【俺は好きなんだよ】第1004回は、『ソムニア -悪夢の少年-』(2016)
原題は、『BEFORE I WAKE』。
『起きる前に』。
上映時間: 97分
製作国: アメリカ
スタッフ。
監督: マイク・フラナガン
製作: トレヴァー・メイシー、サム・イングルバート、ウィリアム・D・ジョンソン
製作総指揮: デイル・ジョンソン、デヴィッド・グレートハウス、ライアン・カヴァナー、D・スコット・ランプキン、マリ・エルフマン
脚本: マイク・フラナガン、ジェフ・ハワード
撮影: マイケル・フィモナリ
プロダクションデザイン: パトリシオ・M・ファレル
衣装デザイン: リン・ファルコナー
編集: マイク・フラナガン
音楽: ザ・ニュートン・ブラザーズ
追加音楽: ダニー・エルフマン
出演。
ケイト・ボスワース (ジェシー)
トーマス・ジェーン (マーク)
ジェイコブ・トレンブレイ (コーディ)
アナベス・ギッシュ (ナタリー)
ダッシュ・ミホク (ウェラン)
物語。
愛する息子を失った妻ジェシーと夫マークは、悲しみを乗り越えようと8歳の蝶好きの孤児コーディを養子に迎えることに。
引き取った夜に、なぜかコーディは眠らないように努力していた。
ある夜、部屋のソファで微睡み始めた夫妻の目の前をたくさんの蝶が舞っていた。
『ラスベガスをぶっつぶせ』のケイトボスワース、『パニッシャー』のトーマス・ジェーン、『ルーム』の子役、ジェイコブ・トレンブレイ主演によるファンタジック・ホラー。
ダーク・ファンタジー寄りのホラー・ドラマ。
初期のホラーでは定番のジャンルだが、日本のホラーファンにはあまり好まれないジャンルでもある。
最近作でも、『シックス・センス』、『永遠のこどもたち』、『怪物はささやく』、『パンズ・ラビリンス』、『デビルズ・バックボーン』、『クリムゾン・ピーク』、『ペーパーハウス』、『アザーズ』、『シェイプス・オブ・ウォーター』、『マザーハウス 恐怖の使者』、『アウェイクニング』、『the EYE 【アイ】』とか佳作に名作も多いのだけど。
ネタバレ。
最後は、コーディが育てば、消えた人たちを戻せるということなのだろう。
精神病院に入れられた夫が子供だったからあやふやな夢だったと言っているのがその伏線。
パトリック・ネスの『怪物はささやく』にインスパイアされたんじゃないかしら。