つづりかた

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日々の事・トルコのお菓子・前編

2012年07月06日 | 日々の事
K先生がトルコ出張からご帰還。
本日早朝、成田空港へ着陸し、そのまま会社へ移動、
なだれ込むように仕事に突入、という驚異的なタフさを知らしめつつ。

お土産話とお土産を沢山。
曰く、「トルコは美しかった・・・。」。

写真を見せて頂いたら、どこも映画のワンシーンのよう。
ペルシャとローマの美意識が混じり合い、
渾然一体となって調和するモスクとか。
透明化された青い空とか、
目映いばかりにそそぐ光と、共存する影の濃さとか。


「あと、女性が美しい。見渡す限り美人の海。」
ほんとに?と思わずつっこむと、
彼らは、征服の歴史をもってるからね、と軽くお受けになった。
K先生の持論では、色々な民族の血が混じれば混じるほど
洗練された容姿になるのではないか、
どの子もスタイルも顔も抜群だった、とのお話。
自他共に認める面食いのK先生がここまでおっしゃるとなれば、
一目拝んでみたくなる。

お土産は「ロクム」というお菓子。
ナッツをシロップとデンプンで固め、粉砂糖を振りかけたもの。
かなり甘い。が、旨い。
(↓ロクム。画像はwikiより転写。)


モチモチした食感とナッツの香ばしさ。たまらない。
あまりにも好きな味で、通販していたら引こうかと思うほど。

しかし、どこかで似たような味のお菓子を口にした事が
あるような気がするのだが・・・。
どうしても思い出せない。
ボンタンアメか、もしくはキャラメルか。
そのどちらとも似ていて、違うような。
どうにもモヤモヤして釈然としない。

ところが、この記事を書く為、
wikiでロクムについて調べているとこんな一文に出会った。
「-食感は柔らかく弾力があり、日本のゆべしに似ている。」

・・・そう、ゆべしだ!胡桃の入ったゆべし!!
落雷のごとき勢いでモヤモヤが腑に落ちた。

食感といい、味といい、
目隠しで口にしたら、どちらがどちらか判別つくまい。
そのぐらい二つは似通っている。
というか、そのものなのである

ロクムがシルクロードを経て
日本のゆべしになったとしたら、ロマンあるよな、
などと思いつつ。