MT MANIAX

苦難の時にこそ、われわれは隣人に対して寛大であらねばならない。そうしていれば世界はわれわれにとって寛大なものになるはず。

コラテラル (COLLATERAL)

2004年10月31日 | 映画
監督:マイケル・マン、出演:トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、アメリカ、2004

 オープニングが、とてもよかったです。ジェイミー・フォックスが演じるタクシー運転手が、ある女性客を乗せて、会話しながら目的地へ向かうシーンです。このシーンで、タクシー運転手の人柄などがよく現せている、心温まるシーンです。タクシーで目的地へ向かう、という単純なシーンにしては、わりと長い時間が割かれていたと思います。それは、この映画のテーマが、オープニングに全て込められていたからだと思います。
 オープニングのおかげで「名作の予感」を感じたのですが、トム・クルーズが演じる暗殺者ヴィンセントが、あまりかっこよくなかった。これまでに請け負った殺しの仕事で、一回もミスをしたことがないのに、妙に行動が荒っぽいように感じられました。暗殺者に対する、日本人とアメリカ人の認識の違いなのだろうか、と思いました。日本人は、「必殺!仕事人」や「ゴルゴ13」のような仕事っぷりをイメージすると思います。しかし、今回の『コラテラル』のヴィンセントといい、『ジャッカル』のブルース・ウィルス演じる暗殺者ジャッカルといい、なんか荒っぽいし、感情的だし、ちょっと違うんじゃないかなあ、と思います。
 無駄な爆破シーンや炎上シーンは極力抑えられており、その点はとても共感を持てました。しかし、そのために、物語の流れにメリハリがついていなかったようにも感じられました。
 この『コラテラル』のテーマのひとつに、「街で生きる虚しさ」というものがあると感じました。ヴィンセントと運転手が乗るタクシーの前を、野良犬が通り過ぎるシーンは、なんか良かったです。少しだけ、ジーンとしました。

手帳200%活用ブック

2004年10月31日 | 
日本能率協会マネジメントセンター、東京、2004

 日本の手帳業界のトップブランド「能率手帳」の能率協会の、手帳に関する本です。手帳の選び方や、有名人の手帳活用方法などが書かれています。タイムシステム、システムダイアリー、フランクリンプランナー、ファイロファックス、「超」整理手帳などの、他社の手帳比較はほとんどありませんでした。2005年の新しい手帳を選ぶためのムックなのだから、ぜひ他社比較を行なってほしかった・・・。

ダラダラせずに休みを過ごした

2004年10月31日 | 日記
 今日は日曜日。貴重なお休みの日です。外はあいにくの雨。洗濯をして家の中で干しました。外で干したいのに・・・。洗濯のあとは、通信教育の勉強をしました。日本能率協会マネジメントセンターの『やさしく学べるISO入門コース』という講座です。かなり、分かりやすい内容でした。ISO 9000認証に関する講座としては、かなりよい内容でした。
 また、読書したり、映画を観たり、色々できました。今日は、ダラダラしなかったぞ。

最近、微生物系のクレームが多い

2004年10月30日 | 日記
 クレームが多いです。微生物系のクレームが、なぜか多いです。「食べたら下痢になった」「異臭が感じられる」「ドロドロに崩れている」といったものです。なぜ今週に限って、こんなクレームが多いのか、不思議です。っていうか、微生物系のクレームが発生しても、慌てず冷静な私が不思議です。慣れっこやなあ。

品質管理セミナー2日目

2004年10月29日 | 日記
 品質管理セミナーの2日目です。今日は、『食品包装フィルムの基礎』というタイトルで、私は講義を行ないました。セミナー終了の際に、参加者に書いていただいたアンケートを読んでみると、好評であったことが分かりました。食品メーカーには、意外と包装フィルムについて詳しい人材が少ないのが現状です。今回の私の講義が、フィルムの勉強のとっかかりとなれば幸いです。

品質管理セミナー1日目

2004年10月28日 | 日記
 28日・29日の2日間、仕入先対象の品質管理セミナーを開催します。今日は、私の出番は少ししかなかったです。夜、仕入先のひとたちとの懇親会に出席しました。けっこう、美味しい、いい料理を、会社のお金で食べられたので、ラッキーでした。ある仕入先の人とは、3年間ぐらい電話やメールでしかやり取りしたことがなかったのですが、今回、初めて顔をあわせることになりました。良い機会となりました。

寒くなってきた

2004年10月27日 | 日記
 寒くなってきました。今まで、家の中では、Tシャツと短パンで過ごしていたのですが、さすがに寒くなってきたので、長袖・長ズボンのジャージに切り替えました。カゼをひきそうです。ヘッキシ。

F係長の送別会

2004年10月26日 | 日記
 F係長の送別会に出席しました。めちゃくちゃ盛り上がり、大笑いしました。F係長とは、海外出張へ何回も一緒に行っているので、その思い出話を語りました。

食品メーカーの研究員の楽しみ

2004年10月25日 | 日記
 食品メーカーの研究員として働いていると、仕事時間中でも食べる機会が、よくあります。今日は、かきあげ、白身魚フライ、酢味噌あえ、焼肉を食べました。焼肉は、ちょっと塩辛かったです(笑)。おなか一杯になりました。

本日の雑談(3)

2004年10月24日 | 
小林よしのり、西部邁、飛鳥新社、東京、2004

 対談本の第3弾です。快調に巻を重ねています。対談本ということで読みやすいことと、価格が905円(税抜)と比較的抑えられていることが、原因と思われます。もちろん、この二人のファンが大勢いることが、最も大きな原因でありますが。
 第3巻の中で面白かった話題は、皇室問題についてでした。私の知らなかった話がいくつか紹介されており、勉強になりました。「粉屋の娘」「国連大使」「一族の性質の違いということではなくて、この40年のあいだに社会が変わってしまったということ」これらが、印象に残った言葉です。私は28歳です。社会の変化について、気が付くような年になりつつあります。皇室内にも変化が起きていることについて情報収集したことがなかったため、少々驚きました。

新潟県中越地震について

2004年10月24日 | 日記
 グアム旅行写真、カズヒロの結婚式写真の焼き増しなどを行ないました。実家には、グアム旅行の土産を宅急便で送りました。アパートの中が散らかっていたので、片付けも行ないました。私的な懸案事項を、いくつか終えたので、ちょっと気分がいいです。

 新潟県中越地震が23日に発生しました。新聞報道などでは、トップニュースで扱われています。かなり大規模な地震です。
 大地震に関するニュースをみると、1995年の阪神大震災を思い出します。あのときは、本当に大変でした。夜、その頃を思い出して、目頭が熱くなるときが、今でもあります。
 今回、新潟で地震が起きて、気が付いたことがあります。それは、私の心の中についてです。新潟の地震について、驚くほど興味がなく、他人事のように感じているのであります。こんなことを書くと、「なんて、心の冷たい奴」と思われるでしょう。しかし、本音なのです。自分でもイヤになりそうです。

2046

2004年10月23日 | 映画
監督:ウォン・カーウァイ、出演:トニー・レオン、木村拓哉、コン・リー、フェイ・ウォン、チャン・ツィイー、香港、2004

 「失われた愛」「真実の愛」を求める男女の物語です。物語の作り方は、正直なところ、良さが分かりませんでした。
 この映画の見所は、映像の美しさと思います。とにかく、めちゃくちゃ素敵です。シーンによっては、信じられないアングルで撮影されているのですが、それも素晴らしいです。

デビルマン

2004年10月23日 | 映画
監督:那須博之、出演:伊崎央登、伊崎右典、酒井彩名、日本、2004

 でたー!! こりゃ、私の、今年のワーストワン間違いないです。脚本、主演の双子の演技力、CG、シレーヌが少ししか出てこないなど、全てが悪く、良い点が見つかりませんでした。醜悪なのは、主人公である不動明の変身です。変身した瞬間、恐ろしいデビルマンの姿がCGで描かれるのですが、すぐにCGがなくなり、実写に戻ります。このとき、主人公はデビルマンと人間の中間形態のような姿になります。この姿の特殊メイクが、本当にショボイです。この中間形態デビルマンと、シレーヌの戦闘シーンは、テレビの特撮ものと見間違えるほどショボイです。これは、ダメでしょう。

F係長の送別会に呼ばれて光栄だった

2004年10月22日 | 日記
 F係長が10月末で退職することを知りました。F係長とは、商品の開発担当者です。私は、F係長の開発した商品の品質管理を担当しています。そのF係長が退職するというので、少し驚きました。海外メーカーからの仕入れ担当であるため、中国出張でよく同行しました。
 F係長の送別会が26日にあります。F係長の気心の知れた仲間たちが集まる会です。その送別会に、私は招待されました。
 私とF係長は、プライベートでは付き合いが全くありません。遊びに行ったことはなく、飲みに行ったこともありません。仕事の上でしか、付き合いがありませんでした。今回、送別会に参加するメンバーは、仕事だけでなくプライベートでも付き合いのあった方々ばかりのようです。所属部署などは、全く関係のない私的な集まりで、形式的な送別会とは違います。この送別会は、F係長との最初で最後の飲み会になります。
 F係長が開発担当、私が品質管理担当のため、よく意見の衝突もありました。そんな私に、お誘いの声が掛かるとは・・・。男として、これ以上、光栄なことはありません。うれしい気持ちで、胸が一杯になりました。