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流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

入梅前は密の味:2015年6月ぶらり自炊湯治の宿ツーリングin福島・山形 Day1

2015-06-07 19:36:25 | Motorcycle/Touring

【20150605】

D1
自宅~牛久阿見IC~那珂IC~R349~R4~郡山~R49~磐梯熱海IC~K24~しゃくなげ平~R115~横向温泉下の湯瀧川屋旅館~R115~アサヒビール園福島四季の里店~水林自然林キャンプ場~K5フルーツライン~飯坂町井野目交差点~R13~板谷駅~峠駅(峠の力餅)~滑川温泉福島屋 340km

金曜から会社都合の三連休。この時期、前から言っている通り、雨さえ降らなければ暑くも無く寒くも無く、道も宿も空いていてツーリングにはベストシーズンだと思っているし、昔は夏の暑さも左程苦にならなかったが、この数年の暑さは異常でツーリングが苦行に思える程であまり出掛けたくない。だから今のうちに走っておきたいし、東北なら入梅までまだ少しは余裕があると考えて出掛ける事にした。

予報だと東北地方名は晴れ間の予報だが、時節柄安心は出来ないし、雨に降られると辛いのでキャンプではなくて最近マイブーム化してきている湯治宿に自炊で泊まりのんびりすることにし、今回は、横向温泉下の湯瀧川屋旅館、滑川温泉福島屋(6/5泊まり)、広河原温泉湯ノ沢間欠泉湯の華、小野川温泉やな川屋旅館(6/6泊まり)の4カ所の温泉を目指した。

2泊とも宿なのでトップケースと炊事道具を入れたクーラーバッグを朝焼けの空の下で積載完了、5時過ぎに出発したが、Tシャツ、トレーナー、夏用コットンジャケットでは朝方一番気温が下がる時間帯は少し寒く、合羽の上着を高速を降りるまで着ていた。

那珂ICからはR349で北上、途中道の駅でスタンプを押すが、道の駅さとみで日本一周者?発見。
道の駅で泊まるというのはこの手の旅人の話で良く聞いてはいたが、実際に寝ているのは初めて見た。ただ7時半を回り、道の駅を訪れる人も増えてきていたが、将軍様は未だお休みのご様子だった。

 

R349からR118、須賀川でR4,郡山からR49~K24母成(ぼなり)グリーンライン経由で「横向温泉下の湯瀧川屋旅館」へ。去年入浴した横向温泉中の湯旅館の時より今回のルートだと1時間程早く着いた。

客がチェックアウトし、次の客が来るまでの空いている時間帯を狙ってみた。フロントに聞くと今は誰も入浴していないので日帰り入浴(@1000)は大丈夫だという、玄関にある特徴的な大石(2/3は埋まっている)が目にはいる。掘り出せないからそのままにして宿を建ててしまったとか。
注:旅館の看板通り旅館名の記述は瀧川屋を使用している。

   

風呂は貸切状態、温め38℃位なので小1時間ほど浸かっていた。311の後、湯温が更に下がったとのことで、湯が注いている浴槽は電気で保温、その隣と手前の浴槽は温めていないので更に温度が低い。

だが、この位温いのも悪く無い、非常に体が休まる感じで気に入った。浴室の端にある小さな湯(入浴は出来ない)はホウ酸の濃度が高く目に良いとのことだった。最近目も悪いので何度も顔を洗っておいたけど効果があるかな。

   

聞いたら、食事付きは1日1組か2組の限定だが、自炊は7~8組まで受けていて、料金は2人/部屋なら4700/人、1人/部屋なら5000との事。中の湯を選ぶか、ここ瀧川屋を選ぶか、個人的にはこちらの風呂の方が気に入った。

R115に出て「アサヒビール園福島四季の里店」で焼肉ランチ@1480。最初、駐車場が良くわからず園内まで乗り入れてしまった。ラム焼肉、サラダバー、ドリンク付きで、カレーやスープも有ったが、野菜に比べて肉が少なかった。食べ放題、飲み放題も有るから隣接のキャンプ場に泊まり食事はココで済ませる手もある。

   

食事の後、その隣接の「水林自然林キャンプ場」をチェック、ここは無料。詳細はライダーズアイ参照。 

R115沿いのスーパーで夕食の食材を調達し、少し先でOdoが30千kmを示した。

K5フルーツライン経由でR13に出た。天気は良いが風が涼しくDLが示す気温は25℃位だし、保冷用の氷も確保したから食材の鮮度も心配ないだろう。

宿が推奨するアクセスルートでR13からK232に入る。R13からの入り口にある看板では滑川温泉までは10km。
奥羽本線板谷駅から峠駅、内部を見学し、別腹=デザートに「峠の力餅」@120を購入。ただ峠駅から滑川温泉方面に戻る道には途中斜め登りのV字のコーナーがあり、大型バイクでの切り替えしが厳しいかもしれない。

    

   

峠駅方面入り口から滑川温泉までは約4km、簡易舗装だが道幅が狭く対向車もあるのでサイドパニアが無い方が格段に走り易い。滑川温泉到着は1430、チェックインを済ませて風呂へ。ここに限らずだが渓流沿いの露天は夏場虻が鬱陶しくて落ち着いて入浴できないのが今の季節ならまだ被害は少ないし、朝晩なら日帰り客も少ないのでゆっくりと入浴できる。

ただ岩風呂は清掃、湯張り中、その後は女性専用時間になるということで、夕食後に行ってみたが湯がぬるく風邪でも引いては嫌なので今回は入らなかった。

 

露天の檜風呂は温度も42~43℃で丁度誰も居なかったのでのんびりと沈んで身体を温めた。

でも一番しっくりきたのは混浴内風呂でここは翌朝も入った。銀の指輪はこの通り変色(バイクのグローブを脱着しているとその内元に戻るけど、帰宅してからマザーズで磨いてしまった)

  

泊まり客が少なかった事もあったのかなかったか・・・混浴にはならなかった。夕食はカルボナーラにハムステーキをトッピング、サラダも食べたら満腹になってしまった。
料金は自炊Aで2700円、それに消費税8%と入湯税75円が加算されて合計で2991円也。

   

山奥の夜は静かに過ぎていくのだったが・・・

★ライダーズアイ 水林自然林キャンプ場

荒川の河原を開放しているキャンプ場、無料、但し予約は要。芋煮のシーズンはキャンプが不可になるという情報もあるから予約時に確認するのが良いだろう。受付は奥の管理事務所でここまではバイクの乗り入れ可能。

確認したサイトは橋の近くで車の音が気になるかもしれない、もう一つサイトが有る様だが場所が良くわからなかった。確認したサイトはあまり足場の良くない土手を越えるので荷物運びにはやや難あり、乗り入れは不可。地面は砂利と一部草地、ペグの刺さりは良くない感じ。焚火跡があちこちに残る。車場から土手を越えサイトは一段下がっているので駐車場は見えない。

   

トイレは和式簡易水洗、ペーパーあり、トイレも炊事場も清掃は行き届いているがサイトから200m位離れていて使い勝手は悪い。サイト内には水場は無い、水が近く、草も生えているので夏は虫は多そう。トイレと炊事棟の間の小路をあるくとアサヒビール園に行ける。
それらがある小路はアサヒビール園に通じていて、実際アサヒビール園でキャンプ場を聞いたら歩いて行く方が早いと言われた。
R115沿いのキャンプ地としての価値はあるかもしれないが、個人的には多分ここは選ばないと思う。

    

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