この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

#470フランス映画「天井桟敷の人々」8

2008年05月01日 | 映画、ドラマ
(#459フランス映画「天井桟敷の人々」7からつづく)

バチルスのガランスへの思いはガランスには伝わったが、二人は結ばれることはなかった。

フレデリックもガランスもバチストと同じパントマイム劇団に入るようになる。

バチルスのガランスに対する思いはつづく。

それが、この映画の劇中劇でパントマイムの舞台として演じられる。

劇中劇の中で、恋する男が、思いが通ぜず、悲観して首をつろうとロープを用意するが、子供の縄跳び用にせがまれたり、若い洗濯女にそのロープで洗濯物を干すのを手伝ってくれと頼まれたりして、自分の首を吊ることができない。

パントマイムを演じているバチストがふと舞台の袖を見ると、親しげに話している
ガランスとフレデリックが目に入り驚愕する。

それに驚愕して我を忘れているバチストに、洗濯女を演じているバチストを恋するナタリーが気付き、声をあげてしまう。

劇中劇「女性に憧れる男を演ずるバチスト」←クリック(You Tubeにリンク)

私はこれまでこの映画のほかの場面と同様にこの場面も何度見たことか。何度思い出したことか。またこの劇中劇の背景の音楽の何と懐かしいことか。

                              (つづく

画像:映画「天井桟敷の人々」より(劇中劇 パントマイム劇)




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