龍口寺の参拝を終えて寺を出た私達は江の島を目指した。
案内役のIさんによれば、昔からの江の島への道筋なのだそうである。
両側には土産物屋が多い。
やがて江の島大橋に着いた。
歩いている人は多い。
私の住んでいる葉山の方を見た。冬の日の西陽を浴びている。美しい風景であった。
散歩のときには、私は、逆にいつも葉山からこの江の島や江の島大橋あたりを見ているのである。
さあもう一息。江の島神社 . . . 本文を読む
鵠沼皇大神宮をお参りした後、私達は藤沢駅まで歩いた。大分距離があった。
江の島電鉄の藤沢駅で乗り、江の島駅で降りた。
電車で降りたところで、案内のIさんが、藤沢から江の島に通ずる昔の街道がそこにあることを説明された。
私達は龍口寺に向かった。
龍口寺は、日蓮が鎌倉幕府の手によって、あやうく処刑されるところを処刑人の刀に落雷し、その直後、幕府から処刑中止の命令が出たという史跡の跡にできた日蓮宗 . . . 本文を読む
私達は次に、鵠沼皇大神宮に行った。
大きな敷地のお社である。
案内の湘南高校のOBのIさんが、この神社の裏側の森で立ち止まって何か説明されていた。私はちょっと遅れて行ったので、皆さんの笑い声と、「Uさんの時もそうでしたか?」と80歳を越えた、旧制湘南中学のOBのUさんにIさんが聞いているのを聞いただけだった。
Uさんが、そうだったね?と答えておられた。
私は勝手に想像した。
湘南中学、高校の生 . . . 本文を読む
次の目的地の藤沢 皇大神宮に行く途中の歩道の脇に小さなお地蔵様があった。
美人ということでもないのだがちょっと顔に白粉がついており唇に赤く紅が塗ってある。
横にこのような説明板があった。
女性の願いごとなら何でも聞いて下さり、そのお礼にはお顔に白粉を塗るだけでよいというのは何とも有難い地蔵様である。(お地蔵様というより道祖神というのが正確だとのことであるが . . . 本文を読む
白旗神社の次に私達は養命寺へ歩いた。
ここは、曹洞宗のお寺。
創立は天正年間(1573~92年)頃。
本尊の薬師如来は建久8年(1197年)の銘を持つ国指定の重要文化財とのことである。
七福神の一つ、布袋様も祭られている。
布袋は不老長寿、無病息災の神なのだそうである。
リンク:養命寺の位置
画像: 藤沢 養命寺 筆者撮影
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昼食を終えた私達は白旗神社を目指した。
創立年代は不詳であるが、相模国一宮寒川神社を勧請した。
文治5年(1189年)奥州で敗死した源義経の首がこの地に葬られたことから、法治3年(1249年)より義経も合祀するようになった。
宝暦2年(1752年)社殿再建し、旧坂戸町総鎮守となり白旗神社と称した。
文政3年(1820年)火災にあい、天保6年再建される。
昭和56年社殿腐朽により大改修がおこなわれ . . . 本文を読む