球形ダイスの目

90%の空想と10%の事実

眠りの楽しみを増すこと

2019-08-17 | 健康
今日はオーダーメイドの枕を購入してきた。

切っ掛けはずっと前からあって、長いこと睡眠環境に不満があった。
枕が原因かどうかまで突き止められていないにせよ、
朝起きたときにガチガチに肩が凝っていることがあったりして、
これじゃ全然睡眠の意味を成してないなぁと思うことが増えていた。
ただオーダーメイド枕を作るとなれば、それはもう高価であるために本気での検討を避けてもいた。

しかし、自分だけでなく、家族もそうらしい。
昨日も家族から枕が合ってなくて首が痛いと言われていて、
実はこれを聞いたのも一度や二度ではない。
問題点を解決せずに放置しているだけだなぁという気がしてきたため、
思い立ったかのごとくオーダーメイドの枕作りに行くことに決めたのであった。

このプロセスなどを、記録も兼ねて書いていきたい。

まず、メーカさんは近場のデパートの一角にあるPillow Standというところ。
特に前情報があったわけではなく、"オーダーメイド枕"でググって最初に出てきたことと、
Webサイトを見るに良さそうな製品であること、そして取扱店が近くにあったから選んだというくらい(すみません)。

◇ピロースタンドさん店内
店内には液晶TVがあり、そこで大谷翔平が良い眠りがどうとかずっと言っていた。
(枕専門店ではなく、寝具屋さんである。マットレス側の商品のCMが流れていた)

お店は運よく空いていたため、
今回は店員さん一名にほぼ付きっきりで対応いただいた。
但し、そのために新規・予約なしの他のお客さんが対応してもらえない様子もあったので、
予約なしで行ってもOKって程ではないと思う。運が悪いと門前払い。

・採寸
最初に、下の写真のような器具で、後頭部-首-肩 にかけての寸法を測定してもらう。
少し説明も入れてみた。


上図のように、赤い部分を背後から押し当てて、
後頭部の出っ張りや首の引っ込みなど、体のカーブを測定する。
非常にアナログな器具である。

良い枕設計の基本思想とは、
①寝ている状態の体の位置関係を、直立不動の状態と同じにすること
②頭から肩にかけて、(頭の重さという)負荷を分散させること
ということらしい。

頭が浮いたり肩が下がったりしてはいけないということ。
このバランスが崩れてしまうと、接地している部分のみに負荷が集中し、
その部分の血流が悪くなることを意味する。

究極的には写真の水色のような形の枕が出来れば
体と地面(布団)との隙間がなくなって頭の重さを分散できることになる。
この測定結果から、仰向けで寝る際の枕の高さが決定する。自分の場合、結構低かったようだ。
※後頭部が絶壁であることが影響しているかどうかは不明。

画像を撮っていないためこれ以降の情報は軽めにするが
(画像なしでは説明できないことも多い)、

残りの工程は
 ・寝返りを打った際の枕の高さを決める
  →横向きで寝た際も、仰向けと同様に一ヶ所に負荷が集中しない高さに調整する。
 ・頭に触れる部分の材質を決める
  ウレタン、パフ、樹脂パイプ、蕎麦殻、綿…etc
  →これは正解は無く、完全に使う人の好みで決める。
   ※自分の場合はウレタンが一番 "合った"。色々試してみたが。

のざっくり2工程。これらが決まれば、枕のガワに材料を充填して完成である。そんなに時間が掛かる工程ではない。
しめて約3万でした。

現物画像


帰宅して早速寝てみるが、想像以上に低い枕になっていた。
しかし肩が沈まず、少しすると馴染んできた。気持ち良い。
これまではちょっと高すぎる枕で寝ていたみたい。

今日をもって、15年以上前にドンキで購入した低反発枕さんがお役御免となった。
長いこと本当にありがとう。
今日買った枕を微調整や修理(中身の交換)をしながら、
死ぬまで使っていきたいと思う。

一生ものが一つ増えたかな?と思える、満足度の高い買い物となった。
まぁ、一晩寝てから感想を言った方がいいのかな。
コメント
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