投稿記事の内容があっち行ったりこっち行ったりですが
先週行ったポンキモの後編です。
車を運転していたら分かりにくいけど、中山峠のあたりってこんなにぐにゃぐにゃなのねー。
駐車帯→山頂→駐車帯で、5.5kmくらい。
そのあとの7.5kmまでは、帰りの車の中でGPSをオフにしたので
余分な道のりがくっついています。
ひときわどっしりと風格のある枯れ木。
おそらくダケカンバだと思う。
この木が生きてるときの枝張り、すばらしかっただろうなあ。
さて、ポンキモの頂上は樹木が多くて眺望が今ひとつなので
少しだけ下ったオープンバーンに出ることにしました。
いい眺めです!
左から、尻別岳、羊蹄山、ニセコ山系
見づらいけど、尻別岳と羊蹄山の間に昆布岳のとんがりや
画像の右側だけど、おそらく積丹半島の山並みも見えました。
全方角をすっきり見渡せて大大大満足ー!♪
斜面を削ってベンチをつくり、この景色を眺めながらモグモグタイム。
最高の贅沢です!
ニセコ山系
左から、アンヌプリ、イワオヌプリ、ワイスホルン かな?
羊蹄山の曲線美、お見事です!
ポンキモから見ると高度的ににちょうど良いのでしょうね。
(調べた→羊蹄山1989m、小喜茂別岳970m。真横から見る状態です)
ずーっと見ていたい・・・名残惜しい・・・
けど、下山開始です。
尻別と羊蹄がだんだん隠れてきました。
さよなら~、また来年!
ルートが分かったので、帰りは気の向くまま寄り道放題
すごい存在感の枯れ木を発見!
ひとかかえじゃ、きかない太さでした。
ばっくり折れてます。なぜこんな裂けるような折れ方したの?
針葉樹の群れ。みんな形がきれいね。
赤白の鉄塔まで戻ってきました。
目印まで無事戻れると、ホッとします~。
高圧送電線の鉄塔って、街中だと有刺鉄線で囲まれて近づけない。
ここだと真下まで近づけます。
見上げると格好いいなー!
いや、まてよ。
自由に近づけるってことは・・・!
鉄塔の中にも入れるってことね!
子供の頃、中から見上げてみたいって思ったことを思い出した…(笑)
実は私、人工物の風景にはあまり興味がないんですが
晴天の中の鉄塔と電線はやけにかっこよく見えました。
駐車場に到着!
この日は私以外に2台来ていました。
単独と、二人組の方で、皆さん山スキーで喜茂別岳へ行ったようです。
いやいや小喜茂別岳、楽しかったわー。
登りやすいわりに絶景で良い山でした!
小喜茂別岳
通称 ポンキモ へ行ってきました。
「ポンキモ」とは、ポンっとキモイとかではありません。(笑)
「ポン」はアイヌ語で「小さい」を意味します。
おそらく、ポンキモベツというアイヌ語を意訳+当て字で、小喜茂別となったと思われます。
ま、とにかく「ポンキモ」が愛称です。
とは言っても、どれくらい認知されている愛称かは分かりませぬ。
私が勝手にそう思ってるだけかも?
深雪橋
(登山口から駐車帯方面を振り返った様子)
中山峠の道の駅を過ぎて4kmくらいで、右側に赤白の高圧送電線の鉄塔が見えます。
赤白の2本目を過ぎて「黒橋」を渡ったら、中央分離帯の切れ目からUターンするみたいに
反対車線側の駐車帯に入ります。
車をとめて中山峠方向にある登山口まで、車道を数百m歩きます。(歩道なし)
ここがこの日一番の難所!
登坂車線つきの車道で、みんな猛スピードなんですわ。
しかもカーブの連続。
トレーラーもすぐ横をゴオオオオっと通ります。かなり注意。
「深雪橋」を渡ったら中山峠に向かって左の斜面へ入ります。
ここ初めて登る山なんですが、ヤマレコなどでログを見ると
皆さん、ほとんど直線的に登っている。
私もGPSに登山口と頂上を入力して直線で結んで
あとは気ままにそれをたどれば、まあそのうち頂上へ出るだろう
って作戦です。
トレースが見えたので安心してここから山へ入ると・・・
すぐに赤白の鉄塔が見えます。
ひとまずあれが目標。
鉄塔の下まで登ると、さっそく羊蹄山が顔を出しましたー!(嬉)
今日は、青空の中の羊蹄に会いたかったのよ~。
で、GPS確認。このまま真っ直ぐね。
またちょっと登ると、今度は尻別岳も顔を出す!
また少し登ると、見えてきました。
あれが山頂かな?
かわいい形の針葉樹
またちょっと登ると、またちょっと大きく見える尻別岳
更にまたちょっと登ると、更にまたちょっと背伸びする羊蹄山
ところどころ林業用かなにかの作業道らしき部分もあって、歩きやすいのでーす。
しだいにダケカンバが増えてきました。
白い樹皮がきれい ♪
真っ白い雪原と、真っ青な空と、気持ちのよいダケカンバ林を
独り占めだー !
お! 無意根山? 喜茂別岳も見えてきました。
かっこいいダケカンバ。
この稜線を左に行くと・・・
ポンキモ 頂上です!
(木の向こうに羊蹄山)
以下は頂上からの眺め
枝の隙間から羊蹄山
流線美ね~ ♪
定山渓天狗岳かな?
尻別岳
中山峠のアンテナ群
白老方面
白老三山と室蘭岳かな?
しかし、頂上は樹木に囲まれていて
隙間からしか景色が見られないので
少し下って開けた所で昼食タイムにすることに・・・。
徳舜瞥山 その1~3まで
tarumae-yamaさんやTOMさんにいただいた写真を使わせてもらいました。
ありがとうございます!
中腹の針広混交林を抜け出し、頂上直下の急斜面に入ってきました。
だんだん林の木々がまばらになってくると同時に、斜度が増すー!(汗)
もーこの辺りにくると、5歩ごとに体力の限界~。
歩いては休み、歩いては休み、なんですわ。
急斜面なので、ちょっと登ると下界の景色の見え方がどんどん変わります。
それが楽しくて、また一休み。
また登って、しかし辛くて、また一休み。
そのうち景色を見たいのか辛いのか、どっちだか分からなくなり、また一休み。(笑)
先行するtarumae-yamaさんとTOMさん
その先に見える3人組。
果たして自分はあんな垂直(に見える)壁を登れるのか?!
これ、私。 四苦八苦
ついに! とおーーーーちゃーーく! 頂上です!
いや~大変だったけど、歩いてたら着くもんだわ~。
このすぐ右側はすぱっと切れ落ちた崖なのでご注意。
その崖に向かって動物の足跡が・・・。その動物はどうしたんだ?
山頂の向こう側に広がる絶景が、目に飛び込んできました。
支笏湖が鏡面です!
羊蹄山はちょっと雲に隠れちゃった。残念!
有珠山と右手前の洞爺湖。
その向こうは噴火湾で、海の向こうは遊楽部岳か狩場山方面かな?
振り返って支笏湖横の恵庭岳
2年前の台風で発生した土石流のあとがくっきり見えます。
記念撮影 ♪
山頂にてお弁当タイム。
のんびりしてたら雲がかかり風が出てきて、一気に寒~くなってきたので
下山開始です。
下山を出迎えてくれた、バロンちゃん。
近くの農家のワンコらしい。
登山者がちょっとでもビニール袋のシャカシャカ音を出すと
すかさず寄ってきて、匂いチェック!!
ごめん~、あげられるもの無いんだわ~。
また来年の冬に来るから、それまで元気に待っていてね。
おやつ食べ過ぎ注意!だぞ!
(与えすぎ注意!)
以前から冬の徳舜瞥山もきれいらしくていいなあと思っていたら
お誘いを受けたので、くっついて行ってきました!
徳舜瞥山の冬道コースは、前半がわりとなだらかな放牧地を通ります。
放牧地は冬は広~い雪原に変身!
その雪原が、とにかくきれいで眩しい。
雪原に立つtarumae-yamaさん
林の長ーーーーい影
白樺の縦じまと、影の横じま
この日ご一緒したのは、 ↑ 右からtarumae-yamaさん、Sさん、私と
↓ 右から TOMさん
ほとんど快晴です。すんばらしい~お天気 ♪
あ! 有珠山が見えてきました! ↑
山並みの向こうに羊蹄山もきれいに見えてます!
雲のかからない羊蹄が見えると、嬉しいですね。
羊蹄山の右下は尻別岳。親子山みたい。
(大きい方が「山」で、小さい方が「岳」って不思議)
羊蹄山をバックに。多分、有珠山を撮っているところかな?
よく踏み固まっている道を真っ直ぐ行くのみ。
雪原に木の陰がくっきり。
よく晴れると影は青くなるんです。
一直線に駆け抜けたウサギさん
えーと、無意根山かな?
見えてきました!本日目指すはあの山頂!
ていうかー、あんな急斜面登れるんか?
ていうかー、そもそもあんな遠くまでちゃんとたどり着くのか?!
もうへばっている、わたくし。(右端)
まだまだこれからの長~い道のりが、かなり不安なのでした・・・。