mola_circus モラを楽しむ

パナマのクナ族が着ているモラ(ブラウス)は、模様がまるで絵画のようです。いっしょにモラを楽しみませんか。

香川県立ミュージアム

2024-01-19 | 高松
高松で行った、
香川県立ミュージアムのことが途中でしたので、これを書いて終わりにします。

工芸展を見たことは書いたのですが、

こちらにある常設展示室も面白かったので紹介します。
(ちょっとかたい話で面白くないかもしれませんが)

香川といえば、
弘法大師空海と高松藩主松平家なんですよね。

今回改めてそんな思いがしました。

常設展示室1は、
「高松松平家歴史資料」 





松平家の威光はすごいものだったとは、

現在に残る、お城といい「栗林公園」や墓所からもわかりますが、

ここに、
高松藩御座船飛龍丸船内にある
お殿様の小部屋が展示されていましたが、




藩主専用の船で参勤交代等に用いられた飛龍丸


蒔絵も施された、船の中とは思えない作りにびっくりしました。
(写真を撮れなかったのは残念)

お姫様が乗る籠の豪華バージョンと思ってくださってまちがいないです。





お正月に合わせての「寿ぎの美」では、
干支の龍のデザインのものが見られました。

写真の赤い器は、讃岐漆芸ですが、

高松藩に仕えた玉楮象谷という人が確立し、
今に受け継がれています。

これは、
堆朱鼓箱の蓋面で、10代頼胤御用の
小鼓二丁を収納する箱です。

お殿様の乗る馬の鞍といい、鎧も漆芸で、
それは立派なものです。

優品の数々は紹介しきれませんが、
お殿様の生活ぶりが伺えます。



次に、空海ですが、




生まれが讃岐国です。

去年の三月、生誕の地、
善通寺に涅槃桜を見に行きましたが、







この時で、生誕1250年でした。

展示室3の展示も

複製とはいえ、曼荼羅図など、
国宝や重要文化財など見応えが有りました。


ミュージアムからは離れますが、
最後に、

墓所のある法然寺で見たものを添えます。

法然寺には松平家の資料も残されていて、





何やら龍のようなものが展示されていました。





今は頭が失われていますが、龍です。

法然寺開基松平頼重(1代)の陶像の台座だそうです。
もとは般若堂に安置されていたものが、
変遷を経て、今は台座だけがここに残っています。

ちなみに、頼重公の像は、高松城天守閣後に玉藻廟が建築された際、明治35年(1902)に法然寺から移されて、御神体として祀られているそうです。


法然寺では社務所を通して、
涅槃像も今回見せていただきました。

書院から本堂を経て長い廊下の先にある涅槃堂まで、このお正月は多くの仏像に会いました。

最後に、




讃岐お正月の味、
あんもち雑煮で〆にします。

長々とお疲れでした。

歴史に疎い者が書いたので、
わかりにくかったかと思います。






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ふくやま美術館

2024-01-16 | 高松
福山城の筋鉄御門を出て、
右手の細い道をなだらかに降っていくと、

広場に出て、







県立歴史博物館が目の前に見えました。

美術館へは、
この道を奥に進んでいきます。




ふくやま美術館です。




石のオブジェがありました。





二階からミュージアムショップを見たところです。






二階にある休憩所





椅子に腰掛けて
外にお隣のお城を眺めながら休憩できます。

開催中は、

「人物画にこめられた思い」展でした。

中国の故事人物画や、



菊池契月 <楚蓮香>

日本の歴史画など、
また、日本の物語絵、福山の風俗画など項目を追って見てきました。





これは千利休を描いたものです。


歳をとると、
見られる内になんでも見ておきたい、
という思いが強くなりました。

次に残すことは、
もしかしたら儚いものになってしまうかもしれないからです。






これは、美術館を出て撮った景色ですが、

塔がそびえる、とても目立つ建物です。
確か新幹線からも見えていましたが、

調べてみると結婚式場でした。




美術館のお手洗いからも、

何かなーと思っていたので、
これで一つ疑問も解決しました。😁


福山城から美術館へと巡って、
福山駅でご飯も食べてお土産も買って、

これからは新幹線で福山を通過しても、
私の目にはこの日の景色が甦ることでしょう。♫



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福山城

2024-01-16 | 高松
新幹線福山駅ホームから見える福山城は、
高松へ行く度に車窓から見ていましたが、

初めて間近で見ようと途中下車しました。

駅北側すぐに、
福山城へ登る階段コースがあり、

筋鉄御門につきました。





城郭の中は、天守、月見櫓、御湯殿、鐘櫓など
建物も多いのですが、

まずは天守へ、






中は博物館になっていて、
天守閣まで陳列されたものなど見ながら、
登っていきます。




天守閣にて




上から見た景色

中央あたりに見えるのが新幹線のホームです。

左手の白い建物は鏡櫓と月見櫓です。





この日、風がとても強くて、
外に出ると吹き飛ばされそうでした。









今回見たかったのはこれ、
天守北側の鉄板張りです。

鉄板張りされたお城なんて見たこともありません。






元は、大砲からの防備のために施されたもので、
全国の天守で他に類を見ないものです。

真っ白な印象が残った福山城ですが、

城は昭和20年の空襲で焼けてしまい、
41年に外観が復元されたそうです。

鉄板張りも築城400年に合わせて、
2020年から復元されたもののようです。


築城から、現存しているものは、





伏見櫓




鐘櫓


それに最初に潜った筋鉄御門だけだそうです。

国の重要文化財に指定されています。





駅北側の案内板にあった地図です。

これを見ると、
それぞれの位置関係がわかります。


お城を見た後、
ついでにふくやま美術館へも足を延ばしました。

といってもすぐお隣なんですが、

お城も見て美術館へも行けるという便利さです。

長くなるのです、
ページを改めます。
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日本伝統工芸展

2024-01-13 | 高松
第70回 日本伝統工芸展が、
香川県立ミュージアムで開催中でしたので
行ってきました。

史跡高松城近く






琴電の築港駅から、

玉藻公園のお堀をぐるりと回って行きます。






なかなか良い散歩道です。

駅から800Mで目的地です。




香川県立ミュージアムです。

会場は、








木版摺更紗着物「蒼晶」鈴田清人




截金硝子器「雪降り積みて」山本 茜




蒔絵箱「木浅日の熊谷草」鬼平慶司



銀黄銅草虫文透彫蓋物 井尾建ニ




いずれも素晴らしい作品揃いでした。




ミュージアムは、

他にも見所満載でしたので
後日に続きます。












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高松市美術館

2024-01-12 | 高松
そういえば今まで、
高松で美術館へ行くということがなかったと気づき、高松市美術館へ行くことにしました。

街中にある美術館なので、
いつも使っている琴電一本で行けます。

アーケードのある商店街からはすぐの所、
利便性はとてもいいです。





書店の奥のビルが美術館でした。




街中のビルです。





一階、エントランス

右手にミュージアムショップとカフェがあります。




ショップのテーブルで一休み


企画展はなかったのですが、
一階のコレクション展を見てきました。

県外からと伝えたのですが、
それは関係なく65歳以上は無料でした。



高松は漆芸のまちとして知られていますが、





コレクション展は、



「100の香合 こんまい世界」で、




手の平に乗るほどの小さな工芸品です。







二階へスロープで行くと、

子どもアートスペースがありました。








この不思議オブジェは、椅子になっています。




子どもたち、これで遊ぶでしょうね。




お母さんと子どもさんがいました。

小さい時から美術館が身近なのは、
とてもいいことだと思います。

二階通路に、

美術館35周年展覧会ポスター展
「あの日の市美いまここに」と題して、

過去の展覧会の中から、24点のポスターが
貼られていました。





私はこれ☝️ を選びました。

1988年に現在の場所に移転とありますので、
このポスターは美術館の初期を見てきたことになります。


☕️🍰


おやつは



「三びきの子ぶた」の

ベリーベリーショートケーキとコーヒーで
大満足で帰ってきました。









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