この懐かしき本たちよ!

まだ私の手元に残っている懐かしい本とそれにまつわるいろいろな思い出、その他、とりとめのない思いを書き綴りたい。

# 362 米国大リーグ、オールスター・ゲーム

2007年07月16日 | スポーツ
今年の米国大リーグ、オールスター・ゲームに日本人3選手の出場は日本人として嬉しいことであった。そして球場に到着するのに、夫人と一緒にオープンカーでレッド・カーペットの上に乗りつけるというのは、やはりアメリカはいいと感じさせた。選手の活躍はそれを支える夫人と一体なのだということをアメリカの公式行事では必ず私達に見せてくれる。イチロー選手と夫人、斉藤選手と夫人と子供さん、岡島選手と夫人の映像に私は拍手 . . . 本文を読む

# 361 安倍首相への失望(TVの各党首討論を聞いて)

2007年07月08日 | 時事
「今朝のTV各社の党首による討論の放送は見た?」「見たよ。」「どうだった?」「安倍さんには、がっかりしたね。君はどうだった。」「僕もそうだったね。」「君は安倍さんが好きだったんじゃなかったっけ。」「ああ。好きだとは言っていないが、いいねと言ったことはあるね。 首相就任直後の中国、韓国訪問のときは、そう言っていたかもしれないね。」「夫人と手をつないでタラップを上がったということもほめてね。」「ああ、 . . . 本文を読む

#360 おめでとう 岡島選手

2007年07月07日 | スポーツ
レッド・ソックスの岡島選手がフアン投票で米大リーグのオールスター戦の出場選手に選ばれたとのことである。おめでとう岡島選手。昨年までは夢にも思っていなかったことであろう。私まで嬉しくなって来る。 岡島選手が米メージャーリーグでよいスタートを切ったことについてはすでに私はこのブログ#344 「ボストンレッドソックス岡島投手の笑顔」に書いている。 それほど目立たなかった地味な真面目な謙虚な選手がその . . . 本文を読む

#359 城山三郎著「総会屋錦城」2

2007年07月02日 | 日本文学
この小説の書き出しである。「「異議なし」「異議なし」会議室はいっぱいに喚声が起った。「御異議無きものと認め、本議案は-」議長である大村頭坂が白髪をふりたてて云う声も喚声の波に消されて、錦城や問宮のとこ.は届かたかった。二人は総会場である会議室の後出口近い席に陣坂っている。錦城はどの総会でも、その位置を選んだ。いくつかの空席を残し、参会者の背を眺め渡すことができる。濡れたように黒い髪。やや面長な顔は . . . 本文を読む

#358 城山三郎著「総会屋錦城」1

2007年07月01日 | 日本文学
今年も6月末の株主総会シーズンは、いろいろな話題を残して終了したようだ。どの会社でもある程度十分な時間を株主からの質問と会社側の回答のためにとっていたようである。城山三郎氏のこの小説「総会屋錦城」のようなシーンはほとんで見られないようになったのであろう。20年程前になるのだろうか。商法が改正になり、この小説の中で見られるような総会屋の活動は犯罪行為とみなされるようになったのがその主原因であろう。 . . . 本文を読む