アトリエから・・イメージの世界で鉄と遊ぶ/上野玄起鉄の造形スタジオ

八ヶ岳南麓、森の中、川のほとり、陽だまりの中にある小さなアトリエ。八ヶ岳の暮らしとそこから生まれた作品たちを紹介します。

ペンションのための屋外階段手すり

2018年08月31日 | 柵、門扉、アーチ
清里のペンションのために製作した階段手すりです。
メインの建物から音楽堂に向かう枕木の階段に設置しました。
ペンションのイメージに合わせて支柱をデザインしています。
雨や雪の滑りやすい時だけではなく手すりがあると安心です。
市販の屋外用の手すりもありますがデザインの選択肢の幅が狭くなるので最近では手すりの依頼が増えてきています。


枕木の階段なので微妙に高さや角度が違うのですが対応できるように仕組みを考えました。
階段の枕木を取り替えてまた角度や高さが変わっても大丈夫です。
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鉄・和紙・錆び 壁面作品

2018年08月04日 | 造形作品
鉄の作品を製作している中で錆びは素材の魅力だと感じてきました。
錆びた鉄の作品も多く製作してきましたがこの錆びをより効果的に表現してみたいという思いがありました。

今回の作品は鉄の作品に和紙を張り合わせ錆びを和紙に移す「もらい錆び」を利用しました。
長い間イメージとしては持っていましたがようやく作品になりました。
和紙の張り方も試行錯誤しましたが錆びも和紙もポイントは水の使い方でした。
作品を和紙で覆い隠していく
そこから鉄が錆びを出し顔を覗かしてくる
この感覚に魅力を感じています。



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21世紀の縄文人展2018

2018年08月03日 | 展覧会
今年も21世紀の縄文人店に出展しています。

作品を石と紐を使って「飾る」をキーワードに表現しました。


鉄・麻紐・自然石

縄文土器の文様作りにも利用されたように麻紐を何度もねじって作品を編み込むように配置して自然石を重しにして宙に浮かせています。



石や紐あるいは蔓などを巧みに使いこなしていただろう縄文人が何かを飾るとしたら・・
そんなジメージから生み出した作品です。

21世紀の縄文人展 8月26日まで 北杜市考古資料館

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