菱沼康介の、丸い卵も切りよで四角。

日々の悶々を、はらはらほろほろ。

けなす技術

2010年02月11日 00時00分36秒 | ブロぐ。
おいらは、“けなす”ということは、芸がいるものだと思っています。

いわば、攻撃ですから。
だから、反撃されるのが当然なのでしょう。

それは、言葉の武道。


もちろん、批判として、客観的に言い、相手にも受け入れられるように、なっていればいいんでしょう。

まさに、そここそ、けなす技術になると言えます。



でもね、世の中、そう気に入ることばかりでもない。
だから、相手に気に入らないことを伝えるには、それ相応の技術があってしかるべきだと思うのです。

戦いですから。
相手を殺すことになりかねない。

その戦い方を教わることは、ある意味では、現代において、武道よりも重要なのだと思うのです。

でも、それを学校では教えてくれません。
それはもしかしたら、議論ベタを生み出している原因のひとつかもしれない。


“怒る”のと“叱る”の違いが曖昧になってしまうのも、そういうことなのかもしれません。
日本語は豊穣だけど、使用されるときは曖昧さを持つだけに、ストレートな言葉は刺激が強い。


お笑いのツッコミは、まさに、強い言葉でしょう。
ツッコミの基本は、間違いを正すということ。
 

笑わせるのは、多分けなす技術としては、かなり重要。
昔から、道化師は、権力をからかうためにあり、笑い、コメディなどに批判精神はつき物でした。
そして、けなす相手をも笑わせられたら、いいんでしょうけど、なかなかそうはいきません。
笑われることでマイナスの感情がを深くなることも多いのだけど。



どうしても人は自分となたにンを比べるし、社会での上下、欠点を見てしまいがち。
言葉は相手を簡単に傷つける。
言わないで済む技術コソ、本当は必要なのでしょうけど。

そういう負や闇のコントロールをこそ、若いうちに教えないとならないと思うのよ。
ジェダイがシスになってしまわないようにさ。









 



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