新札ではなく診察。
半年ぶりなのに遅刻した。
寄り道していて、かえって病院にまっすぐ行けないルートをたどった上に、間違えて・・・。
教訓。「一度この道のりで行こうと決めたら、途中で意見を変えないこと」
割と私には合うんです、これが。
高級品となるお好み焼きを食べてかた行ったのが回り道の元だったが、今日はなぜか「あやまらないぞ~」と心に決めていた。
遅れて「すみません」
の一言くらい言うのが日本では礼儀であり常識だが、なんだかもうこの頃、フランスでのそれはめんどくさくて・・・・
メトロも不規則、事故で止まったり、エスカレーターが止まっていて階段をひいひい言って登ったり
切符のコントロールにあったり(これ、遅刻の元)
なんか、もう、めんどくさくなってきていて「フランス風にやってみよう」と思っていた。
走らず焦らず黙々と歩き、結果として予想ほどは大遅刻ではなかった。
まずは受付で「トダです。」
すみません、のひとことを、あえて言わずにおいた。なにも言われない。
それにいつもの先生の部屋が空いている。
最初「あら、前回みたいにお茶しに消えちゃったかしら」程度に思っていた(この間も遅刻した)が、
よく見たら名札までかかっていないので「もしやお休み?」
・・・・いつもと違う部屋だった・・・・。
センセも結局前の人の診察が長引き、帳消しで「遅刻してすみません」を言う必要性がなかった。
日本では、やらないように気をつけよう・・・・。
内容はいつものように電光石火。処方箋を書いてもらったあと、こちらが質問をたたきつける。
目が乾いているのは「おかしいから目医者へ行って」で、「シェーングレンはないから」とはっきり言われる。
ちゃんと食べられるし、血液検査にもあらわれるのだろうか?
骨密度の結果も見せた。「大丈夫です。マイナス2.5以下になったら、ナントカ症です」
「どうしたらいいでしょうか」ではなく
「じゃあカルシウムの量増やしていいですか?」
と、こちらから攻撃~~。
ほんっとにこの先生いそがしそうで・・・・。
顔が同じアジア系だから、まだ平気でいられるのかなあ。
でも本当にこの病院へ来てから安定しているし、この先生のおかげで今の薬を手に入れたのだ・・・・。
あ、ひとつだけ提案はあった。
「こわばりがあるなら基本の薬を増やしてもいいんですよ」
・・・ウーン。2週に一度のモノを一週間に一度にしたら、日本へ行けなくなりそうだ。もう少し考えよう。
最期のアホな質問。「腸の検査をしたいんですが」「男性じゃないからだいじょぶ」(そういうものなの?)
・・・
すみません、この薬、クローン病の治療に開発されたんでしたっけ!
本日は診察のみのがいしゅつ。
それなりにつかれた・・・・。
追伸
うちからの変なメールが言っていたらごめんなさい。いたずらされたようです。削除&ウイルス検査して下さいね。