MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

モルディブの結婚式のイタズラのニュースを見て

2010年10月31日 | 日記
 新聞社サイトで面白い記事がありました。スポーツ報知のサイトにあった「モルディブでの結婚式、立会人が現地語で侮辱」と「モルディブの結婚式 立会人が現地語で「お前は豚」」という記事です。同様の記事は他の新聞社サイトでも掲載されているようです。

--------------------
モルディブの結婚式 立会人が現地語で「お前は豚」

 「地上の楽園」と呼ばれ、リゾート挙式や新婚旅行先として人気の高いインド洋の島しょ国モルディブで、10月初めに行われた結婚式で立会人の現地人男性が、現地語の分からない西洋人カップルを手ひどく侮辱していることが30日までに分かった。動画サイトへの投稿で判明。現地語で「お前も子どもも豚だ」「異教徒の結婚は不当」などと侮辱し、性的な暴言も浴びせていた。“犯人”は拘束されたが、観光への打撃が懸念されている。
(以下略)
--------------------

 「モルジブではなくてモルディブと表記するのが正しい書き方なんやなあ」と思いながら、よくよく記事を読んでいますと、何か幼稚な行動で、まるでお笑いのコントのような話やなあ、と思いました。
 やっぱり、わざわざ自分たちの島へやって来て結婚式を開こうとする小金持ちのことは、モルディブの人にとっては愉快じゃないのだろうなあ、と思います。問題の人物を擁護するわけではないのですが気持ちは分かります。それに、新郎新婦の理解出来ない言葉でまとはずれなことを言うというイタズラは、当人たちからすれば間違いなく笑えると思います。これも気持ちは分かります。やっちゃいけないことなんですが、まさか動画サイトに投稿されてしまうとは(笑)。

 さらに面白いと思ったのは、Wikipediaのモルディブに関するページについてです。今回のイタズラが起きた背景が知りたくてネットで調べていたところ、モルディブの歴史に関する項で目が止まりました。
 「1887年、イギリスの保護国となる。」「2004年、長期政権となっているガユーム大統領と野党勢力の対立が続き、政治犯釈放を求めるデモが拡大し、非常事態宣言が出された。」「2008年10月29日、民主化後初の大統領選挙が行われ、モハメド・ナシードが当選(11月11日就任)。」などのような重い文章に並んで、「2010年10月30日、リゾートホテルで結婚式を挙げる白人カップルに対して、現地語ディベヒ語で「異教徒の豚」などと罵っている動画がYouTube上に公開され、関係者が拘束されたりするなどの影響が出た。」と書かれていたのです。
 熱心な人が今回の結婚式に関する記事を読んで急いで書き足したのでしょうが、今回のイタズラ騒ぎは他の歴史的出来事と同列に扱うようなことじゃないと思います。書き足した人には悪いのですが、ちょっとバランスが悪いなあ、と思いました。まあ、私も今日のブログのネタにしましたので、人の事を言えないのですが。

Google Waveの勉強をしています(今さらですが)

2010年10月30日 | 日記
 先週とは違い、今日は天気の良い土曜日です。洗濯や布団干しを気持よくできました。ありがたいです。朝は散歩もかねて蘇州麺の店へ行きました。太陽の光がじんわりとあたたかいです。上記以外は、今日はだらりだらりと過ごしました。
 今、Googleのサービス「Google Wave」に関する本を読んでいます。すでに開発が終わることが決定しているGoogle Waveですが、このサービスが目指したものは非常に参考になります。『Google Wave 入門』という本を読んでいます。徐々に全容が分かるようになってきました。かなり時代を先取りしたサービスであったことが分かってきました。

卵アレルギーが起きにくい卵の有効性の有無は証明できるのか

2010年10月29日 | 日記
 興味深いニュースを目にしました。

--------------------
卵アレルギー起きにくい卵 消費者庁「科学的根拠ない」

 「卵アレルギーの方にも食べて頂いている」「アレルギーの方もぜひ試して」。インターネット上にそううたって卵を売っている業者が複数あるとして、消費者庁は29日、「科学的根拠が不確かで、アレルギー患者が食べると命にかかわる恐れもある」と消費者に注意を呼びかけた。業者には各地の保健所を通じて表示や広告を見直すよう求めた。
(以下略)
--------------------

 上記は朝日新聞社のページ掲載の記事の一部ですが、他の新聞社のページでも同様の記事が見られました。

 業者の言い分「アレルギーの方もぜひ試して」

 消費者庁の言い分「命にかかわる恐れもある」

 身近に卵アレルギーの人がいないため調べたことがなく、詳しく分からないのですが、アレルゲンのない卵は理論上存在しないそうです。しかし、この新聞記事を読んでみますと≪今のところ健康被害が出たという情報は入っていない≫ということだそうです。理論上はありえないが、実績はあるということでしょうか。
 素人考えなのですが、有効性の有無を証明する方法を考えると、話題にあげられている卵と、普通の卵を、200人ぐらいの卵アレルギーの人に食べさせて、アレルギー症状の発症率を調べるという方法が思い浮かびました。しかし、アレルギー症状は下手すると命に影響を及ぼしますので人体実験は難しいと思います。ですから、本当にアレルギー症状が発祥しないのか、もしくは発症率が低いのか否かは、証明が難しいように思えます。

魚の煮付け

2010年10月27日 | 日記
 日本のテレビの過去の放送をネットで見ていたのですが、偶然、見ていた番組のテーマは「煮魚をきれいに食べる」ということでした。金目鯛やメバルなどの煮付けが画面に出てきていました。うまそう。魚の煮付けは、よく考えてみると、しばらく食べていないです。無性に魚の煮付けが恋しくなってきました。

切ないスティール・ボール・ラン。こんな漫画、今まで見たことない【ネタバレあり】

2010年10月26日 | 日記
 ウルトラジャンプ2010年11月号に掲載された『スティール・ボール・ラン』を読みました。大統領とジョニィの死闘のクライマックスでした、今回の回は期待を裏切らない出来栄えだったと思います。というか、予想を遥かに超えていました。
 雲状のジャイロは帽子を被っておらず、長い髪の毛やロングコートがふわっと流れていて、血だらけのジャイロが見た幻想的な一瞬を表現していました。雲状ジャイロが出てきたコマは数コマだけでしたが、非常に印象的なシーンでした。
 ジョニィの「さようならジャイロ…………さようなら」のセリフのあと、ドバッと打ち放たれた最後の爪弾と、それを額にスパァアァンとくらった大統領の絵は素晴らしいです。直線的で迷いがない爪弾。虚ろな大統領の目。
 そして体から出てきたたくさんの回転に囲まれた大統領の絵もすごい。大きな音ではなく、ただ静かに繰り返される回転のグルグルグルグルグルという描き文字(効果音)。回転によって地面へ徐々に沈んで消えていく大統領の姿とハンカチ。こんな漫画、こんな絵、こんなシーン。今までに見たことがないです。
 ものすごく切ないシーンでした。『スティール・ボール・ラン』のハイテンションな第一話からは想像もできないような切なさでした。まだ最終回を迎えたわけではなく、「スティール・ボール・ラン」レースの終わりまであと少しだけ話が続くと思います(おそらく1話か2話ぐらい)。

蛍光灯の交換、タンスの修理

2010年10月25日 | 日記
 今日は代休をとりましたのでお休みです。蘇州の天候は寒く、街にはジャンバーを着ている人をちらほらと見かけました。今日は今シーズンはじめて電気ストーブを少しだけ使いました。もう少し秋の気候は続くと思うのですが、気温は下がってきています。
 自宅のアパートのメンテナンスをいくつか行ないました。一つは書斎の蛍光灯の交換です。おそらく約2年ぶりの交換になると思います。新しい蛍光灯のおかげで、部屋の明るさが少しだけ増しました。
 もう一つのメンテナンスは洋服ダンスの修理です。タンスの中で、コートやスーツやシャツなどをかけたハンガーを吊るしておく長い棒の修理です。2週間ほど前に、この棒の両端をかける受け口が割れたのです。プラスチック製の受け口でして、長い棒にかけた衣類の重さに耐えられずに割れたのだと思います。そんなにたくさんの衣類をかけていないつもりなのですが、壊れてしまっては仕方がありません。ホームセンターのような店で使えそうな部品を買ってきて、取り付けを行ないました。部品はプラスチック製のものではなく、丈夫な金属製のものを使用しました。きちんと水平にならず、若干斜めになったのですが、無事に取り付けることができました。これからは、掛ける衣類の数や量に、さらに注意するつもりです。

鳩山氏は政界を引退する方がよいと思います

2010年10月24日 | 日記
 鳩山前総理が総理辞任の際に明言していた任期後の政界引退の意向を、事実上撤回しそうです。個人的には、撤回せずに政界を引退した方がよいと思います。やっぱり政治家にとって言葉は命ですから、引退しなければ信用を得られないと思います。政界引退の意思を思いとどまらせた後援会や鳩山氏の同士の方々は酷な人々だなあ、と思います。

内田樹氏の「教育のコストは誰が負担するのか?」を読んで

2010年10月23日 | 日記
 内田樹さんのブログの記事でいいことが書かれていました。「教育のコストは誰が負担するのか?」という記事です。日本の奨学金制度を取り上げ、現在の教育に対する人々の考え方の問題点を浮き彫りにされています。印象的な文章は次の2つの箇所でした。

≪現在の奨学金は本質的に「学生ローン」であり、その根本にあるのは、「教育の受益者は学生自身(および保護者たち)である」という信憑である。≫

≪教育の受益者は本人ではない。
直接的に教育から利益を引き出すのは、学校制度を有している社会集団全体である。
共同体の存続のためには、成員たちを知性的・情緒的にある成熟レベルに導く制度が存在しなければならない。
それは共同体が生き延びるために必須のものである。≫

≪教育行政も、子どもたちも、親たちも、教育を受けること、勉強することは「自己利益を増大させるためのものだ」と思っている。
教育のコストは自己負担であるべきだというロジックはそのような世界においては合理的である。
私が言いたいのは、「教育のコストは自己負担であるべきだ」というロジックが合理的であるような社会は共同体として「滅びの道」に向かう他ないということである。≫

 日本の会社には社員教育に力を入れているところもあります。それは教育により社員のレベルなどが向上し、このことが会社に益をもたらすという考えがあるからです。日本全体の教育についても同じことが言えるのだと思いました。これまで、奨学金制度の観点から教育の意義を考えたことがなかったため、目からウロコでした。

Google Chrome 7

2010年10月22日 | 日記


 Google Chromeのバージョン7の安定版がリリースされました。今回のバージョンでは大きな新機能はなさそうです。ITmediaの記事によると≪セキュリティ問題への対処や不具合の解消が主眼≫ということだそうです。実はバージョン6は使っているとときどきクラッシュして少し困ることがありましたので、バージョン7が安定して使えるようになっていることを祈っています。
 それにしても、Google Chromeの勢いは凄いですね。StatCounter(Web分析会社)の10月分の調査報告によると、上位3つのブラウザのシェアは次の通りです。

 Internet Explorer 49.9%
 Firefox 31.5%
 Google Chrome 11.5%

 Google Chromeは凄いですね。1年前のシェアは3.7%でしたから、怒涛の勢いのように見えます。

ありがとう。Infoseekホームページサービス

2010年10月21日 | 日記
 この「MT MANIAX」というブログの前身は、Infoseekのホームページ作成サービスを利用して公開していた同じタイトルの「MT MANIAX」(http://members.at.infoseek.co.jp/moritomoaki2001/)というホームページでした。このInfoseekのホームページのサービス(正確には「インフォシーク iswebライト (無料ホームページサービス)」)が10月末に終了するという内容のメールが先月届きました。
 無料で始められるホームページ作成サービスということもあり、実験的な意味も込めて2002年に「MT MANIAX」を開始しました。日本の家庭のインターネット接続サービスがダイアルアップの従量課金制から常時接続に移りかけていた時期でして、電話代にビクビクすることなく、繋げたいだけネットにアクセスできるような環境が整ってきたときでした。常時接続できることによって、人とネットの関わり方は大きく変わりはじめ、個人レベルでももっとネットを楽しめる時代に入ってきました。
 このように状況が変化してきた時代でしたが、個人でホームページを持っている人というのは、今よりもまだまだ少ない状態でした。当時、日記形式のホームページを公開していた素人さんは存在してしましたが、ブログのような便利なサービスはなかったため、HTML作成のための(若干の)知識が必要でした。HTMLをいじって、文字の大きさ、行間、背景の色を調整したり、ホームページのロゴやボタンを自分で作ったりして、ホームページやHTML作成の仕組みの勉強になりました。ホームページビルダーというソフトも使っていました。
 「MT MANIAX」というホームページは2002年から2005年まで続けまして、現在のgooブログへ場所を移すことにしました。ホームページ時代にやっていたことは、今のブログとほとんど同じです。日記やら、本や映画の感想文を書いていました。さすがに8年近く前のものですので、文体がややお恥ずかしい感じです(今でもたいしたことないのですが、当時の文章はさらにお恥ずかしいです)。しかし、当時の自分が楽しんで文章を書いて公開していたことは、文体から伝わってきました。
 gooブログへ移ってからも、このホームページは消さずに残していました。消すのがもったいなかったためです。このホームページの中身は、gooブログへ移行しようと考えているのですが、面倒なため完了していません。とりあえずホームページのデータはすべてパソコンに保存しましたので、気長にアップしようと思っています。
 個人でホームページを持つ楽しみを与えてくださったInfoseekに感謝です。

 懐かしのロゴやバナーたち
   ↓







ネット上から中国電信ADSL料金をチャージ

2010年10月20日 | 日記
 月曜日から自宅のパソコンのADSLが止まっていました。社員の中国人に助けてもらい、ネット上で料金をチャージしてもらいました。中国電信の営業所へ直接行かなくてもチャージできるんですね。知らなかったです。銀行のカードをネット銀行対応にしなければならないのですが、便利なサービスだと思いました。中国語が堪能になれば、このようなサービスにもきっちりと触れることができるようになるんだろうなあ。

DS9を観始めました

2010年10月19日 | 日記
 買っておいたDVDボックスの中から、とうとう『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』を開封し、観始めました。とうとう始めてしまった。ボックスの中には大量のDVDが入っています。観続けるとしんどいんだよなあ、しかしついつい観てしまいます。TOS、TNG、VOYとは、ちょっと違う印象を受けました。主人公のシスコは艦長じゃないですし、カーク、ピカード、ジェインウェイとも違うような感じです。どのように展開していく話なのか、楽しみです。

ADSLの料金チャージが切れた

2010年10月18日 | 日記
 今日のブログは自宅外のパソコンからの投稿です。
 今日、自宅に帰り、パソコンの電源を付けたところ、ネットにつながりません。中国電信にチャージしているお金が切れたようです……。チャージが切れるタイミングがいつも月曜日ですので困ります。土曜日か日曜日ならば中国電信の営業所へ行き、お金をチャージできるのですが、月曜日に切れると次の土曜日まで中国電信へ行けません。久しぶりにネットなしの夜です。こういうときはゆっくり読書です。

中国でTwitterのつぶやきを見る方法

2010年10月17日 | 日記
 今日は日曜日。貴重なお休みです。
 先日、帰国した際に日本で買ってきたパソコン関係の本を読んでいますと、いい情報が手に入りました。有名なマイクロブログ『Twitter』についてです。中国ではTwitterは遮断されていますので楽しむことができません。今日、本を読んでいますと『Twitter Mail』というサービスを知りました。Twitterアカウントを登録しておけば、つぶやきが1日分まとめてメールで届けられるサービスです。
 これを利用すれば、中国でもつぶやきを読むことができるのではないか、とひらめきました。Twitter自体は中国で遮断されていますが、電子メールは遮断されていません。つぶやきではなくメールの形であれば、つぶやきを受信できるはずです。
 試してみますと、私が読みたいと思っていた方々のアカウントを登録しますと、その方々のつぶやき一日分がまとまってメールで届きました。リアルタイム性がTwitterの醍醐味なので、その楽しみを充分に堪能することはできないのですが、何がつぶやかれたのか、ということは知ることができました。これはありがたいです。