菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

バスガス大爆発。 『弾丸特急ジェット・バス』

2013年05月14日 00時00分44秒 | 俺は好きなんだよ!
【俺は好きなんだよ】第519回は、『弾丸特急ジェット・バス』(1976)


原題は、『THE BIG BUS』。


スタッフ
監督:ジェームズ・フローリー
製作:ローレンス・J・コーエン/フレッド・フリーマン
製作総指揮:マイケル・フィリップス/ジュリア・フィリップス
脚本:フレッド・フリーマン/ローレンス・J・コーエン
撮影:ハリー・ストラドリング・Jr
音楽:デヴィッド・シャイア


出演。
ジョセフ・ボローニャ
ストッカード・チャニング
ネッド・ビーティ
ルネ・オーベルジョノワ
スチュアート・マーゴリン
ジョン・ベック
リン・レッドグレーヴ
サリー・ケラーマン
ルース・ゴードン
ホセ・ファーラー
ラリー・ハグマン
リチャード・マリガン
ボブ・ディッシー
ハロルド・グールド
リチャード・B・シャル
ハワード・ヘッセマン
メアリー・ウィルコックス
ウォルター・ブルック
ヴィク・タイバック
マーフィ・ダン


物語。
史上初の原子力バス“サイクロプス”は全長50メートル、重量75トン、定員180名の巨大なバス。
走行中に車体洗浄も出来、車内にはサロンはもちろん、ボーリング場、プールまでも装備しているというスグレもの。
だが、その処女運行は、原子力を脅威とみなす石油会社によって次々と妨害工作を受ける。
はたしてニューヨークからデンバーまで無事にたどり着けるのか! 


受賞歴。
1977年のアボリアッツ・ファンタスティック映画祭にて、観客賞を受賞。






70年代前半にブームとなったパニック映画(またはディザスター・ムービー)を徹底的にパロったコメディ作品。

“サイクロプス”の様々な設定も楽しいが、各キャラクターもオカシな人間揃い(おススメは、すぐ路肩に寄ってしま事から“ショルダース”と渾名され、窮地に陥るとすぐに気を失う副パイロットのJ・ベック)で、気楽に楽しめる事請け合い。
クライマックスでは『エアポート'75』よろしく、小型セスナがバスに衝突するスペクタクル・シーンも(セスナを操縦するのは『エアポート'75』と同じくダナ・アンドリュース)。」




『スピード』の元ネタとも言われる作品。
一応、『新幹線大爆破』もだけど。
とても、よくできたネタよね。



こういうパロディなのに、きっちりドラマであり、ジャンルものとしてもきっちりしてる作品て、最近無いよね。

笑いつつ、ちゃんとサスペンスフルなんてね。
ホラー・コメディよりも難しいのよね。
サスペンス・コメディって。
ヒッチコック・スタイルって、簡単に言うけど、スタイルは真似られても、この精神を真似られないのよね。
で、いわば、これは、その代表作。










弾丸特急ジェット・バス [VHS]
クリエーター情報なし
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