福島をずっと見ているTV

地元の様子がどうなのかということで漫然と見た表題の番組。

福島県出身のおじさんが、現状を淡々と追っていく番組（適当）。
他の県の出身者が見たら多分つまらないだろう。

今回は福島の人が熊本の人に何を伝えられるのかというテーマだった。
とりあえず喫茶店？で、熊本の人に伝えるメッセージを募って紙に書いて貰い、
それを集計して熊本の人に贈ろうという企画である。

最初は"カードに書いてください"というザックリした振りだったのが、
テーマを絞るなど、書く側が書きやすい工夫をすることで
ある程度まとまった数のメッセージが取れたということであった。

その中で、
　"自分が役に立たないと思わないでください
　 自分がいるだけで誰かを支えているということを知った"
という34歳女性のメッセージが取り上げられていた。

俺は、あぁ、それを知ることが出来たんだ、うらやましいな　と思った。

◇

この番組に出ている合原アナという女性がちょっと可愛く、軽く調べた。
東京出身らしいが、入社して最初の配属が福島だったため、福島で震災に遭ったとのこと。
たまたま福島に勤めたばかりに他人事と言い切れなくなった、不思議な縁。
福島から東京に出てきている俺とは逆だ。

そんな彼女は今は東京勤務に戻ったらしい。
地味だし、決して出世に役に立つ番組だとは思わないが、
彼女にもこの番組を淡々と続けて欲しい気がしている。

俺もこれから淡々とこの番組を見続けていくだろう。
どうも放送は月一らしいけど。