持ちながら、目の前の事を真摯に誠実に対処する事が出来る人がヒーローなのだろう。

須藤選手に誰もがヒーローである事を学ぶ。

中田英寿選手の逆境

2005-03-25 01:06:16 | スポーツ
テストは失敗だった。すべての災難は中田英から発信された。前半20分には信じられない失態も見せた。中央でフリーの状態で遠く右サイドのスペースを見ながら、サイドチェンジを狙った。だが、右足でカーブをかけたはずのボールは少しも曲がらずに約5メートルの距離で走る味方の小野を直撃。イラン人記者からは失笑すら漏れた。

収穫の乏しい37分の紅白戦後には、激しい口論も起こった。「お前が行け」と中田英が福西に叫ぶと、福西は「(中田英が)下がれ」と応酬。福西の隣にDF宮本、MF小野も加わった。中田英は激しく両手を動かして持論を主張。

中田英寿選手が逆境を迎えている。年齢は28と若いながらも高校生から常にトップの世界で生きてきた男、天才と言われ続けてきた男にとって初めての苦境だろう。

”逆境の中にはすべて、それ相応かそれ以上の大きな種子が含まれている”という言葉がある。

人生の中にはうまくいく時とうまくいかない時があると思う。中田選手にとって今はうまくいかない時期の真っ只中だろう。本当にすごい人は倒れない人ではなく、倒れても立ち上がる人だと思う。

中田英寿選手に逆境を乗り越えて欲しい。

逆境に挫けない雄姿を見せて欲しい。

今、サッカー日本代表はどの選手でもレギュラーは確定されずいつでも代わりがいる戦国状況だ。

サッカー選手にとって最高の舞台であるワールドカップのピッチに立つという栄光を得る為に対戦相手以上に自チームでレギュラーを張る事が大変である。

選手のライバルに負けない、俺の方がすごい、という意識のぶつかり合いが試合より注目してしまうのは私だけだろうか。

人は集団の中で輝く為に人に”取り入れられない”という気持ちのぶつかり合いが輝きを生むと、お笑いで絶頂期にいたたけしさんが言っていた。お笑いの世界は見た感じ楽しくやっているようだが、笑いを取るというものすごいプレッシャー、他の人より面白しろくないといけない、というプレッシャーとの戦いだと言う。

代表選手一人一人のパフォーマンスに注目したい。

中田選手、福西選手の意地に学ぶ。



活躍する人

2005-03-24 23:30:58 | スポーツ
スポーツの分野でイチロー選手、松井秀喜選手、ロナウジーニョ選手、ヒョードル選手、シウバ選手らは己の潜在能力を100%に限りなく近く発揮し、活躍し、輝いている。

なぜ、この一流選手達は自分の潜在能力を存分に発揮する事ができるのだろうか?

様々な要因があると思うが、最も大切な事は何だろうか。

皆、一様に恐ろしい程の向上心を持つ。

イチロー選手は大リーグ記録を作っても満足していない。究極、全打席ヒットを打てるようになりたいのだろう。50になっても発展途上ですから、と言いたい、と語っていた。

シウバ選手は王者になってモチベーションが落ちないのか、と聞かれ、戦う事が好きだからモチベーションが落ちる事はない、と言っていた。単純に自分の仕事を愛している。自分の従事している仕事をやれる事に感謝している。よって、どんどん運が良くなり、どんどんシウバ選手は向上していく。向上心を持ち、感謝する事が大切なのだろう。

好きな事ばっかやって、と言うものの言い方はあまりいい響きがないが、究極人の為になる事をする人は好きな事をやっている人ではないだろうか。例えば、今、”笑う”という事は医学的に下手な薬より良い効果があると実証され、進んでいる病院では落語家を病院に招き、患者に見せた所、病気が治る事も珍しくないらしい。そしてお笑いをやる人というのは、最初からお笑いは人を救うなんて事は考えず好きだからやっているはずである。好きでやっているから熱意もあるし、迫力も生まれる。

物を大事にする。イチロー選手は子どもに野球が上手くなる秘訣を聞かれ、「道具を大切にする事」と答えた。人は当然として、世の中にある全ての物にも魂が宿っていると思う。よく花に話しかけると花も答える、と言われるがまんざら嘘でもないと思う。パソコンのキーを叩く時も話しかける意識を持つ時と持たない時では全然スムーズさが違う。ものを大事にする、ものに話し掛ける姿勢を持つ事が大切なのだろう。

良いセルフイメージを持っている。よくプロ野球で何年間もパッとしなかった選手がポテンヒットでもヒットを打った選手がその後、活躍し続けるという事がある。元々力のあった選手が自信を持った瞬間、オレも捨てたものじゃない、オレだってやれば出来るんだ、と思う事によって活躍するのだろう。自分を信じる事が大切なのだろう。

皆、練習の虫である。

とてつもない集中力がある。

一流選手の姿勢に学ぶ。

石井一久投手、メッツ移籍決定

2005-03-22 00:39:22 | スポーツ
米大リーグ、ドジャースの石井一久投手(31)のメッツ移籍が20日、正式に決まった。

正式に決まる前の噂段階で、「メッツへの移籍が噂されていますが?」と石井選手が質問を受けた。
石井選手は「チームがどこになろうと問題ないです。自信ありますから。メッツに移る事になったらTシャツからジャンパーを着る事になるだけです(笑)(※暖かいロサンゼルスから寒いニューヨークに移る事から)」と最後はジョークで締めた。

実際の所はシーズン直前にチームが変わるという事は心中穏やかな事ではないだろう。

メッツのチームメイトと人間関係を新しく築かなければいけないし、ライバルがたくさんいて先発のローテーションにも入れないかもしれない。住む所も変わる。生活のリズムがガラッと変わり、野球にも影響が出るかもしれない。

と、環境が変わる事によって不安材料はたくさんある。

でも、石井選手は環境は関係ない。自分がしっかりしていれば、環境がどこでも結果を出す事は出来る、と断言した。

超一流の人間は環境がどうあろうと結果を出すことが出来るのである。

うまくいかない時、自分の責任にはせず、環境のせいだと思いになる事がある。

例えば、この職場だからつまらない、とか一緒に仕事をする人がこんな人だからうまくいかないと思う事がある。

が、そう思う時点であまいのである。

どんな環境でも楽しんでしまえるような人間になってしまえばいい。

こういう風に回りの人に働きかけるようにしたらもっと職場を楽しく出来るのでは、とか色々と楽しくさせるための企画・プロジェクトを立て、実行してみたらどうだろうか。うまくいけば万々歳だし、うまくいかなければそれはそれで貴重な勉強になる。

IBM会長北城恪太郎氏も「仕事って、最初はだいたい面白くないんですよ。苦労を重ねて成果を出すことができたら、本格的に面白くなるんです。」と語っている。

環境に文句を言わず、逆に感謝して、そこでいかに面白く出来るか、を楽しんでしまおう。

石井選手に環境に文句を言わず、ベストを尽くす事の大切さを学ぶ。




ガオグライ・ゲーンノラシン選手と角田信朗選手の戦い

2005-03-20 18:47:06 | スポーツ
K-1アジアGP:韓国大会が19日、ソウル・オリンピック第1体育館で開かれ、崔洪万(チェ・ホンマン)が優勝した。トーナメントの中にガオグライ・ゲーンノラシン選手と角田信朗選手はそれぞれ決勝、1回戦で惜しくも敗れた。

ガオグライ・ゲーンノラシン選手は身長180cm体重80キロの体格で体重が100キロを超える選手がひしめくK1のヘビー級戦線で戦い、結果を出し続けている。去年は実力No1のイグナショフを破り、GP本戦ではなんと体重が50キロ近く違うマイティー・モーをハイキックでKOし、ベスト4ファイターとなった。今回も1回戦がキム・ジョンマンの体重は100キロ前後、2回戦の堀啓も100キロ前後、決勝の崔洪万(チェ・ホンマン)は身長218cm体重160キロと身長差38cmに約倍の体重の体格差だった。1,2回戦は文句なく勝ち、決勝も3ラウンドでは勝負が付かずエキストララウンドまで行く接戦だった。

ガオグライ・ゲーンノラシン選手は今までの格闘技界の常識を壊してしまった。

格闘技の世界で2,3キロ違ったら全然違う、と言われる程、体重差が重視され、ボクシングのように数キロ単位で階級が分けられている。

前、ボブ・サップが勝ち続けている時、ボブ・サップを倒せるのは意外と体の小さい動きの速い選手だと思い、格闘技経験者の友人に「魔裟斗とボブ・サップが戦ったら動きの速い魔裟斗の方が勝つのでは?」と聞いた所、「体重差があると全然パンチ力が違うから相手にならない」と言われ、腑に落ちなかった事がある。相手がどんなにパンチ力があっても7,80キロの動きの速い勘のいい選手だったら160キロ選手の動きやパンチは遅く見えるはずで、よける事が可能でヒットandアウエイ戦法を的確に行えば体重の少ない方が勝てると私は思っていた。

ガオグライ・ゲーンノラシン選手は体重差は強さの一つの要素に過ぎない事を証明してしまった。

今まで体重差があるから誰々に勝てないと思っていた選手は目を醒まされてた思いではないだろうか。

また、角田信朗選手は43歳という年齢ながら完璧な肉体を作りあげ、惜しくも敗れたものの戦いに年齢を感じさせなかった。

極端な話60歳でも鍛え上げていれば、20代30代の脂が乗り切った選手達にも勝てる可能性を角田信朗選手は提示してくれた。

角田信朗選手は年齢も強さの一つの要素に過ぎない事を示唆した。

ガオグライ・ゲーンノラシン選手と角田信朗選手の戦いを見て、何かチャレンジする時に何か”出来ない理由”を探してしまっていないか、と思った。

何か目標を立てる。そして実現しようと思う。そこで、体格が、年齢が、育ちが、世の中が、現在の能力が、と何か実現出来ない理由を探してしまっていないだろか。

確かに何かハンデを持つという事はあると思う。が、そのハンデと思っている事は考え方次第で逆に長所になる事が多いのではないか。

ガオグライ・ゲーンノラシン選手は体重が少ない事で動きが格段に速い。だから功を奏してヘビー級の選手に勝つことが出来る。角田信朗選手は年齢が高いが、その分経験があり、試合の戦い方、戦術に長けている為、作戦勝ち出来るだろう。

何かチャレンジする時、出来ない理由を探さない事。つまらぬ常識に惑わされない事。克服出来ないハンデ等ない事。逆にハンデと思える事が考え方次第で長所になる事を教えられる。


安藤美姫の4回転ジャンプ

2005-03-18 00:13:22 | スポーツ
フィギアスケートの世界選手権が16日モスクワで開催され、女子の予選が行われた。最も注目集めているのは安藤美姫選手だ。安藤美姫選手は世界でただ一人4回転ジャンパーだ。この美しさに皆心を奪われる。

当然、4回転ジャンプは簡単に出来たわけじゃない。安藤美姫選手の母親が、「50回跳んで50回失敗してもまだチャレンジしていた」と語っている。

どんなに失敗しても諦めない、という強い心を安藤美姫選手は持っている。そんな壮絶な影の努力があるがゆえに安藤美姫選手は突出して輝いて見えるのだろう。人はつらい事やしんどい事を抱えながらも歯を食いしばって目標に向かって頑張っている時、最も輝くのだと思う。影があるからより光る。よくファーストフードでバイトをしている若い高校生くらい子が先輩に怒られながらも真剣に頑張っている姿を見て輝いて見えるのは私だけだろうか。

エジソンは電球を開発する時、1万回失敗してもめげずに成功させた。

そして、安藤美姫選手も何十回と失敗したおかげで、4回転を自分のものに出来た。

諦めないという事も一つの才能なのかもしれない。失敗するという事は成功するためのステップなのかもしれない。失敗を恐れて何もしない事が一番怖い事なのだろう。成功するためにどんどん失敗しよう。

安藤美姫選手に諦めない心を教えられる。

土田和歌子さんの言葉

2005-03-16 22:53:12 | スポーツ
NumberWebの車椅子ランナーの土田和歌子さんのインタビューを読んだ。

土田さんは、1974年10月15日東京都生まれ。高校2年のときに交通事故に遭い、車椅子生活に。昨年のアテネ・パラリンピックでは、車椅子女子5000mで金メダル、同マラソンで銀メダルを獲得したトップアスリートだ。

「障害をもったことがきっかけで競技スポーツの世界に入って、ここまで成長してこられた。そういう意味では、ひとつの可能性を失ってしまったかわりに、もうひとつのチャンスを与えられたのかもしれませんね」

「世界のトップレベルの選手たちと戦ってみて、やっぱりこの中で1番になりたいと本気で思うようになったんです。そのためには競技に専念できる環境で、もっと自分を追い込んで練習に取り組まなきゃいけないとも感じました」

「競技自体のレベルがどんどん上がる中で世界の頂点をめざすには、もっと自分を変えていかなきゃだめだと感じてます。今まで以上に強い負荷を身体にかけることで、もしかしたら選手寿命は短くなってしまうかもしれない。でも、たとえそうなったとしても、私はより高いところをめざしたいと思うんです」

障害を持ちながら、前向きで明るく生きている。

何故、土田さんは障害を持つというハンデを負いながらも明るい気持ちで生きられるのだろう。

オリンピックで車椅子という陸上競技の金メダルを獲る、という目標があるからだろう。

人は元気であったり、元気でなくなったりする。その原因は、これからの自分の人生に希望が持てるかどうかなのではないだろうか。希望が持てる場合、気持ちも明るくなり元気になるだろう。希望が持てなければ、暗い気分になり、元気になれないだろう。

土田さんは金メダルを獲るという大きい目標を達成するという希望があるから毎日が充実し、張りのある気持ちで生活し、明るい気持ちで生きている。

土田さんの場合、目標がパラリンピックで金メダルを獲る、と目標が具体的が故になおさらいいのだろう。

よく成功する為にはどうしたらいいか、という問いに、”目標を具体的に持ち、紙に書き、暗唱し、潜在意識に刷りこまさせて、とにかく毎日、特に寝る前に目標を書き、暗唱すれば、成功する”とかいてある。土田さんは紙に書いているかどうかわからないが、目標が具体的でその事を毎日考えている事は間違いないだろう。だから何度もメダルを獲る事が出来るのだろう。

障害を持った事をプラスに考え、競技を始めさせてくれたと逆に感謝し、向上心を持つ土田さんの生き方・考え方はどんどん運気を吸い寄せるのだろう。

前向きな生き方を土田さんに学ぶ。


ヒョードルがホーストに“弟子入り”

2005-03-12 23:13:04 | スポーツ
PRIDEヘビー級王者の皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードル(28)=ロシア=が、K-1世界GP4度制覇者の帝王アーネスト・ホースト(39)=オランダ=と電撃的に“初合体”したことが10日、分かった。ヒョードルは6月にも開催されるミルコ・クロコップ(30)=クロアチア=との2度目防衛戦に備え、K-1戦でミルコに3戦3勝のホーストに弟子入りし、約3週間の合宿に入った。ヒョードルがホーストに“弟子入り”

総合格闘技の世界で最もレベルの高いPRIDEのヘビー級チャンピオンであり、去年行われたヘビー級グランプリトーナメントでも優勝したヒョードルは、寝技、立ち技共に最高レベルの能力を持ち、かつ全体的なバランスが優れている。欠点らしい欠点はない。

ヒョードル選手は自分を分析し、あえてまだ鍛える余地がある立ち技の能力を向上させるために立ち技のスペシャリストでありこれから対戦するであろうミルコを三度倒しているホーストに教えを乞いに行った。

これはなかなか出来る事ではないのではないだろうか?

トップの座にいて一度も負けた事がなければ、傲慢に自分の能力を過信をしてしまい、人から教えてもらうという事を恥ずかしいとかプライドが許さないとか思ってしまっても不思議ではないと思う。

そこを謙虚に教えを乞う、という事が出来るというのは、ヒョードル選手のすごい所だと思う。

ヒョードル選手はいつも落ち着き、自信に満ちている。同時に、謙虚さも兼ね備えている。自信と謙虚さのバランスがとれているのである。こういう性格の人というのは神様から愛されるのではないだろうか。

名経営者の松下幸之助氏も自分一人の考えには限界があるから
「衆知を集める」
事の大切さを説いていた。

ヒョードル選手に謙虚に人に教えを乞う事の大切さを教えられる。




岡部幸雄騎手引退

2005-03-10 22:54:46 | スポーツ
中央競馬を支えてきた岡部幸雄騎手(56=フリー)が10日、現役を引退、38年間のジョッキー生活に別れを告げた。

岡部騎手が38年間の騎手生活で一番良かった事は何ですか?と聞かれた。

「38年間騎手生活を続けれた事です」と岡部騎手は答えられた。

人生の晩年の年にそれまで自分が精魂入れてきた仕事を振り返り、誇らしげにこの仕事に関われて良かった、と心から思える事は幸せだろう。

何故、岡部騎手はそのように思える事が出来たのだろうか。

自分の仕事を愛し、そしてその仕事に自分の考えるベストの努力をしたからだろう。その仕事のおかげで目一杯、精一杯生きる事ができたからだろう。

自分も晩年の年にこの仕事に関われて良かった、幸せだったと思えるようになりたい。

岡部騎手の生き方に学ぶ。