アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

アイアンの花台

2019年02月22日 | インテリア
オーダーいただいていたアイアンの花台です。

細めの丸棒(9mm)を使用して曲線を組み合わせてしなやかでリズミカルになるようにデザインしました。
なるべく線の数を減らしながら強度を保つことができるのはアイアンの強さがあってのことです。
ハンギングもできるようになっているのですが鉄がしなる特徴を生かして力が分散するように溶接の箇所を工夫しています。
これによって動きを感じるデザインでありながら安定させることができます。

ベースの直径は30センチなのでスペースも取らず色々な場所で楽しむことができます。


実際に植物を置いた様子ですが宙に浮いたようになり軽やかな印象です。


ハンギングをした場合には台にオブジェを置いてみたり色々な楽しみ方ができます。


アトリエにピンナップしたアイデアスケッチです。
このようにスケッチで提案させていただきます。
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ダイニングの壁面を飾る作品

2019年02月11日 | 造形作品
住空間に作品を取り入れて下さる方が増えています。

今回は、ダイニングの壁面を飾るために制作させていただいた作品です。

なまし線を素材にして制作したこの作品は軽やかでその大きさの割に威圧感もなく壁のアクセントになっています。

鉄は磨きをかけた後、熱で色を出してクリア塗装でコーティングしました。
完全な平面ではなく立体的なので壁からも浮きあがり、光の加減で影も楽しめます。

取り付け後のお写真を依頼主様よりいただきました。
大きさもイメージ通りで安心です。

暮らしの中でこの作品が愛され続けてもらえると嬉しいです。



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壁面のためのアイアン造形作品

2019年02月03日 | オブジェ
個人住宅の玄関土間壁面にアイアンの作品を制作させていただきました。
この土間空間は玄関と居間の中間に位置する用途でお客様が来られた際に靴を脱ぐことなく腰掛けてお話をしたりお茶を飲んだりでき、薪ストーブもあります。
天井高があるので見上げる位置に作品を飾りたいと思っておられたそうです。
以前私の作品展示をご覧になられて注文をいただきました。

作品は鉄のなまし線を素材にして溶接、鍛造、磨き、油焼きを施して制作しています。
作品は軽く釘一本で固定できます。
壁面から浮き上がるように立体対的な作品なので光の当たり方で影の表情も楽しめると思います。





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